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ALFP2009年度フェロープロフィール


黒田 かをり(日本) Kaori Kuroda  CSOネットワーク 共同事業責任者

黒田 かをり(日本) Kaori Kuroda  CSOネットワーク 共同事業責任者成蹊大学卒、ハーバード大学教育大学院修士課程修了。三菱重工業株式会社に勤務後、米国コロンビア大学ビジネススクール日本経済経営研究所、アジア財団(現アジア・ファンデーション)を経て、03年から国際協力・開発分野での市民社会組織のグローバルなネットワークを進める「CSO連絡会(現CSOネットワーク)」に勤務。06年、国際交流基金日米センターのNPOフェローシップで、国際労働規格SA8000を策定・認定するSocial Accountability Internationalにて研修。07年10月よりISO26000策定の日本のNGOエキスパートを務める。00年米国イリノイ州公認会計士資格取得。国際NGO、市民社会、社会的責任に関する講演、執筆が多数ある。近著に、『社会的責任の時代--企業・市民社会・国連のシナジー』(功刀、野村編著:東信堂 08年)の第14章「労働・人権分野のNGOイニシアチブ」など。

マルコ・クスマウィジャヤ (インドネシア) Marco Kusumawijaya
ジャカルタ芸術協会 ディレクター

マルコ・クスマウィジャヤ (インドネシア) Marco Kusumawijaya ジャカルタ芸術協会 ディレクター建築家としての専門に留まらず、環境、芸術、文化遺産、都市計画、開発など幅広い分野でその専門性を発揮し、活動家として活躍中のインドネシアを代表する知識人。持続可能な社会の実現に向けた都市計画や建築のあり方、そのために不可欠な社会変革について常に思考をめぐらせ、実践している。官・民、国内外を問わず多くの機関、非営利団体、コミュニティや市民社会グループと活動を共にし、スマトラ沖地震・津波でアチェが被災した際には、地域主導による23の村の再建プロジェクトに関わり高い評価を受けた。ジャカルタの主要なメディアや都市問題に関する学術誌などで執筆活動を行うほか、テレビやラジオにも出演。公共政策に関するワークショップ、市民社会活動家の研修会、大学、地域主導のアドボカシー活動など様々な場で講演活動も行う。01年、地域の自然、社会文化的な資産を世界共通のアイコンで表す環境地図の作成を行う団体、「グリーン・マップ」をインドネシアに設立。建築、都市化に関する著作、社会起業に関する翻訳本もある。また、地元ジャカルタをよりよい町にするため、市民と知識やノウハウを共有するためのウェブサイト(www.rujak.org)を運営するなど、その活躍の場は広い。

マ・ジファン 馬季方(中国) Ma Jifang
公正労働協会(FLA)中国独立外部監査コーディネーター

マ・ジファン 馬季方(中国) Ma Jifang 公正労働協会(FLA)中国独立外部監査コーディネーター北京の国際関係学院で英米文学、同中国伝媒大学でマスメディアの学位を取得。労働者の権利の保護と労働条件の改善を目的に企業、大学、NGOで構成される連合体(公正労働協会)の中国独立外部監査コーディネーターとして、外国籍企業の関連工場における労働状況を調査する外部監査を統括し、国内で周縁化されている農民、移住労働者、女性たちの声を社会に届ける活動に従事している。近年は主に、労働・雇用におけるグローバリゼーションの影響、企業の社会的責任(CSR)、供給連鎖(サプライ・チェーン)における労働条件、多国籍企業の説明責任などに関心を寄せる。アクションエイド中国事務所の支援・資金調達部門ならびに児童支援部門のマネージャー、フォード財団北京事務所の「環境と開発」プログラム担当などを歴任、非営利団体で10年以上働いた実績がある。

タンヴィール・モカメル (バングラデシュ) Tanvir Mokammel
映画監督/作家/バングラデシュ映画研究所、バングラデシュ・フィルム・センター ディレクター

タンヴィール・モカメル (バングラデシュ) Tanvir Mokammel 映画監督/作家/バングラデシュ映画研究所、バングラデシュ・フィルム・センター ディレクターバングラデシュを代表する映画監督、作家。ダッカ大学で英米文学を専攻後、左派系ジャーナリストとして働いた後、バングラデシュ全土の貧農を組織する左派系活動家として活躍。その後、学生時代から関心の高かった映画の世界で本格的な活動に入る。これまでに5本の長編映画と11本のドキュメンタリーを製作し、その社会性の高いテーマに対する国内外の評価は高い。映画祭での受賞作品も多数。ベンガル民謡バウルの作曲家ラロン・フォキルの生涯を描いた『ラロン』(2004年)、貧しい村に偽りの寺院を作りイスラム聖職者になりきる男を描いた『根のない樹』(2001年)、チッタゴン丘陵地帯の先住民族と入植者との対立を描き、バングラデシュ国内では上映禁止となったドキュメンタリー『コルノフリの涙』(2005年)などは、日本でも上映された。作家としても多才で、新聞への寄稿のほか、詩、短編小説、文芸批評など数多くの作品を執筆。主著に、Syed Waliullah, Sisyphus and Quest for Tradition in Novel(バングラデシュの著名な作家Syed Waliullahの小説や短編の批評)、A Brief History of World Cinema(世界映画の歴史)、The Art of Cinema(映画における美学についてのエッセー集)など。

ジェニファー・サンティアゴ・オレタ(フィリピン) Jennifer Santiago Oreta
アテネオ・デ・マニラ大学社会学部政治学科 助教授

ジェニファー・サンティアゴ・オレタ(フィリピン) Jennifer Santiago Oreta アテネオ・デ・マニラ大学社会学部政治学科 助教授デ・ラ・サール大学で教育管理学修士課程修了後、オーストリアの欧州平和大学やスウェーデンのウプサラ大学にて平和と紛争に関する研修に参加。09年6月、サント・トーマス大学(フィリピン)より博士号を取得。専門はジェンダーと安全保障で、安全保障に関する議論や意思決定プロセスが男性に占められているという不均衡が、特に女性の安全を脅かす結果となっていると考える。小型武器の拡散、銃暴力、安全保障セクターの改革や市民参加型の民主主義も研究テーマとする。大学時代より社会的・政治的な活動に従事しており、銃規制の強化をめざし武器貿易条約の可決に向けたロビー活動を行うフィリピン小型武器行動ネットワーク(PhilANSA)の委員を務める。国際平和研究学会の委員や、カトリックの国際的平和運動組織「パックス・クリスティ・インターナショナル」のメンバーも務める。

アンドリュー・ソー(マレーシア) Andrew K. L. Soh
アテネオ・デ・マニラ大学人文科学部哲学科 講師

アンドリュー・ソー(マレーシア) Andrew K. L. Soh アテネオ・デ・マニラ大学人文科学部哲学科 講師2006年、アテネオ・デ・マニラ大学で哲学修士課程を修了。環境ならびに人間の生活にかかわる現代的課題に取り組む生きた哲学としてのタオイズム(道教)思想を研究。現在、アテネオ・デ・マニラ大学哲学科で教鞭をとり、タオイズム、人間哲学、宗教哲学を教えている。教育者として、精神・知性と心のバランスのとれた全人的な人間の育成をめざし、学生には奉仕活動を通して積極的に社会的弱者とかかわる機会(サービス・ラーニング)を与え、座学に留まらない生きた哲学の実践を通じて、人間とは何かについて考えさせることを信条とする。中国系マレーシア人として過去10年フィリピンに在住するというバックグラウンドから、多様性と統一(Diversity and Unity)の関係性については自身の中でも試行錯誤中だが、多様な文化や価値観が真の意味で調和をもたらす世界の可能性を信じている。

イクバル・ハイダー・バット(パキスタン) Iqbal Haider Butt
Development Pool シニア・パートナー

イクバル・ハイダー・バット(パキスタン) Iqbal Haider Butt Development Pool シニア・パートナー専門は、テクニカル・ライティング&リサーチおよび様々なプロジェクトやアドボカシー活動の企画・立案。特に平和構築における青少年やメディアの発展的な役割を促すために、国、地域、国際レベルの開発・援助機関や主要メディアのプロジェクトなどを幅広く支援してきた。2002年には、南アジア各国の青少年が平和外交にかかわるための道筋を開き、現在までに、パキスタン、インドおよびアフガニスタンにおける45以上の大学や高等教育機関と全面的に関わってきた。また、学生の政治活動に関するパキスタン最大の全国調査や、最近のパキスタンにおける学生の政治活動や政治意識に関する調査などを通じ、同国における平和と若者に関する研究調査を多数行う。さらに、パキスタンで初めて正式に認可された平和研究の修士課程コースの創設に寄与。政治学を専門とし、主にパキスタンを含む南アジアの現代政治史や統治に関する50以上の著書の編集にも従事。国連大学でのフェローシップ、アメリカ国務省による予防外交と紛争解決に関する招聘プログラム、アメリカのイースタン・メノナイト大学での紛争転換法のトレーニングなどへ参加するなど豊富な経験を有する。