【ランチタイム・レクチャー】 ミャンマーの現状と課題 ~変化を推し進めるもの/阻害するもの~

  • ※本講演は終了いたしました。
  • 講師: 根本 敬 (上智大学教授)
  • 日時: 2013年12月4日(水) 12:15~1:30 pm (開場: 11:45 am)
  • 会場: 国際文化会館 樺山・松本ルーム
  • 定員: 70名
  • 用語: 日本語(通訳なし)
  • 会費: 1,000円(学生:500円、国際文化会館会員:無料)(要予約)
  • ※昼食は含まれておりませんので、各自レクチャー前後にお済ませください。
長く続いた軍事政権時代から衣替えしたように、新政府が西欧諸国や野党への歩み寄りをみせ、注目を集めているミャンマー(ビルマ)。民主化運動の指導者であるアウンサンスーチー氏も2012年4月に政治復帰を果たし、ミャンマーはテインセイン大統領のもと急速に民主化の道をたどり始めていると報道されています。また、経済開放に伴い、「アジア最後のフロンティア」として多くの海外企業から熱い視線を注がれていますが、新政権発足から1年半が経過した今、実際にその長期的な基盤になるミャンマーの政治的現状や課題はどうなっているのでしょうか。またそれはアジア全体にどのような影響を与えることになるのでしょうか。変化が続くミャンマーの全体像を解きほぐしながら、根本氏にお話しいただきます。

略歴: 根本 敬

Photo: Nemoto Kei国際基督教大学大学院比較文化研究科博士後期課程中退。文学修士。歴史学、特にビルマを中心とする東南アジア近現代史を専攻。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教授、ロンドン大学東洋アフリカ研究院(SOAS)訪問研究員などを経て2007年より現職。主な著書に『アウン・サン―封印された独立ビルマの夢』(岩波書店 1996年)、『抵抗と協力のはざま―ビルマ近代史のなかのイギリスと日本』(岩波書店 2010年)、『アウンサンスーチー:変化するビルマの現状と課題』(共著、角川新書 2012年)など。