プログラム活動

arts program
アートプログラム/コンサート

過去のアートプログラム/コンサートはこちら(2005年度以前)


■IHJアーティスト・フォーラム■
建築の周辺で
ロバート・ハッチソンが語る建築とアートの境界線上にある作品

2010年10月7日(木) 7:00 pm 国際文化会館 講堂
■入場:無料(要予約)
■言語:英語・日本語
■共催:日米友好基金

robert

ロバート・ハッチソンは建築家でワシントンのシアトルにあるハッチソン&モールの代表者です。ハッチソンは現在日米友好基金の「日米芸術家交換プログラム」で5カ月間日本に滞在しています。滞在中は、建築とアートの双方の領域を横断する建築家やアーティストをリサーチしています。このプロジェクトは将来的には、インタビューや写真や映像にフォーカスした彼自身の「周辺プロジェクト」を含める形で、出版される予定です。

ハッチソンは建築の範疇からは逸脱した建築家の作品に強い関心をもっています。彼の建築事務所、ハッチソン&モールでは、これまで建築作品としては周辺的なプロジェクトをたくさん行ってきました。今回のアーティスト・フォーラムでは、彼の事務所での仕事の概観をお見せします。また、日本での滞在期間に進行中の日本人建築家やアーティスト達のリサーチの概要もお話しいたします。

 
■お申し込み:企画部(アートプログラム)までお電話(平日9時〜5時)かEメールでお申し込みください。
tel: 03-3470-3211
email
 
hole artisan ise
Hole House #1, 2004
Project executed by Hutchison & Maul Architecture
Artisan Barn Grain Silo Interior
Uniontown, Washington
Photograph by Robert Hutchison

Japan Fluorescent Light Pole Series
Ise-shi, 2010
Photograph by Robert Hutchison

 


■IHJアーティスト・フォーラム■

大量のカラス
ジョン・ハプタス&クリスティン・サミュエルソン

2010年7月9日(金) 7:00 pm 国際文化会館 講堂
■入場:無料
■言語:英語/日本語(逐次通訳つき)
■共催:日米友好基金

Haptas 「日米芸術家交換プログラム」で来日中のジョン・ハプタスとクリスティン・サミュエルソンは、共同でドキュメンタリー・エッセイを撮影している映画監督です。前回日本を訪れた際、東京の都市環境の中で多くのカラスが生息していることに感銘を受けました。調査を続けるうちに、カラスと人が東京で共生する姿は、日本の社会のことや我々自身について多くを教えてくれることに気付きました。今回のフォーラムでは、これまでの作品や現在制作中の作品の一部を上映しながら、このドキュメンタリー・エッセイのコンセプトをお話しします。『大量のカラス(An Abundance of Crows)』には仏教の僧侶から鳥類学者、ホームレス・アクティビストまで、様々な人々へのインタビューが盛り込まれています。

ジョン・ハプタス & クリスティン・サミュエルソン: サンダンス、サンフランシスコ、ロンドン、リオ、ベオグラード、インド、ドイツ、韓国など、世界中の映像祭で作品が上映され、受賞も多い。また公共放送サービス(PBS)やケーブルテレビ、ニューヨークMOMAでの放送もある。
Samuelson
■お申し込み:企画部(アートプログラム)までお電話(平日9時〜5時)かEメールでお申し込みください。
tel: 03-3470-3211
email
crow

 


■IHJアーティスト・フォーラム■
音楽のあるコトバ
―二人のアメリカ人詩人による朗読会と尺八の演奏

2010年5月17日(月)7:00 pm   国際文化会館 図書室
■出演:サム・ハミル、リザ・ローヴィッツ、クリストファー遙盟(尺八)
■会費:無料(要予約)
■用語:英語・日本語(作品の朗読は英語のみ。原文テキストを配布)
■主催:財団法人国際文化会館、共催:日米友好基金

詩人サム・ハミル氏はアメリカ西部育ちですが、その世界観は、中国や日本の古典的な詩人の影響を受けています。氏の詩はその二つの伝統を汲み、仙人のような謙遜と畏敬の念を表現しています。その際立った文体は精錬され、音楽性にあふれています。ハミル氏は1988年に「日米芸術家交換プログラム」で初めて来日して以来、この22年の間に、アメリカの詩の世界において大きな影響力を持つようになりました。
 10年以上日本に住んでいるアメリカ人詩人で、作家のリザ・ローヴィッツ氏の詩は、抒情豊かで、しばしば驚くほど赤裸々です。彼女の詩には長年のヨガと禅の研究が反映され、その言葉は開かれた心で人として生きることの意味を問いかけています。また、ローヴィッツ氏が共訳した作品は、個人的な目線から日米関係を洞察しているものが多く、例えば、文学や芸術、社会における変わりゆく日本女性の役割、あるいは戦争の影響と現代日本における和解への願望などです。
 38年間日本に住み、邦楽と日本の「音」を追求してきた尺八奏者クリストファー遙盟は、今回二人の詩人を「伴奏」します。詩人、ダンサーや画家、他の音楽家たちとコラボレーションの経験豊富な彼の今回の役割は、音楽を投げかけ、朗読された「コトバ」から音楽を引き出すことです。
 この三人のアーティストと共に、音楽へと向かう詩の朗読をお楽しみください。


Sam Hamill

Leza Lowitz

 


■IHJアーティスト・フォーラム■
動く音:文化の糸をつなぐ
―ジェーン・リグラーと仲間たちによるコンサート―

2010年4月6日(火)7:00 pm   国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
■出演:ジェーン・リグラー(フルート)、水嶋一江・篠原元子・KIKU(ストリングラフィ)、 石川高(笙)、中村仁美(篳篥)
■会費:無料(要予約)
■用語:日本語・英語
■主催:財団法人国際文化会館、共催:日米友好基金

フルート奏者で作曲家のリグラー氏は、昨年11月に日米友好基金と全米芸術基金共催の「日米芸術家交換プログラム」で来日し、能や合気道、仏教を学び、日本の伝統的な音や動き、精神世界について理解を深めています。今回のコンサートでは、“ストリングラフィ”という絹糸を空間に張りめぐらすアンサンブルや二人の雅楽奏者と構成即興し、時間と空間の絶妙な関係を探求します。観客は舞台空間を注意深く歩くことができますが、正確にゆっくりと歩けば、その動きを通して自分だけの音の空間を体験できるかもしれません。

jane
Jane Rigler

mizushima
水嶋一江

ishikawa
石川高

nakamura
中村仁美



■IHJ伝統文化シリーズ Vol.8■
日本列島が歌う:民謡の夕べ


高橋裕次郎

日本には北海道から沖縄まで、全国津々浦々に豊饒な民謡の伝統が伝えられています。古来より、これらの音楽は人々の生活に密接に結びつき、毎日の生活や労働、神とのつながり、自然への思い、親子や夫婦なおどの人間関係を語り継いできました。 独唱の形式をとるものもあれば、エネルギッシュな三味線、尺八または太鼓の伴奏がつくものもあります。

民謡は、元々は共同体の共通体験の一部として、地元住民によって伝承されてきましたが、古い伝統と生活様式が消えつつある現在では、プロの民謡歌手や保存グループによって守られています。

今回のコンサートでは、民謡と津軽三味線の名手である、高橋祐次郎率いる日本を代表する民謡歌手たちが、各地の民謡を披露いたします。

2010年3月26日(金) 7:00 pm 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
■出演:高橋祐次郎(津軽三味線)、佃一生(尺八)、成田武士(歌)、須藤圭子(歌)、高橋祐貴恵(太鼓)、他
■演目:『津軽じょんがら節』、『江差追分』、『八木節』、『安里屋ユンタ』他
■会費:3,500円(国際文化会館会員・外国人・学生:3,000円)
■用語:日本語・英語

tsukuda
佃一生
narita
成田武士
sudo
須藤圭子
takahashiyukie
高橋祐貴恵

 


■アーティスト・フォーラム■
「場」の感覚を創りだす
ミシェル・コン

2010年1月29日(金)7:00 pm  国際文化会館 講堂
■入場無料
■ 使用言語:英語・日本語

「場」の概念には、人間の尺度がつねに作用しており、それが「場」を単なる景観や空間と区別しています。後者は物理的な世界との出会いと言えますが、「場」の感覚は、繰り返される出会いや、複雑な関連、関係によってもたらされる思い出や愛着を通して構成されます。 経験的な文脈で言えば、「場」は起源であり、人間関係や出自、帰属意識を構築します。私たちは居場所を変えたり、移動したりしますが、結局は「場」の感覚を探し求めるのです。

現在『日米芸術家交換プログラム』で来日中のヴィジュアル・アーティスト、ミシェル・コンは、日本の神社仏閣や庭園、建築を伝統と現代の両面からリサーチしています。今回のフォーラムでは、過去の大規模な彫刻作品から、「場」と呼応する一時的な野外作品への変遷をたどり、最後に最新のビデオ作品を紹介します。



Quicksilver 2009

Tessella 2007

Reticula 2006

Escape 2007


■IHJ アーティスト・フォーラム■
危機言語が紡ぐ音楽性:言葉から創る音楽

kevin

「日米芸術家交換プログラム」で来日中の作曲家ケヴィン・ジェイムズ氏が、現在取り組んでいる言語プロジェクトより、3作品の途中経過をご紹介いたします。このプロジェクトでジェイムズ氏は、危機に瀕した世界の言語の、最後の話者たちの声を採録し、楽器の生演奏との相互作用をみせています。また調性やリズム、音調、アーティキュレーション、観客と演奏の関係性に対する新しいアプローチを探究しています。今回のアーティスト・フォーラムでは、このプロジェクトに至ったインスピレーションや、それぞれの作品の創作過程などについてもお話しいただきます。なお、ご紹介する3作品では、アメリカ先住民族のキリュート(Quileute)語、オーストラリアのアボリジニのダラボン(Dalabon)語、日本の先住民族のアイヌ語が取り上げられています。

 

 

2009年12月11日(金)7:00 pm (開場 6:30 pm) 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール 
*会場が講堂から変更になりました。恐れいりますが、ご注意ください。
■講師:ケヴィン・ジェイムズ
■出演:ケヴィン・ジェイムズ(トロンボーン、ジディリドゥ)、ジェイン・リグラー(フルート、日米芸術家交換プログラム・フェロー)、マルコス・フェルナンデス(パーカッション)、mori-shige (チェロ)、他
■参加費:無料(要予約)
■言語:英語、日本語
■共催:日米友好基金

■お申し込み:企画部(アートプログラム)までお電話(平日9時〜5時)かEメールでお申し込みください。
tel: 03-3470-3211
email



IHJ伝統文化シリーズF ワークショップ・コンサート
能の謡と仕舞
:幽玄の世界を垣間見る 

2009年10月23日(金)7:00 pm 岩崎小彌太記念ホール
■出演:リチャード・エマート(武蔵野大学教授)、松井彬(喜多流能楽師)、釜三夫(大鼓)、ジェームズ・ファーナー(小鼓)、滝沢成実(能管)
■会費:3,500円(会員・外国人・学生:3,000円)
■用語:日本語・英語

英語能や外国人のための能楽教育などに意欲的に取り組み、能の国際的な普及に多大な貢献をしている、アメリカ人能楽研究者の第一人者で喜多流仕舞教士のリチャード・エマート氏と、喜多流能楽師の松井彬氏のお二人を招き、お囃子、仕舞、謡、能面、および作品の構造的な成り立ちなど、能楽を多様な角度から理解するワークショップ・コンサートを開催いたします。さまざまな作品から仕舞や作品の抜粋を披露し、能楽における基本的な音楽パターンも、実践を交えて解説していただきます。

■IHJ伝統文化シリーズとは■
本シリーズは英語と日本語のわかりやすい解説を交えて、外国人と普段邦楽に触れる機会の少ない日本人にむけて、一流の演奏家を招いて日本の伝統音楽のコンサートを紹介するシリーズです。

■出演者プロフィール■

Ric Emmert リチャード・エマート
1973年より能の実技を学び始める。仕舞や謡、楽器の演奏など、能楽における表現のあらゆる局面を学び、喜多流仕舞教士免許を取得。能についての著述は、日本語と英語の双方で多数ある。また、武蔵野大学ではアジア演劇と音楽を教えている。英語で能を上演するシアター能楽の創立者および、ディレクターであり、12月には、ロンドン、オックスフォード、ダブリン、パリで新作英語能『PAGODA』を上演する予定である。2003年には、クアラルンプールのテアトル・カタヤで、アジアの伝統芸能のパフォーマー達が出演する『Siddhartha』を演出した。

Matsui Akira
ペンシルバニア州ブルームズバーグでの夏期集中能トレーニング・プロジェクトにて

松井彬
喜多流能楽師。1946年和歌山県生まれ。7歳で能の稽古を始める。約25年間、海外に能を紹介する活動を続けている。インド、オーストラリア、ドイツ、英国など様々な国で、俳優をめざす学生に能を指導してきた。また米国とカナダでは大学や劇場で、能のマスタークラスも教えている。松井は確固とした伝統の基礎にもとづき、様々な文化の融合を試みている。京都ではNOHO(能法)劇団によるシャイクスピア、イエーツ、ベケット作品に参加し、『羅生門』や『芳一』の脚色も担当している。また、アメリカ人能楽研究者のリチャード・エマートとともに『聖フランシス』、『鷹の井』、『エライザ』などを創作した。最近では演劇人類学を提唱する著名な演出家、ユージェニオ・バルバによる大規模なコラボレーション・プロジェクトである『Ur-Hamlet』に参加し、デンマークのハムレット城で演じた。1998年には、日本政府より重要無形文化財総合保持者に認定されている。

 



■IHJ アーティスト・フォーラム■ 
移動する作家:パトリシア・チャオによる『New World』のリーディングとトーク

patricia

現在、「日米芸術家交換プログラム」で来日中の米国人作家、パトリシア・チャオが自作品のリーディングを行います。パトリシアは、日本人の祖母をモデルにした小説『New World(新世界)』執筆のために日本に滞在中です。今回のリーディングでは、その新作からの抜粋を朗読します。また同プログラム」で来日し、先月、登山中に遭難したクレイグ・アーノルドの近作から、いくつかの詩を朗読いたします。

『New World(新世界)』あらすじ:サマンサ・サカモト・スタインは母の死後、母の書類の中からシシ・ダ・プライアというブラジル人から届いた、血縁の証拠を示す奇妙な手紙を発見した。シシに会うために、サマンサはニューヨークからサンパウロまで旅行するが、そこで8年前に起こったシシの母親の失踪というもう一つの謎に遭遇する。シシとサマンサは協力して謎を追うが、しだいに二つの謎が互いに絡み合っていることに気付く。謎を追って二人は東京、そしてある田舎町にたどりつく。


2009年 6月24日(水)
(開場6:45 pm) 国際文化会館 図書室
■会費:無料
■用語:日本語・英語(作品の朗読は英語で行い、原文テキストも配布いたします。質疑応答には日本語逐次通訳がつきます。)
■共催:日米友好基金



IHJ アーティスト・フォーラム 
ミシェル・クワコー、レイナ・マリカ・パパチによるワークインプログレス公演
“She Never Saw Me Dance” and  “What Stays Shall Stay”

Michel and Leyna

「日米芸術家交換プログラム」で来日中のミシェル・クワコーとレイナ・マリカ・パパチが滞在期間に作成した作品の途中経過を披露します。日本文化との出会いによる芸術家の試行錯誤をうかがい知るよい機会です。ぜひご参加ください。

クワコーは自身の母に捧げたソロ作品「She Never Saw Me Dance」を踊ります。クワコーは舞踏と舞踏の背後にある考え方に大きく影響を受け、これまでとは全く違う振り付けの方向性を見いだしました。

レイナ・マリカ・パパチは数編からなる短い詩と音楽を、京都で活躍するダンサーの伴戸チカコとともに発表します。パパチには半分日本人の血が流れていますが、今回の作品には家族や家族の歴史、日本の文化のいかなる局面が、自分自身を造形しているのか、という彼女の日本滞在中のテーマが盛り込まれています。


2009年3月31日(火)
 7:00 pm 講堂
■会費:無料
■用語:日本語・英語

 



IHJ伝統文化シリーズE/IHJ アーティスト・フォーラム 
一音成仏:尺八の世界

yamamoto hozan

2009年2月24日(火)7:00 pm 岩崎小彌太記念ホール
■出演:山本邦山(人間国宝)、山本真山、善養寺恵介、
■出演:エリザベス・ブラウン(JUSFCフェロー)、
■出演:クリストファー・遙盟
■演目:「呼竹・受竹」、「鶴の巣籠」、「巣鶴鈴慕」、尺八二重奏「竹」、「『アイル・ロイヤル』より尺八二重奏」
■会費:3,500円(会員・外国人・学生:3,000円)
■用語:日本語・英語
■助成: 全日本社会貢献団体機構(記録保存プロジェクト)
■後援: 財団法人日本伝統文化振興財団

第6回目を迎える伝統文化シリーズでは、海外でも根強い人気を誇る尺八をとりあげ、その歴史的な側面や楽器としての魅力をご紹介いたします。尺八はシンプルな構造の楽器ですが、その音楽性は多様かつ複雑です。禅の瞑想音楽にはじまり、自然を表現した標題音楽、ジャンルを横断した作品、前衛的な現代音楽まで、さまざまな場面で強い存在感を示しています。

今回のコンサートでは、人間国宝の山本邦山師とご子息の山本真山氏、虚無僧尺八の若手第一人者、善養寺恵介氏、日米芸術家交換プログラムで来日中のエリザベス・ブラウン氏、当会館芸術監督のクリストファー・遙盟他の出演で、悟りの境地をうながす古典本曲や江戸時代に流行した尺八音楽、山本師とブラウン氏作曲の現代曲などもご紹介いたします。

elizabeth brown

■IHJ伝統文化シリーズとは■
本シリーズは英語と日本語のわかりやすい解説を交えて、外国人と普段邦楽に触れる機会の少ない日本人にむけて、一流の演奏家を招いて日本の伝統音楽のコンサートを紹介するシリーズです。


IHJアーティスト・フォーラム

20世紀初頭のピアノ曲: ベネット・ラーナー コンサート

lerner ニューヨークでピアノを学び、長年演奏活動を行った後、1991年にタイへ基盤を移し、現在はチェンマイ市のパヤップ大学で教鞭をとりながら、国際的に活躍するアメリカ人ピアニスト、ベネット・ラーナーが、1918年製のスタインウェイ・ピアノで、同時代に作曲された音楽を演奏します。フォーレやドビュッシー、プーランク、チェレプニン、そしてアメリカの作曲家、アーロン・コープランドやサミュエル・バーバー、バージル・トムソン、チャールズ・アイヴズ、作家としても著名なポール・ボウルズ、また日本人作曲家、橋本國彦と成田為三の作品も演奏いたします。ラーナー氏は晩年のコープランドの親友でした。今回のコンサートでは、この巨匠の逸話もご紹介いただきます。また共演者として声楽家のきむらみか氏とピアニストの小野綾子氏を迎えます。

2008年10月8日(水) 7:00 pm 岩崎小彌太記念ホール
■曲目: チェレプニン「ソナタロマンティック」(1918)、プーランク「ピアノ連弾ソナタ」、ドビュッシー 「子供の領分」(1908)、ポール・ボウルズ「六つのラテン舞曲」(1930’s)、橋本國彦「斑猫」(1928)、成田為三「浜辺の歌」(1918)他
■会費: ¥3,000(会員・学生: ¥2,500)  
■用語:日本語・英語
■後援: 在日米国大使館



IHJ伝統文化シリーズD 
琵琶音楽:中世の心を語り尽くす

上原まり

中国から伝来した琵琶は、古来より日本人の魂に響く楽器として親しまれています。精神を呼び覚まし、悪霊を鎮め、戦いを語り、武士道精神を浸透させ、愛の物語を語るために奏でられてきた琵琶ですが、近年では現代音楽でも用いられるようになりました。今回のコンサートでは筑前琵琶と薩摩琵琶をとりあげ、英語と日本語での解説を交えてご紹介します。

演奏には筑前琵琶の第一人者である上原まりさんと、現代曲への取り組みや作曲など、独自の活動を続ける薩摩琵琶の塩高和之さんをお迎えいたします。

2008年10月2日(木)7:00 pm 岩崎小彌太記念ホール 
■出演: 上原まり(筑前琵琶)、塩高和之(薩摩琵琶)
■演目:筑前琵琶:「祇園精舎」「敦盛最期」「古刹幻想」
■演目:薩摩琵琶: 「祇園精舎」「壇ノ浦」「まろばし」
■会費: 3,500円 (会員・外国人・学生: 3,000円)
■用語: 日本語・英語
■助成: 全日本社会貢献団体機構(記録保存プロジェクト)
■後援: 財団法人日本伝統文化振興財団

 

塩高

IHJ アーティスト・フォーラム■
美・欲望そして消費 現代日本、伝統と西洋との関係

cakes 写真家ジョセフ・マイダは、昨年12月に日米芸術家交換プログラムで来日し、約6カ月の間、各地で日本の日常生活にみられる、物質社会の展望と魅惑を撮影してきました。これまでも資本主義者の欲望を主題にした作品を手掛けてきたマイダですが、最新の作品では、東京をはじめ、横浜、大阪、京都、福岡、札幌などの主要都市における日常的な消費を間近にとらえながら、既存の社会や伝統の深層にまで及ぶグローバル化の視覚的な、そして心理的な影響を洞察しています。今回のアーティスト・フォーラムでは、滞在中に撮影された最新作を含む現在までの主要な作品を軸に、写真をプロジェクターで紹介しながら議論いたします。
Cakes, 2006 from Dreamy American Life  

 

 

 

 

 

 

 




2008 年 7月15日(火)7:00 pm 講堂
■会費:無料   
■用語:英語、日本語
■後援:日米友好基金

concert Concert, 2008

orchid Orchids, 2008

bicycle2008Bicycles, 2008

commute2008 Commute, 2008


IHJ アーティスト・フォーラム■
「邦楽の響き、洋楽の構造」
ドナルド・ウォマックの音楽、演奏とトーク

Donal Womack

ドナルド・ウォマックの作曲は世界中で知られています。主な作品に交響曲やバイオリン・コンチェルト、また最近演奏されたホノルル交響楽団の委嘱による、『箏と尺八と交響楽団のためのコンチェルト』(愛媛丸の沈没者へのレクイエム)があります。1994年よりハワイ大学の音楽学部で教鞭をとり、音楽理論と作曲法を教えていますが、現在はフルブライト奨学金により一年間日本に滞在しながら和楽器演奏グループ、オーラJとのコラボレーションを行っています。ウォマック氏は、日本の伝統的な楽器には独特な音色があり、和楽器を用いればユニークで新しい様々な試みが可能だといいます。今回のアーティスト・フォーラムでは、世界初演のものも含めて、彼のさまざまな作品を演奏、本人によるトークも交えて上演いたします。

■日時:2008年5月26日(月) 7:00 pm
■会場:岩崎小彌太記念ホール
■出演:イグナス・ヤン(バイオリン)、トーマス・ローゼンクランツ(ピアノ)、アンナ・ウォマック(ビオラ)、木村玲子(21絃筝)、坂田誠山(尺八)、野澤徹也(三味線)
■会費:無料(要予約)
■用語:英語、日本語
■助成:日米友好基金、駐日米国大使館


IHJ伝統音楽コンサートシリーズC 
江戸里神楽:民を楽しませる音楽と踊り

神楽は日本古来から伝承されてきた民俗芸能のひとつで、日本の神話や伝説を庶民に伝える仮面劇として、にぎやかなお囃子とともに祭礼や祝典の場で上演されてきました。代表的な獅子舞はお正月の風物詩として誰もが知っていますが、生で体験する機会は年々少なくなってきています。今回のコンサートシリーズでは、神楽の中でも大衆のセンスを濃厚に伝えるものとして高く評価されている、江戸里神楽土師流の家元、松本源之助さんをお招きし、英語と日本語による解説を交えて、その起源や特徴を詳しく紹介します。

■日時: 2008年2月13日(水) 7:00 pm
■会場: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
■会費: 3,500円、3,000円(会員・学生・外国人)
■用語: 日本語・英語
■出演: 松本源之助(江戸里神楽土師流四代目家元) 他

satokagura

松本源之助プロフィール:
江戸里神楽土師流4代目家元。大正十三年(1924年)東京・日暮里生まれ。七才より、父(三代目)源之助について江戸里神楽を学ぶ。終戦後、米軍アーニパイル劇団(現・東京宝塚劇場)に入り、米軍に日本の神楽を紹介する。傍ら、お神楽学校を設立し、後継者を育成。生徒の中には外国人や演劇人が多数いる。伝統芸の継承のみならず、現代音楽、演劇とのジョイントを図る試みを次々と発表。国内外で活躍している。昭和五十一年・五十八年と二度の芸術祭優秀賞受賞、五十九年芸術祭大衆芸能部門大賞受賞。平成二年芸術選奨文部大臣賞受賞。十五年勲四等瑞宝章受賞。全日本郷土芸能協会常任理事、民俗芸能研究会会長。平成7(1995)年には国の重要無形民俗文化財に指定された。

 


IHJアーティスト・フォーラム
ブレンダ・アオキ "Uncle Gunjiro’s Girlfriend"&トニー・ドゥスーザ "Whiteman"

brenda tony

■日時:2007年10月26日(金)7:00 pm
■会場:国際文化会館講堂
■言語:英語(通訳あり)
■入場無料
■共催:駐日米国大使館

現在「日米芸術家交換プログラム」で来日中のブレンダ・青木とトニー・ドゥスーザが、自作品の抜粋上演とリーディングを行います。

gunjiro

ストーリー・テラー、脚本家、パフォーマー、作家、録音アーティストとして活躍しているブレンダと、彼女の夫でジャズベーシスト、雅楽の研究家、作曲家であるマーク・イズがブレンダの近作『Uncle Gunjiro’s Girlfriend(グンジロウ叔父さんの彼女)』を上演します。

日本人と白人の結婚がまだ禁じられていた1909年当時、ブレンダの大叔父グンジロウはサンフランシスコのグレイス大聖堂の助祭長の娘であるヘレン・グラディス・エメリーと恋におちます。彼らの婚約発表は、一般大衆の憤激と、激しいメディア合戦をまねき、新聞には「黄禍」の文字が躍る大スキャンダルとなりました。結局エメリーは市民権をはく奪されてしまいます。今回のプログラムでは、当時の写真資料を交えつつ、フルバージョンより抜粋して上演いたします。この作品はオーストラリアのアデレード国際芸術祭と全米で上演されています。

whiteman

トニーは最近刊行され華々しいデビュー作となった"Whiteman" を朗読。西アフリカにリリーフ・ワーカーとして渡ったアメリカ人ジャックと、現地での彼の保護者ママドゥは、血なまぐさい派閥の対立やワイルドなアフリカの生活を体験し、偏見は人種を問わず存在すること、真のヒロイズムは思いがけないところにあることを知ります。
加えてトニーは、現在北海道根室市でアイヌ文化を研究している彼の日常をつづった日記も紹介します。

彼の二作目の小説『The Konkans』は来年2月に発売予定です。

 


IHJ伝統文化シリーズ
聞香 ―静けさの中で香を聞く

香道の世界では、香を嗅ぐといわず聞くといいます。聞香とは、感性を研ぎ澄まし、香木の香りを無心になって深く味わうことです。このワークショップでは、日本における香の歴史についてのレクチャーの後に、伽羅など三種類の香木の香りを聞きます。瞑想するように聞香に集中することで、香気と一体になり、時空を超えた世界を旅しましょう。精神の解放とともに、自然の叡智への感謝の気持ちも生まれます。

Mon-koh

2007年10月23日(火)
@2:30-4:30 pm A6:30-8:30 pm
(各回とも内容は同じです。)

■ファシリテーター: 渡辺えり代 
■会 場: セミナー室 D
■会 費: 各回5,000円 (会員4,000円)
■言 語: 日本語/英語
■定 員: 各回12名 (先着順) 

 

Watanabe Eriyo渡辺えり代 (www.arts-wellness.com) Center for Arts and Wellness代表。芸術療法ファシリテーター。米国レスリー大学大学院修了。日本の伝統文化と東洋の精神性を取り入れた、芸術療法のワークショップを行っている。

 


 


ブルガリアン・ヴォイス コンサート
カルテット スラヴェイ

ブルガリアは歴史的には東西文明の十字路にあたり、様々な民族の出会いによって、西ヨーロッパには見られない多様な民族文化が育まれてきました。なかでもその女声コーラスは独特のリズムや旋律、歌唱法で、西洋音楽の概念では測りきれないミステリアスな響きやハーモニーをもっています。今回お招きする「スラヴェイ」は、日本の人間国宝にあたる「スタラ・プラニナ」保持者のナトゥカ・カラジョヴァや、現在ヨーロッパで最も低い声をもつ女性歌手といわれるマリアナ・パヴロヴァなど四名の歌手を擁する超ベテラン・実力派のコーラス・グループです。国際文化会館でのコンサートでは、その歌唱法の秘密や曲目など、ブルガリアの音楽文化にまつわる解説も交えて、クリスタル・ヴォイスの魅力にせまります。

slavey

■ 日 時: 2007年9月18日(火)7:00 pm  
■ 会 場: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
■ 会 費: 3,500円 
(国際文化会館会員・学生 2,500円)
■ 用 語: 日本語・英語・ブルガリア語
■ 主 催: 国際文化会館・舞藝舎    
■ 後 援: 駐日ブルガリア共和国大使館

■ 出 演: カルテット「スラヴェイ」
(コーラス:ナトゥカ・カラジョヴァ、スヴェトラ・カラジョヴァ、リリャーナ・ガレフスカ、マリアナ・パヴロヴァ)


IHJアーティスト・フォーラム
ドキュメンタリー・フィルム上映会&監督講演と箏演奏
偉大なるオブセッション: フランク・ロイド・ライト/建築と日本

近代建築の巨匠 フランク・ロイド・ライトが「世界中でもっともロマンティックで、もっとも美しい国」と呼んだ日本。ライトは、1917年から6年間、東京に住み、世界に名を馳せた『帝国ホテルライト館』を始め、独創的な建築物を設計しました。ドキュメンタリー映画『偉大なるオブセッション:フランク・ロイド・ライト/建築と日本』は、未公開の映像、資料、写真、そしてライト研究家や建築家へのインタビューで構成され、日本建築の潮流に脈々と流れ続けるフランク・ロイド・ライトの波紋の広がりを、史上初めて、克明に、感動的に描き出したのです。

Imperial Hotel(1923)

 

 

 



Imperial Hotel (1923)

監督/製作:キャレン・セバンズ, 森 晃一
音楽監督: カーティス・ジェームズ・パターソン
ナレーション: 原田 眞人
本編時間: 92分、2005年製作

■ 日 時  2007年7月27日(金)6:00 pm
■ 会 場  国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
■ ゲスト(本作監督): キャレン・セバンズ, 森晃一
■ 用 語  日本語上映 
■ 会 費  無料(要予約)
■ 主 催  国際文化会館、米国大使館

   

DirectorsCurtis

 

 

 


左)森とセバンズ(本作監督)
右)パターソン(箏・本作音楽監督)

*上映に先立って箏演奏があります。
箏演奏:カーティス・ジェームズ・パターソン(音楽監督)
      小畑智恵


*当プログラム開催にあたって、図書室でフランク・ロイド・ライト関連の図書小展示を行っております。あわせてご利用下さい。


■本館再生記念美術展示■ 
アダム・フレリン: White Line for Tokyo
ロイ・スターブ: Nogiku

リニューアル・オープン・イヤー最後の記念事業として「日米芸術家交換プログラム」のフェローOBによる美術展示を行います。建物と庭園の絶妙な調和を保存・再生した会館を舞台に、この場所を活かし、かつ新たな側面を浮かびあがらせる作品を作っていただきます。

出展作家はアダム・フレリンとロイ・スターブ。ランドスケープを取り込んで目を見張る風景を生み出す新進気鋭のフレリンと、環境美術インスタレーション作家として自然の中に美しい幾何学の造形を浮かび上がらせるスターブの2作品を展示いたします。また会期に先立って出展作家によるアーティスト・トークも行います。

展示日時:2007年3月1日(木)〜5月6日(日)10:00 am 〜 10:00 pm
展示会場:国際文化会館 庭園 
※スターブの作品『Nogiku』は3/15(木)までに完成予定。それまでの会期中は製作過程をご覧になれます。

アーティスト・フォーラム
アダム・フレリン、ロイ・スターブによるアーティスト・トーク
2007年2月23日(金)7:00 pm
会場:国際文化会館 講堂 
会費:無料 (要予約)
用語:英語(逐次通訳あり)  
お申込み: 国際文化会館企画部 アートプログラム tel: 03-3470-3211
助成:日米友好基金、米国大使館

 

 

 

 

 

 

Adam Frelin: White Line for Tokyo / Roy Staab: Nogiku

アダム・フレリンの個人サイトはこちら
http://www.adamfrelin.com/



IHJ伝統音楽コンサートシリーズtokiwazu eiju
唄・語り・三味線 ―常磐津と江戸の粋

出演: 常磐津 英寿 (人間国宝、芸術院会員)、常磐津文字兵衛、岸沢式松、
常磐津兼太夫、常磐津一二太夫、常磐津千寿太夫、常磐津兼豊、鈴木幸江

常磐津はおよそ270年前に生まれ、唄と語りと三味線を見事に融合させて、江戸の民衆を楽しませた伝統芸能です。歌舞伎にとって最も重要な伴奏音楽として道行から心中もの、ユーモアたっぷりの小曲まで、常磐津は日本人の感性にぴったりとフィットし、今日でもその人気は衰えることがありません。最近では若い層の観客も増え、常磐津の楽しさが再認識され始めました。今回のプログラムでは、当会館の長年の会員である常磐津英寿師をスペシャル・ゲストとしてお招きし、三味線の繊細な響きと朗々とした太夫の唄や語りをご披露いただきます。古典からの演目に加え、英寿先生作による現代曲も紹介しながら、英語と日本語で常磐津の歴史や、各曲目、三味線について解説を交えたコンサートをお送りします。

■ 日時   2007年2月9日(金) 7: 00 pm
■ 会場    国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
■ 演目   「釣り女」「乗合船」「三味線二重奏」「現代邦楽おきみ」など
■ 用語    日本語および英語
■ 入場料  IHJ会員及び外国人2,500円、一般3,500円、 学生2,000円 (学生証をご持参下さい。)
■ お申込み: 国際文化会館企画部 アートプログラム tel: 03-3470-3211

■IHJ伝統音楽コンサートシリーズとは■
本シリーズは英語と日本語のわかりやすい解説を交えて、外国人と普段邦楽に触れる機会の少ない日本人にむけて、一流の演奏家を招いて日本の伝統音楽のコンサートを紹介するシリーズです。



IHJ レクチャー・コンサート シリーズ ドイツ・リート(歌曲)
詩から生まれた音楽

  19世紀のドイツ・リートは、ヨーロッパの文化においてロマン派文学と結びつく形で発展した特徴ある歌曲で、日本語の"歌"や英語の"song"、フランス語の"chanson"とも異なる声楽曲"Lied"(リート)として知られています。
 「詩から生まれた音楽」と呼ばれるリートですが、その詩を盛り上げるのがピアノ伴奏。音楽の表現力で詩の世界を立ち上げる重要な役割を果たしています。ドイツ・リートは音楽と言葉が形式的に一致しているだけではなく、文学や歴史、民俗学、宗教、心理学などを背景とした「言葉と音楽の融合芸術」なのです。
 今回のプログラムでは、これまで数々のリートのレクチャー・コンサートを開催されてきた三上かーりん氏と、バリトンの小川哲生氏をお招きし、ドイツ・リートの名作『詩人の恋』及び『美しき水車小屋の娘』を、演奏とトークを交えてご紹介いただきます。

ピアノ・解説: 三上 かーりん  バリトン: 小川 哲生 
会場:国際文化会館新ホール
用語:日本語(英語パンフレットつき)

第一回:2006年11月6日(月)、7:00 pm- 
     『詩人の恋』 Op. 48 ハイネ作詞、シューマン作曲

第二回:2006年12月15日(金)、7:00 pm- 
     
『美しき水車小屋の娘』 D795 ミュラー作詞、シューベルト作曲

会費:一回公演:一般4,000円(前売3,500円)
       IHJ会員3,000円(前売2,500円)
       学生割引2,000円
二回通し券:一般6,500円(前売6,000円)
       IHJ会員4,500円(前売4,000円)、学生割引3,000円
(学生割引券をお買い求めの方は当日学生証をお持ちください。)

挿絵:Das Muhlenleben, Wood engraving, after a drawing by Rudolf Schuster (1848-1922)

出演者プロフィール
小川哲生(バリトン)
国立音楽大学大学院リート科修了。文化庁オペラ研修所修了。波多野靖祐、エリック・ウェルバ、クラウス・オッカーの各氏に師事。バリトン歌手として二期会、東京室内歌劇場、日生劇場、諸団体のオペラ公演に数多く出演。近年、三上かーりん女史とコンビを組んで、さまざまなテーマによるドイツリートのレクチャーコンサートを開いている。現在、国立音楽大学、上智大学、吉祥女子高校各講師。二期会会員。

三上かーりん(解説とピアノ伴奏)
ミュンヘン国立音楽大学ピアノ科・教育科を卒業。ロンドン王立音楽院でピアノ演奏家の資格を取得。1968年来日、以来在住。1996年お茶の水女子大学、人文科学博士の学位を取得。国立音楽大学大学院、お茶の水大学、青山学院、上智大学各講師を経て、現在東京ドイツ文化センター(Goethe-Institut)講師、仁愛女子短期大学名誉教授。


IHJ伝統音楽コンサートシリーズ
古典・現代邦楽の今 -外国人作曲家を中心に

国内外で高い評価を得ている現代邦楽のグループ、オーラJを招き、外国人作曲家によって和楽器のために作曲された選りすぐりの作品をご紹介いただきます。また19世紀を代表する筝曲「五段砧」や尺八の名曲「鹿の遠音」、国際的に活躍する作曲家、三木稔氏(オーラJ芸術監督)の作品も上演いたします。

日時:2006年10月20日(金曜日) 7:00 pm
会場:国際文化会館新ホール
会費: 4,000円(前売 3,500円)
  IHJ会員およびオーラJ友の会:3,000円(前売 2,500円) 
*会員ご同伴者は一名までを会員優待価格とさせていただきます。

【出演者】 
  坂田誠山(尺八)、木村玲子(箏)、クリストファー遙盟(尺八)、松村エリナ(箏)、桑子裕子(箏)、野澤徹也(三味線)、山口賢治(尺八)、小林道恵(箏)
【ゲスト】 
  きむら みか(歌)、中村仁美(篳篥)、藤舎花帆(鼓・打楽器)
【曲目】
  「五段砧」(古典筝曲)光崎検校作曲
  「Hymn for Lou and Bill」(尺八+篳篥)E.ショッカー作曲
  「but the rain…」(尺八+21絃筝)ピータ・アシキム作曲
  「鹿の遠音」(古典尺八本曲)、「チル」(尺八+三味線)タケオ・クドウ作曲 
  「Forbidden Circles」(声、三絃、17絃筝、尺八、小鼓)B・アウ・ユング作曲
  「華やぎ」(筝)三木稔作曲

『オーラJ』は、日本の伝統楽器を中心としながら、他民族の楽器とも自由に連携し、地球上のさまざまな民族の音楽を吸収しつつ、今までにない新たな音楽の創造と演奏活動を展開しようという団体です。1998年に三木 稔・坂田 誠山・木村 玲子らを中心に発足し、このような目的に賛同する音楽家たちの緩やかな結びつきで同人的に形成されています。 http://www.ora-j.com/


■アーティスト・フォーラム
ディーン・サメシマ アーティスト・トーク&個展

日米芸術家交換プログラムで日本に滞在し、現在gallery.soraで個展を開催中の米国人写真家、ディーン・サメシマのアーティスト・トークをギャラリーソラと共催いたします。ロサンゼルスを拠点とする写真家ディーン・サメシマは7月から8月にかけてギャラリーを"スタジオ"として使用し、6ヶ月にわたる日本滞在の最後を個展に向けた作品製作に充てました。この展覧会では展示作品は特定されず、会期中は作品製作も進行していきます。約三週間にわたって公開される彼の"スタジオ"では訪問する方々が、製作過程の作家に出くわしたり、未完成のインスタレーションや完成した作品を見ることができるかもしれません。最終日の8月26日(土)にはアーティスト・トークを行うとともに、サメシマの帰国と個展終了を祝うクロージング・パーティーを開催致します。

●アーティスト・トーク
日時:8月26日(土)7:30pm -
場所gallery. sora (104-0033東京都中央区新川 1-25-1)
用語:英語(日本語通訳あり)
会場電話:(03)5542-3615
地図http://www.gallerysora.comを参照
共催:gallery.sora (Taka Ishii Gallery)、日米芸術家交換プログラム、国際文化会館アーティスト・フォーラム
※特に予約の必要はありません。

●展覧会
ディーン・サメシマ-即興性のあるワーク・イン・プログレス(Impromptu Work in Progress)
"Obsession, Retribution, Appropriation, Obliteration, Depression, Distribution, Confusion, Collaboration, Isolation, Annihilation"
期間:8月3日(木)〜 8月26日(土) Open : (木)−(土) 2pm - 7pm
場所:gallery. sora (104-0033東京都中央区新川 1-25-1)
電話:(03)5542-3615 地図はhttp://www.gallerysora.comを参照

サメシマの作品
彼の作品は、アメリカ西海岸のコンセプチュアル・フォトグラフィーの伝統に根ざしています。親密な領域を掘り下げるために概念的な語彙を使用する構造/概念的な彼の作品は、反復性、連続性、引用性を含んでおり、シリーズ化された作品の中には、一連の名も無い風景と建築の外観(実は密かな性的活動の場所)の記録や、ファッション雑誌に掲載された写真(理想化された自己認識の対象)の再撮影、インターネットウェブサイトからのセルフポートレイトの引用などがあります。2005年「Log Cabin」展(Artists Space, NY)、2004年-06年「Will Boys be Boys?」展(巡回展/ホイットニー美術館/キュレーター: Shamim Momim)、2004年「LA on My Mind : Recent Acquisitions」展(MOCA, LA)などのグループ展で紹介され、2002年にはヒステリック・グラマーよりアーティスト・ブック『Dean Sameshima』を出版。また近日『Vitamin(PH) 』がファイドン・プレスより出版される予定です。

Dean Sameshima: http://www.deansameshima.com/
Dean Sameshima ブログ : http://hattenlove.blogspot.com/


■アーティスト・フォーラム
米国西海岸実験音楽とアジア
エドワード・ショッカーによるトーク/CD

現在、日米芸術家交換計画フェローとして滞日中のエドワード・ショッカー氏によるレクチャー。生演奏とCDの音源を通して、アメリカ西海岸における実験音楽の歴史と最近の傾向についてお話します。ヘンリー・カウウェルやコリン・マクフィー、 ルー・ハリソン、ハリー・パッチそしてジョン・ケージなど、カリフォルニアを中心とする西海岸の作曲家たちが、雅楽やガムラン、韓国の宮廷音楽、禅など東洋の文化に出会い、ヨーロッパの影響下から離れていかに独自のスタイルを確立するにいたったか解説します。またショッカー氏自身やアメリカ西海岸の作曲家たちの音楽、理念を具体的に示しながら、この地域がいかに世界の現代音楽の中心となっているか紹介します。
音楽に関する予備知識は必要ありません。

日時:2006年6月10日(土) 18:00開演
会場: 遊工房アートスペース(東京都杉並区善福寺3-2-10 Tel: 03-5930-5009)
参加申込み: 国際文化会館(Tel: 03-3470-3211、Fax: 03-3470-3170 )
用語:英語 (通訳あり) 、入場無料 
共催: 遊工房アートスペース  助成: 日米友好基金

遊工房への交通: 
JR中央線「西荻窪駅」北口バス2番「大泉学園」、「上石神井」行き「善福寺」下車すぐ。JR中央・地下鉄丸の内線「荻窪」駅北口、バス0番、「武蔵関駅」行き「善福寺」下車歩1分。青梅街道「善福寺三丁目」交差点南、桃井第四小学校北隣。
遊工房URL: http://www.youkobo.co.jp/


国際文化会館本館再生記念コンサート
卯月の庭園を眺めながら
「雅楽の夕べ」

 日本の宮廷を中心に伝承されてきた雅楽は、中国の唐代や古代朝鮮の音楽様式の流れや、アジア各地の芸能の要素を含み、細かな拍子の取り方や独特の音色は、千数百年という長い年月を経て今なお私たちを魅了しつづけています。近年、日本国内はもとより、海外でも雅楽に対する関心が高まりをみせていますが、日本国内で実際にその音楽を鑑賞する機会はあまり多いとはいえません。
 本プログラムでは、国内外で活躍している雅楽演奏グループ、伶楽舎が新しく なった国際文化会館の宴会場で庭園を借景として雅楽の代表的な曲目を演奏します(日本語、英語による楽器や曲目の解説付)

日時:2006年4月11日(火) 18:30会場、19:00開演
場所:国際文化会館、地下宴会場 地図
曲目:古典曲:「平調音取」、「越天楽」、「壱越調音取」、「蘭陵王」、「酒胡子」等
現代曲:石井眞木作曲:「飛天生動」、芝祐晴:「胡響」
入場料: IHJ会員:前売り¥2000、当日¥2500  (会員ご同伴者1名まで会員料金とさせていただきます)
一般:前売り¥4000、当日¥4500
申込み方法:Fax、E-mailで名前、予約枚数、住所を明記の上お申し込みください。お申し込み住所あてに郵便振替用紙を郵送いたします。振替用紙到着後3日以内にお近 くの郵便局にてお支払いください。ご入金の確認次第予約完了とさせていただき ます。(申込締切:2006年4月4日)
申し込み先: 国際文化会館企画部  電話(03-3470-3211、月-金、9-17時)

■アーティスト・フォーラム
マルコ・ブロイヤー
Notes, Queries
アーティスト・トーク、スライドショー

ドイツ生まれでニューヨーク在住のマルコ・ブロイヤーは、カメラを使わないで 写真を製作します。破壊的な力を印画紙に直接加えるという手法で、かみそりや ペンキ除去剤、焼けた炭などを使ってダイレクトに記録そのものである写真印画 をつくります。外に向かって表現を提示する絵ではなく、イメージそのものが具 現化することによって見る者に語りかけてきます。 このスライド・レクチャーでは、自身の写真集「SMTWTFS」と最近ニューヨーク 市で行われた“Notes, Queries”という個展について紹介します。

2006年4月21日(金) 19時、 国際文化会館、講堂 地図
入場無料(要予約) 、用語:英語(通訳付)
共催:東京アメリカンセンター

お問合せ:(財)国際文化会館企画部  03-3470-3211(月-金、9:00-17:00)





arts program

過去のアートプログラム/コンサート

2005年度以前