• ホーム
  • プログラム活動
  • 図書室
  • 出版
  • イベントカレンダー

【アイハウス・プレス】 Taction: The Drama of the Stylus in Oriental Calligraphy


Taction: The Drama of the Stylus in Oriental Calligraphy By Ishikawa Kyuyoh
Taction: The Drama of the Stylus in Oriental Calligraphy By Ishikawa Kyuyoh
石川九楊 著(和空・ミラー 訳)

2011年/324ページ/ハードカバー
ISBN 978-4-903452-21-0
原著:石川九楊著『書—筆蝕の宇宙を読み解く』(中央公論新社、2005年刊)
定価 2,571円/割引価格 *1,800円(税込)
*割引価格は国際文化会館会員の方に適用されます。
ご注文はこちら

本書は東アジア書史に関する未曾有の解説書である。本書は、書家や漢字を読める人ばかりでなく、書に馴染みのない人や漢字に精通していない人にとっても、分かり易く魅力的である。著者の石川九楊は「筆蝕の劇(ドラマ)」について語り、芸術的、文化的なばかりでなく、歴史的、精神的にも、説得力のある文脈の中に位置づけることによって、この劇を生き生きと描き出している。 石川は40年以上にわたり書壇の第一線で活躍している人物である。彼は、前衛的であると同時に書の伝統に深く根ざしている新たな表現の可能性を探り続けている。 石川の芸術家、教師、講師、著者としての活動の根幹をなしているのは敬虔な精神性である。石川は「精神的自覚を伴わない表現行為は遊びにすぎない」と明言し、「書は信仰に発しており、有神論的宗教を超越する精神性を通じて発展してきた。この精神性が書家にとって強力な規律となっている。私たちは、書の歴史的、美的本質を理解することによって、この規律を最大限創造的に生かしていく必要がある」と強調している。——和空ミラー 英訳者序文より

本書への推薦文

「石川九楊の『書―筆蝕の宇宙を読み解く』は、書の誕生と発展の歴史を「筆」という独自の視点に基づいて跡付け、単なる記号ではない書字文化の広大な世界に読者を導く。漢字文化圏においては、まさしく“最初に文字があった”のである。」——高階秀爾〈元国立西洋美術館館長〉「この時代の要請を鋭い造形感覚によって満たしたのが石川九楊の書である。彼の書は優れて個性的であることによって、現代に在るべき漢字のひとつの普遍性を満たしている。」——堤清二〈セゾン文化財団理事長〉