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【japan@ihj】 丸山眞男:その知的レガシーを再考する


【本講演の編集を施したテキストが、国際文化会館会報 Vol.21, No.1, 2010に掲載されています。】

  • 講師: リッキー・カーステン(オーストラリア国立大学教授)
  • 司会: サミュエル・ヤマシタ(ポモナ大学教授)
  • コメンテーター: 苅部直(東京大学教授)
  • 日時: 2010年1月27日(水) 7:00 pm
  • 会費: 無料(要予約)
  • 用語: 英語(通訳なし)

丸山眞男(1914.1996、東京大学名誉教授)は、戦後日本において一つの学問(科学)としての政治学を確立した20世紀後半の代表的な思想家です。その領域はリベラル・デモクラシー、ファシズム、政治思想史、近代化論、戦争責任論、福澤諭吉研究など、広範囲にわたり、大きな影響を与え続けています。

没後十数年を経てもなお、知的影響力を持ち、丸山思想に対する肯定的評価がある一方で、批判もあり、論壇をにぎわせていますが、こうした強い関心は、実質的な知的レガシーをどの程度示しているのでしょうか? 本講演では、丸山をめぐる評価をさまざまな角度や歴史的コンテキストから検証し、丸山が残したものとは何かを考えます。

略歴:リッキー・カーステン

リッキー・カーステンシドニー大学およびライデン大学を経て、現職。専門は、日本近代史および政治思想史。主な編著書に、Democracy in Postwar Japan: Maruyama Masao and the Search for Autonomy (Routledge, 1996); The Left in the Shaping of Japanese Democracy (編著) (Routledge, 2006) などがある。

略歴:サミュエル・ヤマシタ

専門は、アジア近現代史、太平洋戦争、思想史および儒教史。主な著書にMaster Sorai’s Responsals: An Annotated Translation of “Sorai sensei tomonsho” (University of Hawaii Press,1994) Leaves from an Autumn of Emergencies: Selections from the Wartime Diaries of Ordinary Japanese (University of Hawaii Press, 2005)などがある。

略歴:苅部 直

東京大学大学院法学政治学研究科教授。専門は、日本政治思想史。主な著書に、『丸山眞男  リベラリストの肖像』(岩波書店、2006年、2000年度サントリー学芸賞)、『移りゆく「教養」』(NTT出版、2007年)などがある。