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これまでの講師陣

第九期(2016年度)講師陣

ロバート・M・オアー
(戦略国際問題研究所[CSIS]アジア太平洋部門理事、前アジア開発銀行米国大使)

写真:ロバート・M・オアー2016年7月2日(土) 「激動のアジアに見る日米関係」

フロリダ・アトランティック大学を主席で卒業、ジョージタウン大学にて修士号(政治学)、東京大学にて博士号(政治学)を取得。1976年に米国下院議員の立法担当秘書としてキャリアをスタート、米下院外交委員会のアジア分科会、米国国際開発庁(USAID)などで経験を積む。1985年から93年までテンプル大学日本校教授、うち2年は京都にある国際日本文化研究センターやスタンフォード日本センターのスタンフォード技術革新センターの運営にも携わる。その後、モトローラ社本社および日本支社で副社長など歴任、2002年から07年にはボーイングジャパン株式会社社長を務める。2007年から10年まで、パナソニック財団(米国)の会長、2008年米大統領選挙の際には、オバマ陣営のアジア戦略アドバイザーとして活躍。2010年9月から2015年12月31日までアジア開発銀行米国大使を務め、現在は戦略国際問題研究所[CSIS]アジア太平洋部門理事。

鈴木 英敬 (三重県知事)

写真:鈴木英敬2016年7月9日(土)~10日(日)伊勢志摩スタディツアー

1974年生まれ。東京大学経済学部卒。1998年通商産業省(現:経済産業省)入省。2011年4月に全国最年少知事として三重県知事に当選、現在2期目。首都圏での営業拠点「三重テラス」開業、企業投資促進制度「マイレージ制度」を創設するなど政治手腕を発揮。世界経済フォーラム ヤング・グローバル・リーダーズのメンバー。内閣府少子化危機突破タスクフォース構成員などを歴任。長男誕生時には知事として2例目となる育休を取得。2015年10月に「イクメンオブザイヤー2015」特別賞受賞。妻はシンクロナイズドスイミング五輪メダリストの武田美保さん。

デービッド・アトキンソン (株式会社小西美術工藝社代表取締役社長)

写真:デービッド・アトキンソン2016年7月23日(土) 「日本経済立て直し真の立役者『文化』」

1965年イギリス生まれ。オックスフォード大学(日本学)を首席で卒業後、1987年にアンダーセン・コンサルティング(現:アクセンチュア)入社。1990年に来日後は、ソロモン・ブラザーズ証券やゴールドマン・サックス証券で金融アナリストを務め、日本の不良債権の実態を暴くレポートを発表し「伝説の金融アナリスト」として注目を集める。ゴールドマン・サックス証券ではマネージングディレクター、パートナーまで務め、2007年に退社。2009年に小西美術工藝社取締役に就任、2011年より現職。2015年には京都国際観光大使に任命される。著書に『銀行―不良債権からの脱脚』(日本経済新聞社、1994年)、『イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る』(講談社+α新書、2014年)、『新・観光立国論』(東洋経済新報社、2015年、2015年山本七平賞受賞)、『イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」』(講談社+α新書、2015年)、『国宝消滅―イギリス人アナリストが警告する「文化」と「経済」の危機』(東洋経済新報社、2016年)などがある。

岩瀬 大輔 (ライフネット生命保険株式会社代表取締役社長兼COO)

写真:岩瀬大輔2016年8月6日(土) 「突破する力」

1976年埼玉県生まれ、幼少期を英国で過ごす。1998年、東京大学法学部を卒業後、ボストン・コンサルティング・グループ、リップルウッド・ジャパン (現RHJインターナショナル)を経て、ハーバード大学経営大学院に留学。同校を日本人では4人目となるベイカー・スカラー(上位5%の成績)で修了。2006年、副社長としてライフネット生命保険を立ち上げる。2013年6月より現職。世界経済フォーラム(ダボス会議)「ヤング・グローバル・リーダーズ2010」選出。株式会社ベネッセホールディングス社外取締役。主な著書に『ネットで生保を売ろう!』(文藝春秋、2011年)、『入社1年目の教科書』(ダイヤモンド社、2011年)、『入社10年目の羅針盤』(PHP研究所、2012年)、『仕事でいちばん大切な 人を好きになる力』(講談社、2014年)などがある。

渋澤 健 (コモンズ投信株式会社取締役会長、公益財団法人渋沢栄一記念財団業務執行理事)

写真:渋澤健2016年9月3日(土)
「渋沢栄一 愛と勇気と資本主義~未来を拓く経営思想~」

1961年生まれ。1983年テキサス大学BS Chemical Engineering卒業。1984年(財)日本国際交流センター入職。1987年UCLA経営大学院にてMBAを取得。その後、ファースト・ボストン証券会社(NY)、JPモルガン銀行(東京)、JPモルガン証券会社(東京)、ゴールドマン・サックス証券会社(東京)を経て、ムーア・キャピタル・マネジメント(NY)にて勤務。1997年には同社東京駐在員事務所を設立。2001年にシブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業し、2007年コモンズ株式会社を設立、2008年にコモンズ投信へ改名し、会長に就任。2004年より経済同友会幹事、その他にも多くの非営利組織の理事・評議員を務める。近著に『渋沢栄一 愛と勇気と資本主義』(日経ビジネス人文庫、2014年)、『渋沢栄一 100の金言』(日経ビジネス人文庫、2016年)などがある。

千野 境子 (新渡戸国際塾運営委員、産経新聞客員論説委員)

写真:千野境子2016年9月24日(土)~25日(日) 研修合宿(於:国際文化会館)
「私たちが描く2030年のシナリオ」

横浜市生まれ。1967年早稲田大学文学部卒業。同年産経新聞に入社し、教養部、夕刊フジなどを経てマニラ特派員、ニューヨーク支局長を務める。1993年には新聞界初の女性外信部長となる。その後、シンガポール支局長、論説委員、大阪特派員などを歴任。2005年に全国紙初の女性論説委員長に就任し、2008年の退任後は2012年まで特別記者を務めた。現在は客員論説委員として産経新聞にコラム「遠い響・近い声」を寄稿するなど文筆活動を続けている。東南アジア報道により1997年度ボーン上田記念国際記者賞を受賞。近著に『女性記者』(産経出版、2012年)、『インドネシア9・30クーデターの謎を解く』(草思社、2013年)、『なぜ独裁はなくならないのか』(国土社、2013年)など。

渡辺 靖 (新渡戸国際塾コーディネーター、慶応義塾大学SFC教授)

渡辺 靖2016年9月24日(土)~25日(日) 研修合宿(於:国際文化会館)
「私たちが描く2030年のシナリオ」

専門は文化人類学、文化政策論、グローバリゼーション研究、アメリカ研究。1997年ハーバード大学より博士号(社会人類学)取得。ハーバード大学国際問題研究所アソシエート、オクスフォード大学シニア・アソシエート、ケンブリッジ大学フェロー、パリ政治学院客員教授などを経て現職。主著に『アメリカン・コミュニティ―国家と個人が交差する場所』(新潮社、2007年)、『アメリカン・センター―アメリカの国際文化戦略』(岩波書店、2008年)、『文化と外交―パブリック・ディプロマシーの時代』(中公新書、2011年)、『<文化>を捉え直す―カルチュラル・セキュリティの発想』(岩波新書、2015年)、編著にSoft Power Superpowers: Cultural and National Assets of Japan and the United States(M.E. Sharpe Inc., 2008)など。

松山 大耕 (臨済宗妙心寺退蔵院副住職)

写真:松山大耕2016年10月1日(土) 「共生和の世界を求めて」

1978 年京都市生まれ。2003年東京大学大学院農学生命科学研究科修了。埼玉県新座市・平林寺にて3年半の修行生活を送った後、2007年より退蔵院副住職。外国人に禅体験を紹介するツアーを企画するなど、新しい試みに取り組む。外国人記者クラブや各国大使館で講演を多数行うなど、日本文化の発信・交流が高く評価され、2009年5月、観光庁Visit Japan大使に任命される。また、2011年より京都市「京都観光おもてなし大使」。2016年『日経ビジネス』誌の「次代を創る100人」に選出される。2011年には、日本の禅宗を代表してヴァチカンでローマ教皇ベネディクト16世に謁見、2014年には日本の若手宗教家を代表してダライ・ラマ14世と会談するなど、世界のさまざまな宗教家・リーダーと交流。2014年世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席するなど、世界各国で宗教の垣根を超えて活動中。

梅若 猶彦 (観世流能楽師)

写真:梅若猶彦2016年10月29日(土) 「能の身体性とその本質」

父・梅若猶義から手ほどきを受け3歳仕舞「猩々」で初舞台、9歳『土蜘蛛』で初シテ、14歳『石橋』(赤)で初面(はつおもて)。能以外にも創作能の演出や現代劇の脚本制作にも積極的に取り組んでいる。2015年6月パリTheater de la Villeにて現代劇「Lear Dreaming」で主演。同年12月パリ日本文化会館にて創作能「オンディーヌ」の演出。2016年2月ベイルートAl Bustan International Festival of Music and Performing Arts招待公演、現代劇「Do you Noh Shakespeare-Death of a Pianist-」の作/演出。ロンドン大学ロイヤルホロウェイPh.D.。同大客員教授、プリンストン大学客員芸術家を経て、現在、静岡文化芸術大学教授、フィリピン大学ディリマン校客員教授、慶應義塾大学国際センター非常勤講師。文化交流使(2008年)。著書に『能楽への招待』(岩波書店、2003年)等。

明石 康 (新渡戸国際塾塾長、国際文化会館理事長)

写真:明石康2015年11月14日(土)

東京大学教養学部卒、フルブライト奨学生としてバージニア大学大学院で国際政治学を修了。タフツ大学フレッチャースクール博士課程在学中の1957年、日本人で初めて国連に入り、広報や軍縮担当の国連事務次長、カンボジアや旧ユーゴスラビア担当の事務総長特別代表などを歴任。1997年末、人道問題担当事務次長を最後に退官。現在、国際文化会館理事長、スリランカ平和構築及び復旧・復興担当日本政府代表、公益財団法人ジョイセフ会長、神戸大学特別教授などを務める。主な著書に『生きることにも心せき―国際社会に生きてきたひとりの軌跡』(中央公論新社、2001年)、『国際連合―軌跡と展望』(岩波新書、2006年)、『戦争と平和の谷間で―国境を超えた群像』(岩波書店、2007年)、『独裁者との交渉術』(集英社、2010 年)など。

山口 香 (ソウル五輪女子柔道銅メダリスト、筑波大学大学院体育系准教授)

写真:山口香2016年11月26日(土)
「柔道の国際化から考えるリーダーシップとチームワーク」

1964年生まれ。小学校1年生で柔道を始め、4年生のときから男子に混じって試合に出場。1978年、第1回全日本女子体重別選手権大会(50㎏級)にて最年少(当時13歳)で優勝。以後、同大会10連覇(第3回以降は52㎏級)。世界選手権では、4個の銀メダルを獲得したほか、1984年第3回大会で、日本女子として初の金メダルを獲得。1988年、ソウルオリンピックでは銅メダル。翌年に現役を引退後、筑波大学女子柔道部監督、全日本柔道連盟女子強化コーチとして指導。シドニー五輪、アテネ五輪と2大会連続して日本チームのコーチを務めた。現在は、筑波大学大学院にて教鞭をとるかたわら、スポーツ庁参与、JOC理事などとして柔道のみならずスポーツ全般の普及発展に努めている。主著に『女子柔道の歴史と課題』(日本武道館、2012年)、『日本柔道の論点』(イースト・プレス、2013年)、『残念なメダリスト』(中央公論新社、2015年)がある。

第八期(2015年度)講師陣

平林 国彦 (UNICEF東京事務所代表)

写真:平林国彦2015年6月27日(土) 「世界との対話から見えてくる2030年の世界」

医学博士。約10年間、国立国際医療センター国際医療協力局に勤務し、ボリビア、コロンビア、インド、インドネシア、ホンジュラス、ウズベキスタン、南アフリカ、ベトナムなどの病院での技術指導、保健省での政策立案支援などを担当。JICA 専門家・WHO短期コンサルタントなどを経て、2003年からUNICEF(国連児童基金)勤務。アフガニスタン、レバノン、東京事務所での勤務を経て、2008年からインド事務所副代表を務める。2010年4月から現職。

川勝 平太 (静岡県知事)

写真:川勝平太2015年7月11日(土)~12日(日)浜松スタディツアー
「浜松」から日本の未来を考える―課題をチャンスに

京都出身。早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業後、同大学大学院経済学研究科修士課程修了。1985年オックスフォード大学にて博士号を取得。これまで、早稲田大学政治経済学部教授、国際日本文化研究センター教授、静岡文化芸術大学学長などを歴任。2009年に静岡県知事選挙に初当選、現在二期目。

加藤 百合子 (株式会社エムスクエア・ラボ代表取締役)

写真:加藤百合子2015年7月11日(土)~12日(日)浜松スタディツアー
「浜松」から日本の未来を考える―課題をチャンスに

1998年東京大学農学部卒業、イギリスで修士号取得後、NASAのプロジェクトに参画。帰国後は、精密機械の研究開発に従事するが、子育てするなかで社会基盤としての農業の大切さに気付き、2009年エムスクエア・ラボを設立。2012年青果流通革新「ベジプロバイダー事業」で政策投資銀銀行が主催する第1回女性新ビジネスプランコンペ大賞受賞。経済財政諮問会議「選択する未来」専門委員、日経WEB経営者ブログ連載、新成長戦略研究評価会委員を経て、現在は農研機構評価委員、農水省ボランタリープランナー、そして農業関連の複数の協議会を運営中。

茅野 みつる (伊藤忠商事株式会社執行役員法務部部長、カリフォルニア州弁護士)

写真:茅野みつる2015年7月25日(土)
「Rule of Law or Rule Through Law?―主要国法の域外適用の動向とグローバルスタンダード化」

スミス・カレッジを優等で卒業、コーネル・ロースクールにて法務博士号取得。その後、カリフォルニア州弁護士として働き、国際法律事務所のパートナーを経て、現在、伊藤忠商事株式会社執行役員法務部長。これまでに「ヤング・グローバル・リーダー」(世界経済フォーラム)、「Asia 21フェロー」(アジア・ソサエティー)、「世界が認めた日本人女性100人」(ニューズウィーク日本版)、Yale World Fellow(イェール大学)、米日財団フェロー、「アジアの社内弁護士25人」(アジア・リーガルビジネス)、「アジアパシフィックの革新的な弁護士」(フィナンシャル・タイムズ)などに選ばれる。コーネル・ロースクールのアドバイザリーボードメンバーも務める。

ロバート・エルドリッヂ (Robert D. ELDRIDGE、米国海兵隊太平洋基地政務外交部次長)

写真:ロバート・エルドリッヂ2015年8月8日(土)
「アジア太平洋地域における日米同盟―アメリカ海兵隊を中心に」

1968年米国ニュージャージー州生まれ。リンチバーグ大学(国際関係学)を卒業後、JETプログラムにて来日。神戸大学大学院(政治学)にて修士および博士号を取得。専門分野は日本政治外交史、日米関係論、戦後沖縄史、安全保障、対外政策、防災政策など多岐にわたる。これまで、日本学術振興会やサントリー文化財団、国際基督教大学アジア文化研究所、平和・安全保障研究所などで特別研究員を務めた。2009年9月に現職に就く前は、大阪大学大学院国際公共政策研究科にて教鞭をとった。現在、日本アジア協会や太平洋戦争記念協会(在ホノルル)の理事、世界平和研究所客員研究員なども務める。また、2011年の東日本大震災の際には、トモダチ作戦に携わった。主な日本語著書に『沖縄問題の起源』(名古屋大学出版会、2003年)、『硫黄島・小笠原をめぐる日米関係』(南方新社、2008年)、『尖閣問題の起源―沖縄返還とアメリカの中立政策の形成―』(名古屋大学出版会、2015年近刊)がある。その他、日英による著書、寄稿、翻訳多数。『沖縄問題の起源』でアジア・太平洋賞・特別賞(2003年)およびサントリー学芸賞・思想歴史部門(2003年)を受賞したほか、中曽根康弘賞最優秀賞(2012年)も受賞している。

渋沢 雅英 (公益財団法人渋沢栄一記念財団理事長)

渋沢 雅英2015年8月22日(土)
「渋沢栄一と国民外交、Shibusawa Eiichi and People’s Diplomacy」

東京大学農学部卒業。日本外国語研究所 (Language Institute of Japan) 代表理事、イースト・ウェスト・セミナー代表理事、一般財団法人MRAハウス代表理事を歴任。現在、日米欧委員会委員(1970年~)などを務める。1997年より現職。1994年から2003年まで学校法人東京女学館理事長・館長を務めたほか、英国王立国際問題研究所客員教授、アラスカ大学国際経営センター客員教授、ポートランド州立大学経営学部客員教授なども歴任。主な著書に『父・渋沢敬三』(実業之日本社、1966年)、『太平洋に架ける橋―渋沢栄一の業績』(読売新聞社、1970年)、『太平洋アジア―危険と希望』(サイマル出版会、1991年)など。

昼間 祐治 (株式会社IHI顧問)

写真:昼間祐治2015年9月5日(土) 「『グローバル』に生きるということ」

1947年生まれ。早稲田大学第一文学部(ロシア文学専攻)を卒業後、石川島播磨重工業株式会社(現:株式会社IHI)に入社。モスクワ事務所長を10年、米国IHI INC副社長および社長を約10年務め、2003年に帰国。帰国後は、理事として経営企画部部長、取締役常務執行役員として物流・鉄構事業本部長などを歴任し、2009年に同社代表取締役副社長に就任。2010年からは代表取締役副社長(兼)副社長執行役員(兼)営業グローバル戦略本部長を務めた。2012年6月から現職。

会田 弘継 (青山学院大学地球社会共生学部教授、共同通信社客員論説委員)

写真:会田弘継2015年9月12日(土)~13日(日) 研修合宿(三浦海岸)
「巨視的に考える2030年の世界」

1951年生まれ。東京外語大学卒業。共同通信社ジュネーブ支局長、ワシントン支局長、論説委員長、特別編集委員など歴任。その他にも関西大学客員教授、同志社大学一神教学際研究センターのリサーチフェロー、米誌アメリカン・インタレスト編集委員、日本記者クラブ理事、アメリカ研究振興会理事などを務める。2010年トヨタ財団研究助成審査委員長。主な著書に『戦争を始めるのは誰か』(講談社新書、1994年)、『追跡・アメリカの思想家たち』(新潮選書、2008年)など。訳書にフランシス・フクヤマ著『アメリカの終わり』(講談社、2006年)、同『政治の起源』上下巻(講談社、2013年)など。アメリカ政治や思想史に関する論文多数。新潮社のオンライン版総合雑誌『フォーサイト』に「国際論壇レビュー」を連載中。2015年4月に青山学院大学地球社会共生学部の教授に就任。

千野 境子 (新渡戸国際塾運営委員、産経新聞客員論説委員)

写真:千野境子2015年9月12日(土)~13日(日) 研修合宿(三浦海岸)
「巨視的に考える2030年の世界」

横浜市生まれ。1967年早稲田大学文学部卒業。同年産経新聞に入社し、教養部、夕刊フジなどを経てマニラ特派員、ニューヨーク支局長を務める。1993年には新聞界初の女性外信部長となる。その後、シンガポール支局長、論説委員、大阪特派員などを歴任。2005年に全国紙初の女性論説委員長に就任し、2008年の退任後は2012年まで特別記者を務めた。現在は客員論説委員として産経新聞にコラム「遠い響・近い声」を寄稿するなど文筆活動を続けている。東南アジア報道により1997年度ボーン上田記念国際記者賞を受賞。近著に『女性記者』(産経出版、2012年)、『インドネシア9・30クーデターの謎を解く』(草思社、2013年)、『なぜ独裁はなくならないのか』(国土社、2013年)など。

渡辺 靖 (新渡戸国際塾コーディネーター、慶応義塾大学SFC教授)

渡辺 靖2015年9月12日(土)~13日(日) 研修合宿(三浦海岸)
「巨視的に考える2030年の世界」

専門は文化人類学、文化政策論、グローバリゼーション研究、アメリカ研究。主な著書に『アフター・アメリカ~ボストニアンの軌跡と<文化の政治学>』(慶應義塾大学出版会、2004年)、『アメリカン・コミュニティ――国家と個人が交差する場所』(新潮社、2007年)、Soft Power Superpowers: Cultural and National Assets of Japan and the United States (Co-edited with David L. McConnell, M.E. Sharpe Inc, 2008)、『アメリカン・デモクラシーの逆説』(岩波書店、2010年)、『文化と外交―パブリック・ディプロマシーの時代』(中公新書、2011年)など。編著に『「日米安保」とは何か』(藤原書店編集部編、藤原書店、2010年)。

山崎 大祐 (株式会社マザーハウス取締役副社長)

写真:山崎大祐2015年10月31日(土)
「15年後の消費社会―途上国の可能性を見つめ続けて」

1980年東京生まれ。高校時代は物理学者を目指していたが、幼少期の記者への夢を捨てられず、1999年4月慶應義塾大学総合政策学部に進学。大学在学中にベトナムでストリートチルドレンのドキュメンタリーを撮影したことをきっかけに、途上国の貧困・開発問題に興味を持ち始める。2003年3月大学卒業後、ゴールドマン・サックス証券入社。エコノミストとして、日本およびアジア経済の分析・調査・研究や各投資家への金融商品の提案を行う。2007年3月同社を退社。株式会社マザーハウスの経営への参画を決意し、同年7月に同社取締役副社長に就任。副社長として、マーケティング・生産両サイドを管理。年間の半分は途上国を中心に海外を飛び回っている。

明石 康 (新渡戸国際塾塾長、国際文化会館理事長)

写真:明石康2015年11月14日(土)

東京大学教養学部卒、フルブライト奨学生としてバージニア大学大学院で国際政治学を修了。タフツ大学フレッチャースクール博士課程在学中の1957年、日本人で初めて国連に入り、広報や軍縮担当の国連事務次長、カンボジアや旧ユーゴスラビア担当の事務総長特別代表などを歴任。1997年末、人道問題担当事務次長を最後に退官。現在、国際文化会館理事長、スリランカ平和構築及び復旧・復興担当日本政府代表、公益財団法人ジョイセフ会長、神戸大学特別教授などを務める。主な著書に『生きることにも心せき―国際社会に生きてきたひとりの軌跡』(中央公論新社、2001年)、『国際連合―軌跡と展望』(岩波新書、2006年)、『戦争と平和の谷間で―国境を超えた群像』(岩波書店、2007年)、『独裁者との交渉術』(集英社、2010 年)など。

室瀬 和美 (漆芸家、人間国宝)

写真:室瀬和美2015年11月28日(土) 「Kôgei―伝統工芸が切り拓く新たな世界」

1950年東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科漆芸専攻修了。日本工芸会副理事長。目白漆芸文化財研究所主宰。創作活動とともに文化財の修復活動も行い、三嶋大社蔵国宝「梅蒔絵手箱」の模造制作や、ロンドン、プラハなど海外での保存修復活動を行う。漆と日本の美を伝えるべく、海外への出展、講演活動も積極的に行っている。2008年に重要無形文化財「蒔絵」保持者(人間国宝)認定。同年、紫綬褒章受章。日本伝統工芸展にて東京都知事賞など受賞多数。著書に『漆の文化-受け継がれる日本の美』(角川選書、2002年)、『室瀬和美作品集』(新潮社図書編集室、2014年)がある。

第七期(2014年度)講師陣

山本 博文 (東京大学史料編纂所教授)

写真:山本博文2014年6月28日(土) 「『武士道』と日本人」

1957年岡山県津山市生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院修士課程修了後、東京大学史料編纂所助手となり、助教授を経て現職。1991年『幕藩制の成立と近世の国制』により東京大学から文学博士の学位を授与される。1992年『江戸お留守居役の日記』(2003年講談社より新装版)により第40回日本エッセイストクラブ賞受賞。BS-TBS『謎解き!江戸のススメ』、NHK・Eテレ『100分de名著』、『知恵泉』などテレビ出演多数。NHK総合『タイムスクープハンター』、NHK・BSプレミアム『雲霧仁左衛門』など時代考証も手がける。主な著書に、『日本史の一級史料』(光文社、2006年)、『現代語訳・武士道』(ちくま新書、2010年)『日曜日の歴史学』(東京堂出版、2011年)『「忠臣蔵」の決算書』(新潮社、2012年)、『赤穂事件と四十六士』(吉川弘文館、2013年)、『歴史をつかむ技法』(新潮社、2013年)など。

森本 公誠 (東大寺長老)

写真:森本公誠2014年7月12日(土)~13日(日)奈良スタディツアー
「日本の国際交流―その原風景にふれる」

1934年生まれ。1949年東大寺に入寺。1957年京都大学文学部卒業。1961年から62年にはカイロ大学に留学。帰国後京都大学大学院博士課程修了、同大学より文学博士学位を取得。1965年から1998年まで京都大学文学部講師(非常勤)を務める。その他にも1975年から2004年までの間に、東大寺図書館長、東大寺財務執事、同教学執事、執事長・華厳宗々務長、同上院院主・東大寺学園理事長などを歴任。2004年から2007年まで東大寺第218世別当・華厳宗管長、2010年から2013年まで東大寺総合文化センター総長を務めた。2007年から東大寺長老。著書に『初期イスラム時代エジプト税制史の研究』(岩波書店、1975年)(日経経済図書文化賞受賞)、『イブン・ハルドゥーン―人類の知的遺産 22』(講談社、1980年)、『世界に開け華厳の花』(春秋社、2006年)(圓山記念文化賞受賞)、『聖武天皇 責めはわれ一人にあり』(講談社、2010年)、『イブン・ハルドゥーン』(講談社、2011年)など。

大野 玄妙 (法隆寺管長)

写真:大野玄妙2014年7月12日(土)~13日(日)奈良スタディツアー
「日本の国際交流―その原風景にふれる」

1947年大阪生まれ。1970年龍谷大学文学部卒業。1972年同大学大学院修士課程修了後、1977年に福生院住職に就任。その後、1983年法隆寺執事、1993年法隆寺執事長、1995年法起寺住職を経て、1999年より聖徳宗管長・法隆寺住職、現在法隆寺管長を務める。

茂木 崇史 (新渡戸国際塾第四期生、株式会社BOLBOP代表取締役CHO、一般社団法人まちの誇り代表理事)

写真:茂木崇史2014年7月26日(土) 「リーダーシップで一番たいせつなこと」

東京大学経済学部卒業。2002年よりマッキンゼーアンドカンパニーにて大企業向けの経営戦略立案業務に携わった後、2004年より株式会社リンクアンドモチベーション(東証一部上場)にて、組織人事コンサルティングに従事。2010年からは同社ブランドマネジメント事業部執行役を務める。その後、東日本大震災をきっかけに、2011年に第四期新渡戸国際塾に参加して知見を広げる。2012年に独立し、宮城県気仙沼市にて一般社団法人「まちの誇り」を設立、復興に向けて地域や世代を超えたコミュニティーを創造する活動を行う。人を起点にした地域活性事業を継続的に行うべく、2013年に株式会社BOLBOPを設立し、代表取締役CHOに就任。

丹羽 宇一郎 (前中華人民共和国駐箚特命全権大使、前伊藤忠商事株式会社取締役会長、早稲田大学特命教授)

写真:丹羽宇一郎2014年8月10日(日) 「中国の行方と日本の将来の姿」

1962年名古屋大学法学部卒業、同年伊藤忠商事入社、主に食料部門に携わる。1998年に同社社長、2004年には会長に就任。2010年6月から2012年12月まで中華人民共和国駐箚特命全権大使を務める。2013年4月早稲田大学特命教授に就任。その他、2006年から2008年まで経済財政諮問会議民間議員、2007年から2010年まで地方分権改革推進委員会委員長を歴任。主な著書に『汗出せ、知恵出せ、もっと働け!』(文藝春秋、2007年)、『人は仕事で磨かれる』(文春文庫、2008年)、『新・ニッポン開国論』(日経BP、2010年)、『負けてたまるか!若者のための仕事論』(朝日新書、2010年)、『北京烈日』(文藝春秋、2013年)、『負けてたまるか!リーダーのための仕事論』(朝日新書、2013年)など。

渋沢 雅英 (公益財団法人渋沢栄一記念財団理事長)

渋沢 雅英2014年8月23日(土)
「渋沢栄一と人づくり」
「Shibusawa Eiichi and Human Resource Development」

東京大学農学部卒業。日本外国語研究所 (Language Institute of Japan) 代表理事、イースト・ウェスト・セミナー代表理事、一般財団法人MRAハウス代表理事を歴任。現在、日米欧委員会委員(1970年~)などを務める。1997年より現職。1994年から2003年まで学校法人東京女学館理事長・館長を務めたほか、英国王立国際問題研究所客員教授、アラスカ大学国際経営センター客員教授、ポートランド州立大学経営学部客員教授なども歴任。主な著書に、『父・渋沢敬三』(実業之日本社、1966年)、『太平洋に架ける橋―渋沢栄一の業績』(読売新聞社、1970年)、『太平洋アジア―危険と希望』(サイマル出版会、1991年)など。

会田 弘継 (共同通信社特別編集委員)

写真:会田弘継2014年9月6日(土)~7日(日) 研修合宿(三浦海岸)
「巨視的に考える2030年の世界」

1951年生まれ。東京外語大学卒業。共同通信社ジュネーブ支局長、ワシントン支局長、論説委員長を経て2013年9月より現職。その他にも関西大学客員教授、同志社大一神教学際研究センターのリサーチフェロー、米誌アメリカン・インタレスト編集委員、日本記者クラブ理事、アメリカ研究振興会理事などを務める。2010年トヨタ財団研究助成審査委員長。主な著書に『追跡・アメリカの思想家たち』(新潮選書、2008年)『戦争を始めるのは誰か』(講談社新書、1994年)など。訳書にフランシス・フクヤマ著『アメリカの終わり』(講談社、2006年)、同『政治の起源』上下巻(講談社、2013年)など。アメリカ政治や思想史に関する論文多数。新潮社のオンライン版総合雑誌『フォーサイト』に「国際論壇レビュー」を連載中。

千野 境子 (新渡戸国際塾運営委員、産経新聞客員論説委員)

写真:千野境子2014年9月6日(土)~7日(日) 研修合宿(三浦海岸)
「巨視的に考える2030年の世界」

横浜市生まれ。1967年早稲田大学文学部卒業。同年産経新聞に入社し、教養部、夕刊フジなどを経てマニラ特派員、ニューヨーク支局長を務める。1993年には新聞界初の女性外信部長となる。その後、シンガポール支局長、論説委員、大阪特派員などを歴任。2005年に全国紙初の女性論説委員長に就任し、2008年の退任後は2012年まで特別記者を務めた。現在は客員論説委員として産経新聞にコラム「遠い響・近い声」を寄稿するなど文筆活動を続けている。東南アジア報道により1997年度ボーン上田記念国際記者賞を受賞。近著に『女性記者』(産経出版、2012年)、『インドネシア9・30クーデターの謎を解く』(草思社、2013年)、『なぜ独裁はなくならないのか』(国土社、2013年)など。

渡辺 靖 (新渡戸国際塾コーディネーター、慶応義塾大学 教授)

渡辺 靖2014年9月6日(土)~7日(日) 研修合宿(三浦海岸)
「巨視的に考える2030年の世界」

専門は文化人類学、文化政策論、グローバリゼーション研究、アメリカ研究。主な著書に、『アフター・アメリカ~ボストニアンの軌跡と<文化の政治学>』(慶應義塾大学出版会、2004年)、『アメリカン・コミュニティ――国家と個人が交差する場所』(新潮社、2007年)、Soft Power Superpowers: Cultural and National Assets of Japan and the United States (Co-edited with David L. McConnell, M E Sharpe Inc, 2008)、『アメリカン・デモクラシーの逆説』(岩波書店、2010年)、『「日米安保」とは何か』(藤原書店編集部編、藤原書店、2010年)、など。

村井 純 (慶應義塾大学環境情報学部学部長、教授)

写真:村井純2014年9月20日(土) 「インターネット前提社会の構築―2030年に向けて」

1984年日本の大学間コンピューターネットワークJUNET(Japan University NETwork)を設立。1988年インターネットに関する研究プロジェクトWIDEプロジェクトを設立、現在はファウンダーとして指導にあたる。その他にも内閣官房 IT総合戦略本部員、同情報セキュリティセンター情報セキュリティ政策会議委員、一般社団法人情報処理学会フェロー、日本学術会議第20期会員など。内閣府他各省庁委員会の主査や委員などを多数務め、国際学会などでも活動。2005年Jonathan B. Postel Service Award、2007年第6回情報科学技術フォーラム(FIT2007)船井業績賞、2011年IEEE Internet Award、2011年度第20回大川賞を受賞。2013年にはインターネットの殿堂(Internet Hall of Fame)入りした。著書に『インターネット』(岩波書店、1995年)、『インターネットII』(岩波書店、1998年)、『インターネット新世代』(岩波書店、2010年)など多数。

明石 康 (新渡戸国際塾塾長、国際文化会館理事長)

写真:明石康2014年10月4日(土) 「“祈るだけの平和”から“創る平和”へ」

東京大学教養学部卒、フルブライト奨学生としてバージニア大学大学院で国際政治学を修了。タフツ大学フレッチャースクール博士課程在学中の1957年、日本人で初めて国連に入り、広報や軍縮担当の国連事務次長、カンボジアや旧ユーゴスラビア担当の事務総長特別代表などを歴任。1997年末、人道問題担当事務次長を最後に退官。現在、国際文化会館理事長、スリランカ平和構築及び復旧・復興担当日本政府代表、公益財団法人ジョイセフ会長、神戸大学特別教授などを務める。主な著書に、『生きることにも心せき―国際社会に生きてきたひとりの軌跡』(中央公論新社、2001年)、『国際連合―軌跡と展望』(岩波新書、2006年)、『戦争と平和の谷間で―国境を超えた群像』(岩波書店、2007年)、『独裁者との交渉術』(集英社、2010 年)など。

根本 かおる (国連広報センター所長)

写真:根本かおる2014年11月1日(土) 「国連を伝える仕事」

東京大学法学部卒業。テレビ朝日アナウンサーと記者を経て、米国コロンビア大学大学院より国際関係論修士号を取得。1996年から2011年末までUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)にて、アジア、アフリカなどの難民支援活動に従事。ジュネーブ本部では政策立案、民間部門からの活動資金調達のコーディネートを担当。WFP(国連世界食糧計画)広報官、国連UNHCR協会事務局長も歴任。フリー・ジャーナリストを経て2013年8月より現職。著書に『日本と出会った難民たち―生き抜くチカラ、支えるチカラ』(英治出版、2013年)など。

イェスパー・コール (JPモルガン証券株式会社 マネジングディレクター、株式調査部長)

写真:イェスパー・コール2014年11月15日(土)
「日本の新たな黄金期―問われる経済、社会、そして政策力」

1986年に来日して以来、一貫して日本経済の調査に携わってきた。来日後3年間にわたって国会議員に助言を与えたほか、JPモルガン証券調査部長、メリルリンチ日本証券チーフエコノミストを10年間、タイガー・マネジメントでマネジングディレクターを2年間務め、2009年12月にマネジングディレクターとしてJPモルガン証券に復帰した。過去約20年間、日本におけるトップレベルのストラテジスト・エコノミストとしての地位を保ち、その卓越した洞察力を買われて、数多くの政府諮問委員を務めてきた。また、フジテレビ、日経CNBC、ワールドビジネスサテライト、CNNなど国内外の報道番組にコメンテーターとして出演。経済同友会の数少ない外国人会員の一人でもある。日本語の著書に『日本経済これから黄金期へ』(ダイヤモンド社、2000年)、『平成デフレの終焉』(共著:上坂郁、有楽出版社、2003年)。レスター・B・ピアソン・カレッジ・オブ・ザ・パシフィックを卒業後、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院にて国際経済学修士号を取得したほか、東京大学と京都大学でリサーチフェローを務めた。

近藤 誠一 (前文化庁長官、近藤文化・外交研究所代表)

写真:近藤誠一2014年11月29日(土)
「日本が再び世界をリードする日―文化によるエンパワーメント」

東京大学教養学部卒業後、1972年外務省入省。オックスフォード大学留学。本省で経済、広報文化交流などを担当。駐米国大使館公使、ユネスコ代表部大使、駐デンマーク大使を歴任。その間パリにあるIEA(国際エネルギー機関)とOECD(経済協力開発機構)の事務局勤務のほか、通産省(当時)に出向。 2010年より2013年まで文化庁長官。退官後は、近藤文化・外交研究所を設立したほか、外務省参与(国連関係)を務める傍ら、東京大学特任教授、東京藝術大学客員教授、慶應義塾大学特別招聘教授、同志社大学客員教授、星槎大学客員教授として教鞭をとる。また、長野県文化振興事業団理事長も務める。『ミネルヴァのふくろうと明日の日本』(かまくら春秋社、2013年)など著書・論文多数。

第六期(2013年度)講師陣

明石 康 (新渡戸国際塾塾長、国際文化会館理事長)

2013年6月15日(土) 「この国を開くということ」

東京大学教養学部卒、フルブライト奨学生としてバージニア大学大学院で国際政治学を修了。タフツ大学フレッチャースクール博士課程在学中の1957年、 日本人で初めて国連に入り、広報や軍縮担当の国連事務次長、カンボジアや旧ユーゴスラビア担当の事務総長特別代表などを歴任。1997年末、人道問題担当 事務次長を最後に退官。現在、国際文化会館理事長、スリランカ平和構築担当日本政府代表、公益財団法人ジョイセフ会長、立命館大学大学院客員教授などを務 める。主な著書に、『生きることにも心せき― 国際社会に生きてきたひとりの軌跡』(中央公論新社、2001年)、『国際連合― 軌跡と展望』(岩波新書、2006年)、『戦争と平和の谷間で―国境を超えた群像』(岩波書店、2007年)、『独裁者との交渉術』(集英社、2010 年)など。

畠山 重篤 (NPO法人森は海の恋人 理事長)

畠山 重篤2013年6月22日(土)~23日(日)気仙沼スタディツアー
「気仙沼からこれからの日本を考える」

1943年中国上海生まれ。京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授。高校卒業後、気仙沼湾で家業である牡蛎、帆立の養殖に従事する。1989年より漁民による広葉樹の植林活動「森は海の恋人」運 動を進めると同時に、環境教育の手助けとして子どもたちを養殖場に招く体験学習にも力を入れている。1994年朝日森林文化賞、2000年 第6回環境水俣賞、2003年 緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰、2004年宮沢賢治イーハトーブ賞をはじめ表彰多数。主な著書に『森は海の恋人』(1994年、北斗出版)、『日本<汽水>紀行』(2003年、文藝春 秋/日本エッセイスト・クラブ賞)、『漁師さんの森づくり』(2010年、講談社/産経児童出版文化賞JR賞・ 小学館児童出版文化賞)など。2012年、国連森林 フォーラム(UNFF)から森林の育成や林業の健全な発展などに貢献した人物に与えられる「フォレスト・ヒーローズ」の、初代受賞者の一人として選出される。

ジョセフ・ショールズ (NPO法人異文化教育研究所 代表)

ジョセフ・ショールズ2013年6月26日(水)、7月6日(土)
特別セミナー 「国際コミュニケーションへの道」

1962年米国カリフォルニア生まれ。サウサンプトン大学(英国)で博士号(異文化コミュニケーション)取得。メキシコで語学学校のディレクターを務めた後、86年に初来日。英語学校講師を経て、96年より立教大学、慶應大学国際センターの英語科講師に。99年から06年まで立教大学社会学部助教授。02年から現職。98年から04年までは、テレビ英会話講座「クロスロード・カフェ」(NHK教育)に司会者として出演。09年からNHKテレビ「ニュースで英会話」に講師として出演。専門は、異文化コミュニケーション(研修・コンサルティング・研究)、英語教育、教材開発、出版など。

渋澤 健 (公益財団法人日本国際交流センター 理事長、コモンズ投信株式会社 会長)

写真:渋澤健2013年7月27日(土)~28日(日) 合宿研修 
「現代における武士道とは」「30年後の日本社会」

テキサス大学化学工学部卒業。1984年に(財)日本国際交流センター入職、1987年にUCLA大学経営大学院にてMBAを取得し、米系大手金融機関などを経て、2001年シブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業。2007年コモンズ株式会社(現コモンズ投信)を創業し、2008年会長に就任、現在に至る。2010年より日本国際交流センター評議員、2012年3月理事、5月に理事長に就任。「日本資本主義の父」と言われる渋沢栄一の5代目の孫にあたり、「論語と算盤」の提唱を現代に問いかけ、21世紀における資本主義や社会の持続性、経済活動と公益活動を両輪とする民間の力の重要性などを説く講演・執筆活動に従事する。2004年より経済同友会幹事、また、渋沢栄一記念財団理事など多くの非営利組織の理事・評議員を務める。著書に、『渋沢栄一 100の訓言』(日本経済新聞出版社、2010年)、『30歳からはじめる お金の育て方入門』(同分館出版、2013年)などがある。1961年生まれ。

渡辺 靖 (新渡戸国際塾 コーディネーター、慶応義塾大学 教授)

渡辺 靖2013年7月27日(土)~28日(日) 合宿研修 
「現代における武士道とは」「30年後の日本社会」

専門は文化人類学、文化政策論、グローバリゼーション研究、アメリカ研究。主な著書に、『アフター・アメリカ~ボストニアンの軌跡と<文化の政治学>』(慶應義塾大学出版会、2004年)、『アメリカン・コミュニティ――国家と個人が交差する場所』(新潮社、2007年)、Soft Power Superpowers: Cultural and National Assets of Japan and the United States (Co-edited with David L. McConnell, M E Sharpe Inc, 2008)、『アメリカン・デモクラシーの逆説』(岩波書店、2010年)、『「日米安保」とは何か』(藤原書店編集部編、藤原書店、2010年)、など。

近藤 正晃ジェームス (Twitter社日本代表/東アジア代表)

写真:近藤正晃ジェームス2013年8月10日(土) 「仕事とは何か」

慶應義塾大学経済学部卒、ハーバード経営大学院修了、イェール大学ワールドフェロー。マッキンゼー・グローバル・インスティテュートの中心メンバーの一人として、日本・台湾・米国・英国・フランス・ドイツ・ロシアにおける国家経済政策を立案。その後、東京大学医療政策人材養成講座と日本医療政策機構を設立、運営に携わる。政府においては、内閣官房国家戦略室長付参事官、内閣国際広報戦略参事官、内閣府参与他を歴任。現在、一橋大学大学院国際企業戦略研究科客員教授、TABLE FOR TWO共同創設者、教育支援グローバル財団(BEYOND TOMORROW)代表理事、日本再建イニシアティブ専務理事を務める。ダボス会議のヤング・グローバル・リーダー、戦略国際問題研究所(CSIS)のインターナショナル・フェロー、アジア・ソサエティーのAsia21フェロー、稲盛財団のイナモリ・フェローなどに選出される。

渋沢 雅英 (公益財団法人渋沢栄一記念財団 理事長)

渋沢 雅英2013年8月25日(日) 「Shibusawa Eiichi and Asia」

東京大学農学部卒業。日本外国語研究所 (Language Institute of Japan) 代表理事、イースト・ウェスト・セミナー代表理事、一般財団法人MRAハウス代表理事を歴任。現在、日米欧委員会委員(1970年~)等を務める。1997年より現職。1994年から2003年まで学校法人東京女学館理事長・館長を務めたほか、英国王立国際問題研究所客員教授、アラスカ大学国際経営センター客員教授、ポートランド州立大学経営学部客員教授なども歴任。主な著書に、『父・渋沢敬三』(実業之日本社、1966年)、『太平洋に架ける橋――渋沢栄一の業績』(読売新聞社、1970年)、『太平洋アジア――危険と希望』(サイマル出版会、1991年)など。

瀬谷 ルミ子 (認定NPO法人日本紛争予防センター理事長)

写真:瀬谷ルミ子2013年10月5日(土) 「平和のつくり方」

1977年生まれ。中央大学総合政策学部卒業後、英ブラッドフォード大学紛争解決学修士号取得。国連PKO、外務省、NGO職員としてルワンダ、アフガニスタン、シエラレオネ、コートジボワールなどで勤務。2007年より日本紛争予防センター事務局長として南スーダン、ソマリア、ケニアなどの紛争地に展開する現地事務所と現場での平和構築事業を統括した。2013年7月には理事長に就任。専門は紛争後の復興、平和構築、治安改善(SSR)、兵士の武装解除・動員解除・社会再統合(DDR)など。アフリカにおけるPKOの軍人、警察、文民の訓練カリキュラム立案や講師も務める。2000年第二回秋野豊賞、日経ウー マン・オブ・ザ・イヤー2012準大賞、2013年エイボン女性年度賞大賞を受賞。2011年ニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人25人」、 2012年雑誌AERA「日本を立て直す100人」、同年日経ビジネス「未来を創る100人」の一人として選出される。著書に『職業は武装解除』 (朝日新聞出版、2011年)。

齋藤 ウィリアム浩幸 (株式会社インテカー代表取締役社長)

写真:齋藤ウィリアム浩幸2013年10月27日(日) 「日本経済への恩返し」

アメリカ生まれ日系二世の起業家、およびベンチャーキャピタリスト。暗号、生体認証技術の専門家。14歳でコンピュータービジネスをスタートし、1991年UCLA医学部在学中にカリフォルニア州でI/O Software, Inc.を設立。世界最先端のセキュリティ技術を提供し、160社以上の企業とライセンス契約を締結した。2004年同社をマイクロソフト社に売却後、東京に拠点を移し、コンサルティング会社インテカーを設立。イノベーションや起業で生じる多様な課題に対しアドバイス、時には資本支援も行っている。世界各地で開かれる起業家コンテストの審査員を務め、世界経済フォーラム(ダボス会議)では委員として、日本の識者たちを同会議に導くことに貢献している。2012年の主な国内活動としては、国家戦略会議の委員や東京電力福島原子力発電所事故調査委員会の最高技術責任者、またカタールフレンド基金諮問委員として被災地復興の支援も行う。官民学の分野を問わないこうしたグローバルな活動は、その実績と共に各界の反響を呼んでおり、日本がグローバルに発展するための力強いアドバイザーとしてマスコミからも熱い注目を集めている。2012年10月号日経ビジネス「次代を創る100人」に選出される。日本語著書に 『ザ・チーム―日本の一番大きな問題を解く』(日経BP社、2012年)。

石倉 洋子 (慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)

写真:石倉洋子2013年11月2日(土) 「あなたのリーダーシップとは?」

バージニア大学大学院経営学修士(MBA)修了。ハーバード大学大学院経営学博士(DBA)修了。マッキンゼー社マネジャーを経て、青山学院大学国際政治 経済学部教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授に就任。その他、日清食品ホールディングス、ライフネット生命社外取締役、世界経済フォーラ ム(ダボス会議)のGlobal Agenda Council Education & Skillsのメンバー。専門は、経営戦略、競争力、グローバル人材。主な著書に、『戦略経営論』(訳、東洋経済新報社、2002年)、『日本の産業クラス ター戦略』(共著、有斐閣、2003年)、『世界級キャリアのつくり方』(共著、東洋経済新報社、2006年)、『戦略シフト』(東洋経済新報社、 2009年)、『グローバルキャリア―ユニークな自分の見つけ方』(東洋経済新報社、2011年)など。

蓑 豊 (兵庫県立美術館 館長)

写真:蓑豊2013年11月16日(土) 「超<集客力>革命:美術館が街を変える」

1941年金沢市生まれ。1977年米国ハーバード大学文学博士号取得。カナダ・ロイヤルオンタリオ博物館東洋部学芸員を経てカナダ・モントリオール美術館東洋部長、アメリカ・インディアナポリス美術館東洋部長、シカゴ美術館東洋部長を歴任。1996年からは大阪市立美術館館長、2004年に開館した金沢21世紀美術館の初代館長を務め、2005年には金沢市助役も務める。2007年サザビーズ北米本社副会長に就任、同年大阪市立美術館名誉館長、金沢21世紀美術館特任館長にも就任。2010年より現職。主な著書に『超・美術館革命-金沢21世紀美術館の挑戦』(角川書店、2007年)、 『超<集客力>革命-人気美術館が知っているお客の呼び方』(角川書店、2012年)など。

行天 豊雄 (公益財団法人国際通貨研究所 理事長)

写真:行天豊雄2013年11月30日(土) 「これからの世界を動かすリーダーへ」

1955年東京大学経済学部卒業後、大蔵省(当時)に入省。プリンストン大学留学。国際通貨基金、アジア開発銀行に出向、国際金融局長、財務官などを歴任。1989年退官後、ハーバード大学、プリンストン大学、サン・ガレン大学(スイス)の客員教授を経て、1992年から1996年まで東京銀行会長。1995年12月に国際通貨研究所初代理事長となる。1998年には小渕恵三首相(当時)の助言役として内閣特別顧問をつとめた。2008年11月より2010年 3月まで内閣官房参与(総理特使)。2009年9月より財務省特別顧問。 著書に、『富の興亡―円とドルの歴史』(ポール・ボルカー氏との共著、東洋経済新報社、1992年)、『円はどこへ行くのか―体験的為替論』(講談社、 1996年)など。

第五期(2012年度)講師陣

明石 康 (新渡戸国際塾塾長、国際文化会館理事長)

2012年6月16日(土) 「新渡戸国際塾5周年記念講演」

東京大学卒、ヴァージニア大学大学院修了。1957年国連入り。広報や軍縮担当の国連事務次長、カンボジアや旧ユーゴスラビア担当の事務総長特別代表などを歴任。1997年末、人道問題担当事務次長を最後に退官。現在、国際文化会館理事長、スリランカ平和構築担当日本政府代表、公益財団法人ジョイセフ会長、立命館大学大学院客員教授などを務める。主な著書に、『生きることにも心せき――国際社会に生きてきたひとりの軌跡』(中央公論新社、2001年)、『国際連合―軌跡と展望』(岩波新書、2006年)、『戦争と平和の谷間で―国境を超えた群像』(岩波書店、2007年)、『独裁者との交渉術』(集英社、2010年)など。

ジョセフ・ショールズ (NPO法人異文化教育研究所 代表)

ジョセフ・ショールズ2012年6月23日(土)、6月27日(水)、7月4日(水)
特別セミナー 「国際コミュニケーションへの道」

1962年米国カリフォルニア生まれ。サウサンプトン大学(英国)で博士号(異文化コミュニケーション)取得。メキシコで語学学校のディレクターを務めた後、86年に初来日。英語学校講師を経て、96年より立教大学、慶應大学国際センターの英語科講師に。99年から06年まで立教大学社会学部助教授。02年から現職。98年から04年までは、テレビ英会話講座「クロスロード・カフェ」(NHK教育)に司会者として出演。09年からNHKテレビ「ニュースで英会話」に講師として出演。専門は、異文化コミュニケーション(研修・コンサルティング・研究)、英語教育、教材開発、出版など。

猪木 武徳 (青山学院大学 特任教授、前国際日本文化研究センター 所長)

猪木 武徳2012年7月21日(土) 「デモクラシーをどう擁護するか」

1945年生まれ。専門は、労働経済、経済思想。1968年、京都大学経済学部卒業後、マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了。大阪大学経済学部教授、国際日本文化研究センター教授などを経て、2008年4月より同センター所長。2012年4月より青山学院大学特任教授。主な著書に、『経済思想』(岩波書店、1987年;サントリー学芸賞、日経・経済図書文化賞)、『自由と秩序―競争社会の二つの顔』(中央公論新社、2001年;読売・吉野作造賞)、『文芸にあらわれた日本の近代―社会科学と文学のあいだ』(有斐閣、2004年;桑原武夫学芸賞)、『大学の反省』(NTT出版、2009年)、『戦後世界経済史―自由と平等の視点から』(中央公論新社、2009年)など。2002年、紫綬褒章受章。

渡辺 靖 (新渡戸国際塾 コーディネーター、慶応義塾大学 教授)

渡辺 靖2012年8月4日(土)~5日(日) 合宿研修 
「巨視的な視点で考える2030年の世界」

専門は文化人類学、文化政策論、グローバリゼーション研究、アメリカ研究。主な著書に、『アフター・アメリカ~ボストニアンの軌跡と<文化の政治学>』(慶應義塾大学出版会、2004年)、『アメリカン・コミュニティ――国家と個人が交差する場所』(新潮社、2007年)、Soft Power Superpowers: Cultural and National Assets of Japan and the United States (Co-edited with David L. McConnell, M E Sharpe Inc, 2008)、『アメリカン・デモクラシーの逆説』(岩波書店、2010年)、『「日米安保」とは何か』(藤原書店編集部編、藤原書店、2010年)、など。

キャシー 松井 (ゴールドマンサックス証券 チーフ日本株ストラテジスト兼 Asia ECS共同ヘッド)

キャシー 松井2012年8月25日(土) 「ウーマノミクス:ダイバーシティの力」

1986年ハーバード大学卒業後、87年にロータリー奨学生として神戸大学に留学。日本輸出入銀行ワシントンD.C.事務所での勤務を経て、1990年ジョンズホプキンズ大学院卒業。同年バークレーズ証券会社に入社。チーフ・ストラテジストを経て、1994年3月にゴールドマンサックス証券会社に入社。汎アジア投資調査統括部長、Asia ECS (Economics, Commodities and Strategy) のヘッドを歴任し、現在はAsia ECSの共同ヘッドを務める。また、リーダーシップ111、AWF (Association of women in finance)など女性グループの中核メンバーであり、女性を取り巻く社会・環境の改善に取り組む。アジア地域の優れた学生に高等教育の機会を提供し女性リーダーを養成することで、地域の発展と安定に寄与することを目的としたアジア女子大学(バングラデシュ)の理事会メンバーとしても活動中。2007年にはウォールストリートジャーナルの「10 Women to Watch in Asia」の一人に選ばれる。

渋沢 雅英 (公益財団法人渋沢栄一記念財団 理事長)

渋沢 雅英2012年9月8日(土) 「Rediscovering Shibusawa Eiichi」

東京大学農学部卒業。現在、財団法人MRAハウス代表理事(1964年~)、日本外国語研究所(Language Institute of Japan)代表理事(1968年~)、イースト・ウェスト・セミナー代表理事(1970年~)、日米欧委員会委員(1970年~)を務める。1997年より現職。1994年から2003年まで学校法人東京女学館理事長・館長を務めたほか、英国王立国際問題研究所客員教授、アラスカ大学国際経営センター客員教授、ポートランド州立大学経営学部客員教授なども歴任。主な著書に、『父・渋沢敬三』(実業之日本社、1966年)、『太平洋に架ける橋――渋沢栄一の業績』(読売新聞社、1970年)、『太平洋アジア――危険と希望』(サイマル出版会、1991年)などがある。

中村 俊裕 (米国NPO法人コペルニク 共同創設者兼CEO)

中村 俊裕2012年10月6日(土) 「途上国支援という仕事」

京都大学法学部卒業。英国ロンドン経済政治学院で比較政治学修士号を取得。マッキンゼー東京支社にて経営コンサルタントとしての勤務を経て、国連で国際開発援助に携わる。東ティモール、インドネシア、シエラレオネ、アメリカ、スイスを拠点に主に国連開発計画で勤務し、ガバナンス改革、平和構築、自然災害後の復興(スマトラ沖地震など)、国連改革などに従事した。シエラレオネでは、「開かれた政府」プロジェクトを発案し、立ち上げ、大統領や主要大臣のアカウンタビリティーを強化した。2010年2月に、オンライン・マーケットプレイスを通じてテクノロジーを途上国の人々に届け、貧困を削減することを目指した、米国のNPO法人「コペルニク」を立ち上げる。現在は同法人理事を兼任し、大阪大学大学院国際公共政策研究科招へい准教授としても活躍中。

舩橋 晴雄 (シリウス・インスティテュート株式会社 代表取締役)

舩橋 晴雄2012年11月3日(土・祝) 「日本長寿企業の国際性」

1969年、東京大学法学部卒業後、大蔵省(当時)入省。大蔵省広報室長、在フランス大使館参事官、大蔵省副財務官、東京税関長、国税庁次長、証券取引等監視委員会事務局長、国土庁長官官房長、国土交通省国土交通審議官などを歴任した。2002年に退官後、企業倫理、経済倫理分野を中心としたシンクタンクであるシリウス・インスティテュート株式会社を2003年に設立。2004年からは一橋大学大学院国際企業戦略科客員教授も務める。主な著書に『日本経済の故郷を歩く―蓮如から龍馬へ』(中央公論新社、2000年)、『新日本永代蔵』(日経BP社、2003年)、『経済六変―歴史から読む60の知恵』(日本経済新聞出版社、2010年)など。

畠山 重篤 (NPO法人森は海の恋人 理事長)

畠山 重篤2012年11月17日(土)
「『海のことは森に聞け』~コトの本質に迫るには」

1943年中国上海生まれ。京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授。高校卒業後、気仙沼湾で家業である牡蛎、帆立の養殖に従事する。1989年より漁民による広葉樹の植林活動「森は海の恋人」運 動を進めると同時に、環境教育の手助けとして子どもたちを養殖場に招く体験学習にも力を入れている。1994年朝日森林文化賞、2000年 第6回環境水俣賞、2003年 緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰、2004年宮沢賢治イーハトーブ賞をはじめ表彰多数。主な著書に『森は海の恋人』(1994年、北斗出版)、『日本<汽水>紀行』(2003年、文藝春 秋/日本エッセイスト・クラブ賞)、『漁師さんの森づくり』(2010年、講談社/産経児童出版文化賞JR賞・ 小学館児童出版文化賞)など。2012年、国連森林 フォーラム(UNFF)から森林の育成や林業の健全な発展などに貢献した人物に与えられる「フォレスト・ヒーローズ」の、初代受賞者の一人として選出される。

第四期(2011年度)講師陣

明石 康 (新渡戸国際塾塾長、国際文化会館理事長)

2011年6月19日(日)「デフレ、少子化とグローバル競争:問題解決の道は?」

東京大学卒、ヴァージニア大学大学院修了。1957年国連入り。広報や軍縮担当の国連事務次長、カンボジアや旧ユーゴスラビア担当の事務総長特別代表などを歴任。1997年末、人道問題担当事務次長を最後に退官。現在、国際文化会館理事長、スリランカ平和構築担当日本政府代表、公益財団法人ジョイセフ(家族計画国際協力財団)会長、立命館大学大学院客員教授などを務める。主な著書に、『生きることにも心せき――国際社会に生きてきたひとりの軌跡』(中央公論新社、2001年)、『国際連合―軌跡と展望』(岩波新書、2006年)、『戦争と平和の谷間で―国境を超えた群像』(岩波書店、2007年)、『独裁者との交渉術』(集英社、2010年)など。

佐藤 全弘 (大阪市立大学名誉教授)

佐藤 全弘2011年6月25日(土)~26日(日) 盛岡スタディーツアー
「新渡戸稲造から学ぶ――震災から復興へ」

大阪市立大学文学部卒業。大阪市立大学教授、関西外国語大学教授退職。現在、キリスト教愛真高等学校理事長、愛農学園農業高等学校理事および同校後援会会長、(財)三愛教育振興会理事を兼務。専門は、哲学。主な著書に、『新渡戸稲造――生涯と思想』(キリスト教図書出版会、1980年)、『矢内原忠雄と日本精神』(キリスト教図書出版会、1984年)、『現代に生きる新渡戸稲造』(教文館、1988年)、『カント歴史哲学研究』(晃洋書房、1990年)、『希望のありか――内村鑑三と現代』(教文館、1991年)、『日本の心と武士道』(教文館、2001年)、『夕陽丘随想録』(新風書房、2011年)ほか多数。翻訳書に、新渡戸稲造著『武士道』(教文館、2000年)などがある。

渋沢 雅英 (公益財団法人渋沢栄一記念財団 理事長)

渋沢 雅英2011年7月9日(土) 「Shibusawa Eiichi and His World」

東京大学農学部卒業。現在、財団法人MRAハウス代表理事(1964年~)、日本外国語研究所(Language Institute of Japan)代表理事(1968年~)、イースト・ウェスト・セミナー代表理事(1970年~)、日米欧委員会委員(1970年~)を務める。1997年より現職。1994年から2003年まで学校法人東京女学館理事長・館長を務めたほか、英国王立国際問題研究所客員教授、アラスカ大学国際経営センター客員教授、ポートランド州立大学経営学部客員教授なども歴任。主な著書に、『父・渋沢敬三』(実業之日本社、1966年)、『太平洋に架ける橋――渋沢栄一の業績』(読売新聞社、1970年)、『太平洋アジア――危険と希望』(サイマル出版会、1991年)などがある。

ジョセフ・ショールズ (NPO法人異文化教育研究所 代表、NHK Eテレ「ニュースで英会話」講師 )

ジョセフ・ショールズ2011年6月29日(水)、7月1日(金)、6日(水)
コミュニケーション・スキル養成講座 「国際コミュニケーションへの道」

1962年米国カリフォルニア生まれ。サウサンプトン大学(英国)で博士号(異文化コミュニケーション)取得。メキシコで語学学校のディレクターを務めた後、86年に初来日。英語学校講師を経て、96年より立教大学、慶應大学国際センターの英語科講師に。99年から06年まで立教大学社会学部助教授。02年から現職。98年から04年までは、テレビ英会話講座「クロスロード・カフェ」(NHK教育)に司会者として出演。09年からNHKテレビ「ニュースで英会話」に講師として出演。専門は、異文化コミュニケーション(研修・コンサルティング・研究)、英語教育、教材開発、出版など。

渡辺 靖 (慶應義塾大学環境情報学部教授)

渡辺 靖2011年7月23日(土)~24日(日)合宿研修
「巨視的な視点で考える2030年の世界」

専門は文化人類学、文化政策論、グローバリゼーション研究、アメリカ研究。主な著書に、『アフター・アメリカ~ボストニアンの軌跡と<文化の政治学>』(慶應義塾大学出版会、2004年)、『アメリカン・コミュニティ――国家と個人が交差する場所』(新潮社、2007年)、Soft Power Superpowers: Cultural and National Assets of Japan and the United States (Co-edited with David L. McConnell, M E Sharpe Inc, 2008)、『アメリカン・デモクラシーの逆説』(岩波書店、2010年)、『「日米安保」とは何か』(藤原書店編集部編、藤原書店、2010年)、など。

鈴木 崇弘 (城西国際大学大学院客員教授)

鈴木 崇弘2011年7月23日(土)~24日(日) 合宿研修
「2030年の日本のガバナンス」

東京大学法学部卒。マラヤ大学、イースト・ウエスト・センターやハワイ大学大学院などに留学。東京財団研究事業部長、大阪大学特任教授、「シンクタンク2005・日本」理事・事務局長などを経て、現職。中央大学大学院公共政策研究科客員教授、朝日新聞WEBRONZA(http://webronza.asahi.com/)の論者なども務める。主な著書・訳書に、『世界のシンク・タンク―――「知」と「治」を結ぶ装置』(共編著、サイマル出版会、1993年)、『アメリカに学ぶ市民が政治を動かす方法』(監訳・共訳、日本評論社、2002年)、『シチズン・リテラシー』(編著、教育出版、2005年)、『日本に「民主主義」を起業す――自伝的シンクタンク論』(第一書林、2007年)など。

佐藤 登 (サムスンSDI常務)

佐藤 登2011年8月6日(土)
「日韓企業文化の違いに見るグローバル戦略と国際競争力」

1978年、横浜国立大学大学院修士課程修了後、本田技研工業(株)入社。1990年より(株)本田技術研究所和光基礎研究センターへ異動、1992年チーフエンジニア。1993年、同社和光研究所マネージャー。1995年より同社栃木研究所チーフエンジニア。その間、 1988年に社内研究成果により東京大学工学博士(応用化学)取得。2004年9月、ヘッドハンティングによりサムスンSDI(株)常務就任。名古屋大学工学部非常勤講師 (1996年)、東京農工大学客員教授(2005年)秋田県学術顧問(2008―2010年)を兼任するなど、後進の育成にもあたる。1988年 本田技研工業(株)創立記念特別表彰、米国CALTEX社論文賞、1992年および2003年(社)表面技術協会技術賞、2010年秋田県横手市功労賞をそれぞれ受賞。175編におよぶ論文や解説の発表に加え、研究発表・講演を多数こなす。30冊を超える専門書籍(共著含む)に加え、一般著書に、『世界発掘探訪記』(鳥影社、2000年)など。

野中 章弘 (アジアプレス・インターナショナル代表)

野中 章弘2011年8月20日(土)
「新しいメディアの時代における、ジャーナリズムの可能性」

ジャーナリスト、プロデューサー。立教大学大学院教授、早稲田大学大学院客員教授を兼務。インドシナ難民、アフガニスタン内戦、エチオピアの飢餓、台湾人元日本兵、カンボジア紛争、ビルマの少数民族問題、タイのエイズ問題、チベット、東ティモール独立闘争、朝鮮半島問題、アフガニスタン空爆、イラク戦争などの取材を行う。NHK(ETV特集など)を中心に、ニュース、ドキュメンタリー発表本数は200本を超える。第3回「放送人グランプリ特別賞」受賞(2004年)。BSイレブン「インサイド・アジア」番組キャスター。編・共・著書に、『沈黙と微笑――タイ・カンボジア国境から』(創樹社、1981年)、『ジャーナリズムの可能性 (ジャーナリズムの条件 4)』(岩波書店、2005年)など。

チャールズ D. レイク II (アフラック 日本における代表者・会長)

チャールズ・レイク2011年9月3日(土) 「成長するアジア経済と日本の国際競争力」

小中学校まで日本の義務教育を受ける。1990年、ジョージ・ワシントン大学法科大学院にて法学博士号取得。米国通商代表部日本部長、次席通商代表付法律顧問などを歴任後、ワシントンの法律事務所にて弁護士として勤務。1999年、アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)入社、統括法律顧問、副社長、日本における代表者・社長、副会長を経て、2008年7月より現職。在日米国商工会議所(ACCJ)会頭、会長を経て、2009年1月より名誉会頭に就任。米日経済協議会副会長、マンスフィールド財団副会長、米国生命保険協会国際委員会委員長、東京証券取引所グループ社外取締役、社団法人経済同友会幹事、などを兼務。著書に、『GREAT JAPAN 偉大なる国へ 黒船はもう来ない!』 (朝日新聞出版社、2009 年)

中村 桂子 (JT生命誌研究館館長)

中村 桂子2011年10月16日(日)
「生命を見つめ直す:グローバルな課題に立ち向かうために」

理学博士。東京大学理学部化学科卒。同大学院生物化学修了。三菱化成生命科学研究所人間・自然研究部長、早稲田大学人間科学部教授、大阪大学連携大学院教授などを歴任。JT生命誌研究会館副館長を経て、2002年より現職。主な著書に、『自己創出する生命――普遍と個の物語』(哲学書房、1993年、第47回毎日出版文化賞)、『ゲノムを読む――人間を知るために』(紀伊國屋書店、1996年、第12回日刊工業新聞 技術・科学図書文化賞優秀賞)、『ゲノムが語る生命―新しい知の創出』(集英社、2004年)ほか多数。

行天 豊雄 (公益財団法人国際通貨研究所理事長)

行天 豊雄2011年11月19日(土) 「日本の針路:グローバル人材の条件とは」

1955年東京大学経済学部卒業後、大蔵省(当時)に入省。プリンストン大学留学。国際通貨基金、アジア開発銀行に出向、国際金融局長、財務官などを歴任。1989年退官後、ハーバード大学、プリンストン大学、サン・ガレン大学の客員教授を経て、1992年から1996年まで東京銀行会長。1995年12月に国際通貨研究所初代理事長となる。1998年には小渕恵三首相の助言役として内閣特別顧問をつとめた。2008年11月より2010年3月まで内閣官房参与(総理特使)。2009年9月より財務省特別顧問。 著書に、『富の興亡―円とドルの歴史』(ポール・ボルカー氏との共著、東洋経済新報社、1992年)、『円はどこへ行くのか―体験的為替論』(講談社、1996年)など。

モンテ・カセム (学校法人立命館副総長)

モンテ・カセム2011年12月3日(土)
「アジアの知の拠点として、日本はいかに世界に貢献できるのか」

スリランカ・コロンボ生まれ。1970年、スリランカ大学建築学科卒業。東京大学大学院工学系研究科博士課程(都市工学専攻単位取得)(1982年)。スリランカ工学技術公団デザインに建築士として勤務後、マレーシア工科大学にて教鞭をとる。三井建設設計部(建築士)、AUR都市建築コンサルタント(地域開発計画)、国際連合地域開発センター(UNCRD)主任研究員などを経て、1994年より、学校法人立命館大学教授となり、以後、日本の教育現場にて後進の育成にあたる。学校法人立命館副総長、立命館アジア太平洋大学長を併任後、2010年より、現職。

第三期(2010年度)講師陣

明石 康 (新渡戸国際塾塾長、国際文化会館理事長)

2010年7月3日(土) 「日本の行方――『引きこもり国家』からの脱却」

東京大学卒、ヴァージニア大学大学院修了。1957年国連入り。広報や軍縮担当の国連事務次長、カンボジアや旧ユーゴスラビア担当の事務総長特別代表などを歴任。1997年末、人道問題担当事務次長を最後に退官。現在、国際文化会館理事長、スリランカ平和構築担当日本政府代表、公益財団法人ジョイセフ(家族計画国際協力財団)会長、立命館大学大学院客員教授などを務める。主な著書に、『生きることにも心せき――国際社会に生きてきたひとりの軌跡』(中央公論新社、2001年)、『国際連合―軌跡と展望』(岩波新書、2006年)、『戦争と平和の谷間で―国境を超えた群像』(岩波書店、2007年)、『独裁者との交渉術』(集英社、2010年)など。

平野 健一郎 (新渡戸国際塾塾頭、国立公文書館アジア歴史資料センター長)

平野 健一郎2010年7月10日(土)~11日(日) 合宿研修 「国際社会の中の個人」

1963年東京大学大学院修士課程終了後、ハーバード大学大学院にてPh.D.を取得。2008年3月まで上智大学、東京大学、早稲田大学で国際関係論、国際文化論の教鞭をとり、現在、東京大学、早稲田大学の名誉教授。国際関係論の中から、国際関係を文化の観点から考察するユニークな視点を提唱し、数多くの若手研究者を指導。主著『国際文化論』(東京大学出版会、2000年)は日本の近代と今日の国際社会を考える理論的な枠組みを提示したと評価される。2001年の日本国際文化学会の創立に参加して、初代会長を務めるなど、国際文化論をリードするかたわら、人の国際移動から東アジア共同体の可能性を論じている。

ジョセフ・ショールズ (NPO法人異文化教育研究所 代表 )

ジョセフ・ショールズ2010年7月11日(日)(合宿中)、7月14日(水)、21日(水)
コミュニケーション・スキル養成講座 「国際コミュニケーションへの道」

1962年米国カリフォルニア生まれ。サウサンプトン大学(英国)で博士号(異文化コミュニケーション)取得。メキシコで語学学校のディレクターを務めた後、86年に初来日。英語学校講師を経て、96年より立教大学、慶應大学国際センターの英語科講師に。99年から06年まで立教大学社会学部助教授。02年から現職。98年から04年までは、テレビ英会話講座「クロスロード・カフェ」(NHK教育)に司会者として出演。09年からNHKテレビ「ニュースで英会話」に講師として出演。専門は、異文化コミュニケーション(研修・コンサルティング・研究)、英語教育、教材開発、出版など。

渋沢 雅英 (渋沢栄一記念財団 理事長)

渋沢 雅英2010年7月24日(土)「Shibusawa Eiichi and His World」

東京大学農学部卒業。現在、財団法人MRAハウス代表理事(1964年~)、日本外国語研究所(Language Institute of Japan)代表理事(1968年~)、イースト・ウェスト・セミナー代表理事(1970年~)、日米欧委員会委員(1970年~)を務める。1997年より現職。1994年から2003年まで学校法人東京女学館理事長・館長を務めたほか、英国王立国際問題研究所客員教授、アラスカ大学国際経営センター客員教授、ポートランド州立大学経営学部客員教授なども歴任。主な著書に、『父・渋沢敬三』(実業之日本社、1966年)、『太平洋に架ける橋――渋沢栄一の業績』(読売新聞社、1970年)、『太平洋アジア――危険と希望』(サイマル出版会、1991年)などがある。

小林 三郎 (中央大学大学院・戦略経営研究科 客員教授)

小林 三郎2010年8月7日(土)
「本質を考えずして創造性は生まれず:次世代へつなぐホンダの真髄」

早稲田大学理工学部機械工学科卒(専門:自動車工学)、カリフォルニア大学・バークレー校Master of Science(修士)修了。1971年、本田技術研究所入社、1985年より主任研究員。16年のエアバッグ研究の末、1987年、日本初のエアバッグ市販。1993年よりホンダ・アメリカ研究所Vice President、Senior Vice Presidentを歴任。帰国後、本田技研工業(株)経営企画部長(兼)経営企画室長、本田技術研究所主席研究員を経て、2005年に退職。現在、中央大学大学院戦略経営研究科客員教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科非常勤講師、早稲田大学理工学部大学院非常勤講師、早稲田大学環境総合研究センター客員研究員/参与などを兼務。

リチャード・ダイク (アルファナテクノロジー株式会社 取締役会長)

リチャード・ダイク2010年8月21日(土)
「『1930年代』と『現代』をつなぐ: グローバリゼーションがアジアにもたらしたもの」

米国カリフォルニア州生まれ。1967年、カリフォルニア州立大学(哲学専攻)卒業、1975 年、ハーバード大学博士課程(社会学)修了。1965-74 年に早稲田大学、九州大学、東京大学に留学。その後、ハーバード大学、オハイオ州立大学にて教鞭をとる。オハイオ州政府東京事務所事務局長、日本ゼネラルエレクトリック北太平洋地域販売部長、米テラダイン社の日本法人代表取締役などを経て、1999 年、ティーシーエスジャパンを設立し代表取締役に就任。2008年より現職。経済産業省独立行政法人評価委員会専門委員、笹川平和財団評議員などを兼任。

江川 雅子 (東京大学 理事)

江川 雅子2010年9月4日(土) 「グローバル時代が求める人材」

1980年、東京大学教養学部教養学科(国際関係論)卒業、同年シティバンクに入社。1986年ハーバード・ビジネス・スクール(ハーバード大学経営大学院)修了(MBA取得)。同年、ソロモン・ブラザーズに入社、ニューヨーク本店・東京支店で勤務の後、1993年S.G.ウォーバーグ(現UBS証券)に入社(この間主に、M&A、エクイティ・ファイナンスなどの投資銀行業務に従事)。2001年よりハーバード・ビジネス・スクール日本リサーチ・センター長。2006年、一橋大学大学院商学研究科博士課程修了(商学博士)。2009年より現職。政府税制調査会委員、財政制度等審議会委員、経済財政諮問会議専門委員、日本証券業協会自主規制会議委員などを歴任。主な著訳書に、『株主を重視しない経営』(日本経済新聞出版社、2008年)、『ハーバードの女たち』(訳書、講談社、1987年)がある。

大谷 光真 (浄土真宗本願寺派門主)

大谷 光真2010年10月9日 京都スタディーツアー(第1日目)
「仏教の特色と世界の平和」

1960年に得度。東京大学文学部印度哲学科卒業、龍谷大学大学院修士課程修了(真宗学)、1974年、東京大学大学院修士課程修了(印度哲学)。1970年、浄土真宗本願寺派新門・本願寺新門に就任。1977年に浄土真宗本願寺派第24代門主・本願寺住職に就任し、全日本仏教会の第13期会長(1978-80年)、第18期会長(1988-90年)、第25期会長(2002-04年)を歴任。1996年より全国教誨師連盟総裁、2006年より日本国際連合協会京都本部長に就任。

鶴見 俊輔 (哲学者)

鶴見 俊輔2010年10月10日 京都スタディーツアー(第2日目)
「鶴見版 日本現代史」

1922年生まれ。東京高等師範付属学校卒業。37年に渡米し、42年にハーバード大学哲学科卒業。同年、交換船で帰国。ジャワ海軍武官府に、軍属として勤務。46年、雑誌『思想の科学』の創刊に参加。京都大学、東京工業大学、同志社大学などで教鞭をとった後、1970年以降、文筆業を続けるかたわら、「ベトナムに平和を!市民連合(べ平連)」や「九条の会」などでも中心的役割を果たす。主な著書に、『鶴見俊輔著作集』 (全5巻) (筑摩書房、1975-76年)、『戦争体験 戦後の意味するもの 鶴見俊輔対話集』 (ミネルヴァ書房、1980年)、『本と私』 (岩波新書、 2003年)、『鶴見俊輔書評集成 1-3』 (みすず書房、2007年)などがある。

田中 均 (株式会社日本総研 国際戦略研究所 理事長)

田中 均2010年11月6日(土)
「大きな絵を描くということ:外交の現場から」

1969年京都大学法学部卒業後、外務省入省。北米局北米二課長(1985-87年)、アジア局北東アジア課長(87-89年)、英国国際戦略問題研究所研究員(89-90年)、在連合王国日本国大使館公使(90-93年)、総合外交政策局総務課長(93-96年)、北米局審議官(96-98年)、在サンフランシスコ日本国総領事館総領事(98-2000年)、経済局長(2000-01年)、アジア大洋州局長(2001-02年)を経て、2002年より政務担当外務審議官を務め、2005年8月、退官。財団法人日本国際交流センター、シニア・フェローを経て、2010年10月より現職。東京大学公共政策大学院特任教授を兼務。オックスフォード大学より学士号・修士号(政治・哲学・経済)取得。著書に『国家と外交』(共著、講談社、2005年)、『外交の力』(日本経済新聞出版社、2009年)、『プロフェッショナルの交渉力』(講談社、2009年)などがある。

木山 啓子 (特定非営利活動法人ジェン(JEN)事務局長)

木山 啓子2010年12月4日(土)
「緊急事態からの自立支援:紛争・災害の現場とリーダーシップ」

米国ニューヨーク州立大学バッファロー校社会学大学院修士課程修了。1994年よりJEN旧ユーゴスラビア地域代表として難民・避難民支援活動に従事。「心のケアと自立の支援」をモットーに、コミュニティサービスを中心とした、緊急支援、シェルター、収入創出、職業訓練、医療、民族共生・平和構築、教育など国連機関の委託事業を含む、多様な事業を実施。旧ユーゴでは延べ14ヶ所の事務所を立ち上げ、約500名に及ぶ現地のスタッフを統括した。2000年より現職。2007年より国際協力NGOセンター(JANIC)理事を兼任。2005年、エイボン功績賞受賞、『日経ウーマン誌』ウーマン・オブ・ザ・イヤー2006大賞受賞。

南條 史生 (森美術館館長)

南條 史生2010年12月18日(土) 「(現代)アートが映すアジアの未来」

1972年慶應義塾大学経済学部、1976年文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。国際交流基金、ICAナゴヤディレクター、ナンジョウアンドアソシエイツ主宰、森美術館副館長を経て、2006年より現職。1997年ヴェニス ビエンナーレ日本館コミッショナー、2001年横浜トリエンナーレおよび2006年、2008年シンガポール・ビエンナーレアーティスティック・ディレクター、2010年プリ・ピクテ(Prix Pictet)審査員などを歴任。国内外のパブリックアートやコーポレートアートの企画のほか、財団・基金の選考委員、審査員などとしても活動。1991年より慶應義塾大学非常勤講師。CIMAM(国際美術館会議)理事、AICA(国際美術評論家連盟)会員。2007年度これまでの美術を通じた国際交流への貢献に対し外務大臣表彰を受賞。著書に、『美術から都市へ~インディペンデントキュレーター15年の軌跡~』(鹿島出版会、1997年)、『疾走するアジア~現代美術の今を見る~』 (美術年鑑社、2010年)がある。

第二期(2009年度)講師陣

明石 康 (新渡戸国際塾塾長、元国連事務次長)

2009年7月4日(土) 「変動する世界と低迷する日本」

東京大学卒、ヴァージニア大学大学院修了。1957年国連入り。広報や軍縮担当の国連事務次長、カンボジアや旧ユーゴスラビア担当の事務総長特別代表などを歴任。1997年末、人道問題担当事務次長を最後に退官。現在、国際文化会館理事長、スリランカ平和構築担当日本政府代表、公益財団法人ジョイセフ(家族計画国際協力財団)会長、立命館大学大学院客員教授などを務める。主な著書に、『生きることにも心せき――国際社会に生きてきたひとりの軌跡』(中央公論新社、2001年)、『国際連合―軌跡と展望』(岩波新書、2006年)、『戦争と平和の谷間で―国境を超えた群像』(岩波書店、2007年)、『独裁者との交渉術』(集英社、2010年)など。

平野 健一郎 (新渡戸国際塾塾頭、早稲田大学名誉教授)

平野 健一郎2009年7月11日(土)~12日(日) 合宿研修(ゼミ形式)

1963年東京大学大学院修士課程終了後、ハーバード大学大学院にてPh.D.を取得。2008年3月まで上智大学、東京大学、早稲田大学で国際関係論、国際文化論の教鞭をとり、現在、東京大学、早稲田大学の名誉教授。国際関係論の中から、国際関係を文化の観点から考察するユニークな視点を提唱し、数多くの若手研究者を指導。主著『国際文化論』(東京大学出版会、2000年)は日本の近代と今日の国際社会を考える理論的な枠組みを提示したと評価される。2001年の日本国際文化学会の創立に参加して、初代会長を務めるなど、国際文化論をリードするかたわら、人の国際移動から東アジア共同体の可能性を論じている。

ジョセフ・ショールズ (NPO法人異文化教育研究所 代表)

ジョセフ・ショールズ2009年7月12日(日)、16日(木)、21日(火)
特別セミナー 新渡戸国際塾生のための「Global Leaders Seminar」

1962年米国カリフォルニア生まれ。サウサンプトン大学(英国)で博士号(異文化コミュニケーション)取得。メキシコで語学学校のディレクターを務めた後、86年に初来日。英語学校講師を経て、96年より立教大学、慶應大学国際センターの英語科講師に。99年から06年まで立教大学社会学部助教授。02年から現職。98年から04年までは、テレビ英会話講座「クロスロード・カフェ」(NHK教育)に司会者として出演。09年からNHKテレビ「ニュースで英会話」に講師として出演。専門は、異文化コミュニケーション(研修・コンサルティング・研究)、英語教育、教材開発、出版など。

山本 正 (日本国際交流センター 理事長)

山本 正2009年7月25日(土) 「実践・国際交流」

1936年生まれ。70年に(財)日本国際交流センターを設立。政策課題を中心とした日本と諸外国との知的交流・対話、日米議員交流、地域交流・NPOリーダー等の交流、日本におけるシビル・ソサエティ確立のための諸事業を実施。三極委員会(Trilateral Commission)のアジア太平洋ディレクター、日英21世紀委員会、日独フォーラム、日韓フォーラムの幹事委員、世界基金支援日本委員会ディレクターを務める。99年には「21世紀日本の構想」総理懇談会幹事委員を務めた。上智大学を経て、米国セント・ノーバート大学卒業、マーケット大学院より経営学修士号取得。04年、第3回井植記念アジア太平洋文化賞受賞。主な編著書に『「官」から「民」へのパワーシフト:誰のための公益か』(TBSブリタニカ)、The Nonprofit sector in Japan (Manchester University Press)、Corporate NGO Partnership in Asia Pacific (JCIE)など。

渋沢 雅英 (渋沢栄一記念財団 理事長)

渋沢 雅英2009年8月8日(土)

東京大学農学部卒業。現在、財団法人MRAハウス代表理事(1964年~)、日本外国語研究所(Language Institute of Japan)代表理事(1968年~)、イースト・ウェスト・セミナー代表理事(1970年~)、日米欧委員会委員(1970年~)を務める。1997年より現職。1994年から2003年まで学校法人東京女学館理事長・館長を務めたほか、英国王立国際問題研究所客員教授、アラスカ大学国際経営センター客員教授、ポートランド州立大学経営学部客員教授なども歴任。主な著書に、『父・渋沢敬三』(実業之日本社、1966年)、『太平洋に架ける橋――渋沢栄一の業績』(読売新聞社、1970年)、『太平洋アジア――危険と希望』(サイマル出版会、1991年)などがある。

ケント・カルダー (ジョンズ・ホプキンス大学 ライシャワー東アジア研究所 所長・教授)

ケント・カルダー2009年8月22日(土) 「日米同盟の静かなる危機」

1948年、米国ユタ州生まれ。ハーバード大学政治学部エドウィン・O・ライシャワー教授のもとで日本の政治経済を研究。1979年博士号を取得し、同大学政治学部講師兼初代日米プログラム事務局長。プリンストン大学助教授を経て、同大学教授兼日米研究所所長(1989-2003年)。その間、ワシントンDC国際戦略問題研究所(CSIS)日本担当部長、米国国務省東アジア次官補主任顧問、駐日米国大使補佐官などを兼任。2003年より現職。主な著書に、日本でアジア・太平洋大賞を受賞した『アジア危機の構図』(日本経済新聞社、1996年)、『米軍再編の政治学』(日本経済新聞出版社、2008年)『日米同盟の静かなる危機』(ウェッジ出版社、2008年)など。

松本 大 (マネックスグループ株式会社 代表取締役社長CEO)

松本 大2009年9月5日(土) 「個人が社会のためにできること」

東京大学法学部卒。ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に入社。1994 年、30歳で同社最年少(当時)のジェネラル・パートナー(共同経営者)となる。1999 年、マネックス証券株式会社を設立、2004 年には、マネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現 マネックスグループ株式会社)を設立、代表取締役社長CEO となる(現職)。金融審議会専門委員、日本証券業協会 証券戦略会議委員、東京証券取引所 市場運営委員会委員、経済財政諮問会議 専門調査会メンバーなどを歴任。2008 年6 月、株式会社東京証券取引所グループおよび株式会社東京証券取引所、株式会社新生銀行の各社外取締役に就任。

小倉 和夫 (国際交流基金 理事長)

小倉 和夫2009年9月26日(土) 「日本的なものとは何か」

1938年生まれ。東京大学法学部卒業(法学士)、英国ケンブリッジ大学卒業(経済学士)。1962年外務省入省。文化交流部長、経済局長、外務審議官などを歴任。また、駐ベトナム大使(1994-95)、駐韓国大使(1997-99)、駐フランス大使(1999-2002)も務める。退官後、総合研究開発機構客員研究員、青山学院大学教授を経て2003年10月、独立行政法人国際交流基金初代理事長に就任(現職)。青山学院大学特別招聘教授を兼務。主な著書に、『パリの周恩来――中国革命家の西欧体験』(中公叢書、1992年、吉田茂賞受賞)、『吉田茂の自問――敗戦、そして報告書「日本外交の過誤」』(藤原書店、2003年)、『グローバリズムへの叛逆――反米主義と市民運動』(中央公論新社、2004年)など。

五百旗頭 真 (防衛大学校長)

五百旗頭 真2009年12月5日(土) 「日本政治のゆくえ」

1943 年生まれ。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。学部・大学院を通じて猪木正道に師事。1987 年京都大学より博士号取得。広島大学政治経済学部助教授、神戸大学法学部助教授、同大学大学院法学研究科教授などを経て、2006 年より防衛大学校長(現職)。主な著書に、『米国の日本占領政策――戦後日本の設計図(上・下)』(中央公論、1985 年、サントリー学芸賞受賞)、『戦後日本外交史』(編著、有斐閣、1999 年、吉田茂賞受賞)、『日米戦争と戦後日本』(講談社、2005 年、吉田茂賞受賞)、『占領期――首相たちの新日本』(講談社、2007 年、吉野作造賞受賞)など。

木全 ミツ (NPO法人女子教育奨励会 理事長)

木全 ミツ2009年12月19日(土)
「心から慕われ、期待され、尊敬される健全な社会になるために ―存在するすべての資源の適切な活用を」

1936 年生まれ。東京大学医学部(公衆衛生)卒。1960 年労働省入省。労働省職業能力開発局海外協力課長、労働大臣官房審議官などを歴任。外務省に出向、国連公使としてニューヨークに赴任(1986-89)。株式会社イオンフォレスト(The Body Shop, Japan)代表取締役社長(1990-2000 年)を経て、2002 年よりNPO 法人女子教育奨励会(JKSK)理事長(現職)。学校法人東京女学館理事・評議員などを兼務。主な著書に、『 冷たい社会、暖かい社会』(サイマル出版会、1973 年)、『自分が好きになるチャンスづくり』(たちばな出版、1999 年)など。

第一期(2008年度)講師陣

明石 康 (元国連事務次官、新渡戸国際塾塾長)

2008年9月21日(日) 「国際的な人材輩出という課題の重さ」

東京大学卒、ヴァージニア大学大学院修了。1957年国連入り。広報や軍縮担当の国連事務次長、カンボジアや旧ユーゴスラビア担当の事務総長特別代表などを歴任。1997年末、人道問題担当事務次長を最後に退官。現在、国際文化会館理事長、スリランカ平和構築担当日本政府代表、公益財団法人ジョイセフ(家族計画国際協力財団)会長、立命館大学大学院客員教授などを務める。主な著書に、『生きることにも心せき――国際社会に生きてきたひとりの軌跡』(中央公論新社、2001年)、『国際連合―軌跡と展望』(岩波新書、2006年)、『戦争と平和の谷間で―国境を超えた群像』(岩波書店、2007年)、『独裁者との交渉術』(集英社、2010年)など。

原田 明夫 (東京女子大学理事長、元検事総長)

原田 明夫2008年10月4日(土)
「多様性と共生への視点―なぜ新渡戸稲造博士か」

東京大学法学部卒業後、司法修習生を経て1965年検事に任官。東京地検検事、在米日本大使館一等書記官、盛岡地検検事正等を経て、法務事務次官、検事総長を歴任。2004年に退官後、1学年間米国スタンフォード大学東アジア研究センターの招聘を受け、「紛争解決と平和」をテーマに実務家講義を担当。現在弁護士。2005年から学校法人東京女子大学理事長、財団法人国際民商事法センター理事長。共著『未来へのかけ橋-今も生きている新渡戸稲造の精神』(財団法人新渡戸基金)。

渋沢 雅英 (渋沢栄一記念財団 理事長)

渋沢 雅英2008年10月18日(土) 「現代に生きる渋沢栄一」

東京大学農学部卒業。現在、財団法人MRAハウス代表理事(1964年~)、日本外国語研究所(Language Institute of Japan)代表理事(1968年~)、イースト・ウェスト・セミナー代表理事(1970年~)、日米欧委員会委員(1970年~)を務める。1997年より現職。1994年から2003年まで学校法人東京女学館理事長・館長を務めたほか、英国王立国際問題研究所客員教授、アラスカ大学国際経営センター客員教授、ポートランド州立大学経営学部客員教授なども歴任。主な著書に、『父・渋沢敬三』(実業之日本社、1966年)、『太平洋に架ける橋――渋沢栄一の業績』(読売新聞社、1970年)、『太平洋アジア――危険と希望』(サイマル出版会、1991年)などがある。

平野 健一郎 (前早稲田大学教授、新渡戸国際塾塾頭)

平野 健一郎2008年11月1日(土) 「国際文化論」

1963年東京大学大学院修士課程終了後、ハーバード大学大学院にてPh.D.を取得。2008年3月まで上智大学、東京大学、早稲田大学で国際関係論、国際文化論の教鞭をとり、現在、東京大学、早稲田大学の名誉教授。国際関係論の中から、国際関係を文化の観点から考察するユニークな視点を提唱し、数多くの若手研究者を指導。主著『国際文化論』(東京大学出版会、2000年)は日本の近代と今日の国際社会を考える理論的な枠組みを提示したと評価される。2001年の日本国際文化学会の創立に参加して、初代会長を務めるなど、国際文化論をリードするかたわら、人の国際移動から東アジア共同体の可能性を論じている。

青木 保 (文化人類学者、文化庁長官)

青木 保2008年11月15日(土) 「戦後日本文化の性格と発展」

1938年東京都生まれ。東京大学大学院修了(文化人類学専攻)、大阪大学で博士号取得(人間科学)。東京大学助手、大阪大学助教授・教授、東京大学教授、政策研究大学院大学教授などを経て、2007年4月文化庁長官。1965年以来東南アジアをはじめアジア各地で文化人類学的フィールドワークに従事。ハーヴァード大学客員研究員、仏国立パリ社会科学高等研究院客員教授、独コンスタンス大学客員教授などを務めた。サントリー学芸賞、吉野作造賞、紫綬褒章を(受賞、受章)。主な著書に「多文化世界」「異文化理解」「境界の時間」「儀礼の象徴性」「逆光のオリエンタリズム」(以上、岩波書店)、「『日本文化論』の変容」「アジア・ジレンマ」「タイの僧院にて」(以上、中央公論新社)、「文化の翻訳」(東大出版会)他がある。

鶴見 俊輔 (哲学者)

鶴見 俊輔2008年11月22日(土)~23日(日)(京都フィールド・スタディ)
「鶴見版 日本現代史」

1922年生まれ。東京高等師範付属学校卒業。37年に渡米し、42年にハーバード大学哲学科卒業。同年、交換船で帰国。ジャワ海軍武官府に、軍属として勤務。46年、雑誌『思想の科学』の創刊に参加。京都大学、東京工業大学、同志社大学などで教鞭をとった後、1970年以降、文筆業を続けるかたわら、「ベトナムに平和を!市民連合(べ平連)」や「九条の会」などでも中心的役割を果たす。主な著書に、『鶴見俊輔著作集』 (全5巻) (筑摩書房、1975-76年)、『戦争体験 戦後の意味するもの 鶴見俊輔対話集』 (ミネルヴァ書房、1980年)、『本と私』 (岩波新書、 2003年)、『鶴見俊輔書評集成 1-3』 (みすず書房、2007年)などがある。

大島 賢三 (国際協力機構(JICA)副理事長、前国連日本政府代表部大使)

大島 賢三2008年12月6日(土) 「職業としての外交、国際協力」

1967年4月東京大学法学部より外務省入省。 経済協力局技術協力課長、同局政策課長、在米国大使館公使、国際協力事業団総務部長、アジア局審議官、経済協力局長、総理府国際平和協力本部事務局長、国連事務次長(人道問題担当)、駐オーストラリア大使、国連大使などを経て、現在、独立行政法人国際協力機構副理事長。

山本 正 (日本国際交流センター 理事長)

山本 正2009年1月10日(土) 「実践・国際交流」(英語による講義)

1936年生まれ。70年に(財)日本国際交流センターを設立。政策課題を中心とした日本と諸外国との知的交流・対話、日米議員交流、地域交流・NPOリーダー等の交流、日本におけるシビル・ソサエティ確立のための諸事業を実施。三極委員会(Trilateral Commission)のアジア太平洋ディレクター、日英21世紀委員会、日独フォーラム、日韓フォーラムの幹事委員、世界基金支援日本委員会ディレクターを務める。99年には「21世紀日本の構想」総理懇談会幹事委員を務めた。上智大学を経て、米国セント・ノーバート大学卒業、マーケット大学院より経営学修士号取得。04年、第3回井植記念アジア太平洋文化賞受賞。主な編著書に『「官」から「民」へのパワーシフト:誰のための公益か』(TBSブリタニカ)、The Nonprofit sector in Japan (Manchester University Press)、Corporate NGO Partnership in Asia Pacific (JCIE)など。

愛川-フォール 紀子 (政策研究大学院大学客員教授、ユネスコ文化局顧問)

愛川-フォール 紀子2009年1月24日(土)  「≪文化の多様性≫の多様な解釈」

東京大学文学部美術史学科大学院を経てパリソルボンヌ大学美術学科博士課程に編入、文化人類学も同時に学ぶ。1972年よりユネスコ本部勤務。1993年無形文化遺産保護課成立後初代の課長に就任。以降無形文化遺産保護担当部長として、ユネスコの無形遺産の保護活動を発展させ保護条約作成に主導的役割を果たす。2002年にユネスコ退官後もユネスコ文化局顧問として条約採択、発効並びに実施に向けて尽力する。また2002年から2007年まで神田外語大学国際言語文化学科教授を勤める。

船橋 洋一 (朝日新聞社主筆)

船橋 洋一2009年2月15日(日)
「ハウツー・ニトベ―明治ソフトパワーに学ぶ」

1944年生まれ。東京大学教養学科卒業。朝日新聞社北京支局員、ワシントン支局員、経済部編集委員、アメリカ総局長、特別編集委員などを経て、07年より主筆。ハーバード大学ニーメンフェロー(1975年-76年)、米ブルッキングズ研究所特別招請スカラー(05-06年)。サントリー学芸賞(83年、『内部』)、ボーン上田記念賞(86年、日米経済報道及び国際経済報道)、『通貨烈烈』(88年、吉野作造賞)、石橋湛山賞(1992年、日本の外交に関する論文)、日本記者クラブ賞(94年、クリントン大統領単独会見記事など)など、受賞歴も多数。主な著書に『アジア太平洋フュージョン』(中央公論社、96年アジア太平洋賞大賞)、『同盟漂流』(岩波書店、98年新潮学芸賞)、『ザ・ペニンシュラ・クエスチョン-朝鮮半島第二次核危機』(朝日新聞社)、『日本孤立』(岩波書店)など。米フォーリン・ポリシー誌上級編集委員、米ブルッキングズ研究所国際評議会委員、三極委員会日本委員を兼任。

 

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