【japan@ihj】 憲法9条、日本の反戦意識、米国の軍事主義

  • 講師: ジャン・ユンカーマン(映画監督)
  • モデレーター: 高原孝生(明治学院大学教授)
  • 日時: 2009年9月29日(火)7:00 pm
  • 会場: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
  • 会費: 無料
  • 用語: 英語(通訳なし)

本プログラムでは、ユンカーマン氏が監督した『映画 日本国憲法』(2005)を紹介しながら、日本の反戦意識と米国の軍事主義というより広い文脈の中で憲法9条がもつ意味について考察します。


『映画 日本国憲法』(2005)
企画・制作・発行:シグロ
発売:トランスビュー
画:奈良美智 「Missing in Action -Girl meets Boy-」(広島市現代美術館所蔵)

略歴:ジャン・ユンカーマン

ジャン・ユンカーマン米国ミルウォーキー生まれの映画監督。日本および世界が直面するさまざまな問題(政治、社会、歴史など)に対して映像を通じ、広く社会に問いかける作品で名高い。デビュー作は、「原爆の図」で知られる画家の丸木位里・俊夫妻を取材した『劫火―ヒロシマからの旅―』(1988)。歴史家ジョン・ダワー氏の協力の下、制作。1988年米国アカデミー賞記録映画部門にノミネートされた。また、9.11 テロ後、反体制知識人として知られるノーム・チョムスキー氏にインタビューをした『チョムスキー9.11』は、世界十数ヶ国語に翻訳され、各国で上映されている。