プログラム活動


プログラム活動概要

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多文化間の知的対話の促進

21世紀に入り、より複雑化してきた諸課題を見据え、異なる文化・社会的背景や、研究者、ジャーナリスト、NGO/NPOのリーダー、作家、芸術家といった細分化された専門を越え、人文・社会・自然科学の諸分野をつなぐような思索と対話の場を創出し、領域横断的で重層的な知的ネットワークの形成をはかります。

  • アジア・リーダーシップ・フェロー・プログラム(ALFP)
    市民社会に根ざしたアジアのパブリック・インテレクチュアルズ6〜7名をフェローとして毎年秋の同時期に2ヶ月間招聘します。会館で寝食を共にしながら、ワークショップやセミナー、リトリートで国内外の識者と分野を超えた幅広い意見交換を行い、フィールドトリップでは地域に共通する課題を実地に見聞する、といった共同作業型のプログラムに参加します。そこから醸成される信頼関係をもとに、国境や専門を超えた知的ネットワークの拡大・強化をめざします。(国際交流基金との共催事業)

  • 牛場記念フェローシップ
    21世紀の今日、世界に今なお残るさまざまな分断状況を乗り越え、ヒューマニズム的視点から問題提起をしている外国の傑出した知識人を毎年2名日本に招聘し、内外の有識者間の対話促進を目的とする事業です。前世紀の負の遺産を痕跡としてとどめる21世紀の諸課題に批判的視点から取り組み、かつ創造的な展望を提示する卓越した有識者を日本に招聘するもので、先進国と途上国との調和のとれた国際協力の促進を目的に創設された牛場信彦記念財団の解散に伴う残余財産の寄贈により行っています。

交流の主体となる人材の発掘と育成

創造的な知的対話を行うためには、自己の社会や文化の基盤の上に立ち、広い視野と総合性、人類史的な視点を身に付けた主体的な対話能力を持つ人材が必要です。こうした人材の発掘と育成に資する、効果的で地道なプログラムを行います。      

<教育プログラム>

  • 新渡戸国際塾
    新渡戸稲造博士をロールモデルに、国際的な視野から社会に貢献できるリーダーの育成を目的とした少人数制の塾です。各分野で国際相互理解の促進に寄与する第一人者を講師に迎え、講義と、講師および塾生による自由な討論を行います。

  • グローバル・リーダーズ・セミナー
    企業や官公庁、研究機関などで国際業務に携わる人および国際業務を志す人を対象に、英語によるコミュニケーションの技術を養成する講座です。

  • 芸術家のためのグラント・ライティング・セミナー
    海外での芸術活動を希望する日本人芸術家が助成金(グラント)を申請する際の申請書の書き方や申請時の留意事項などについて、現役の海外助成財団関係者が指導します。

<諸外国団体との連携・協力>

米国ジャパン・ソサエティー、日米友好基金、中国社会科学院、インディア・インターナショナル・センターなど、海外の関係団体とのさまざまな知的協力事業を推進します。

  • 日米芸術家交換プログラム
    さまざまなジャンルの米国人中堅芸術家を年間5名招聘し、半年間日本において創作・研究活動に従事する機会を提供します。

知的交流に関する情報発信と社会貢献

知的交流の成果の共有は、複眼的、重層的な知的対話を成立させ、国際理解を進める基盤になります。地球社会が取り組むべき課題に対する日本の知的貢献を発信する役割を充実させ、信頼できる情報の発信とコミュニケーションを促進する、独自性のある事業を行います。

<アイハウス・パブリック・プログラム>

  • アイハウス・アカデミー
    「21世紀の叡智」と目され、各界各分野で指導的な役割を果たしている有識者による講演会を開催します。

  • アイハウス・ランチタイム・レクチャー
    第一線で活躍中のさまざまな分野の専門家を招き、タイムリーなテーマについて解説していただく公開時事講演会です。

  • アイハウス・サロン
    内外の専門家や識者を講師に迎え、英語によるオフレコの講演と自由な討論を行います。

  • IHJ伝統文化シリーズ
    外国人と普段自国の伝統文化に触れる機会の少ない日本人を対象として、ワークショップや一流の演奏家による日本の伝統音楽コンサートを開催するシリーズです。

  • 芸術家のための会場支援プログラム
    国際交流や異文化理解にかかわる芸術・文化活動を行っている国内外のアーティストや団体を対象に、会館の岩崎小彌太記念ホールを、特別料金で提供します。

<出版>

  • 長銀国際ライブラリー
    日本の政治・経済・社会・文化などについての日本人による優れた著作を年間2冊選定して英訳し、内外の研究機関および図書館に広く配布します。(公益信託長銀国際ライブラリー基金の運営パートナーとして実施)

  • アイハウス・プレス
    海外における日本理解の増進を目的として、好評を博した日本人による名著および国際文化会館のプログラム活動の成果を、より広く一般に英語で発信する出版事業です。無償配布を終了し、増刷希望の多かった長銀国際ライブラリーの書籍に増補改訂を施し、刊行する事業も行っています。

  • 定期・不定期刊行物
    プログラム活動の内容や成果を、『国際文化会館会報』、IHJ Bulletin、報告書などを通じて紹介します。

お問い合わせ

国際文化会館のプログラム活動に関するお問い合わせは、企画部までお願いいたします。

財団法人 国際文化会館 企画部
106-0032 東京都港区六本木5-11-16
電話:03-3470-3211 FAX:03-3470-3170