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【日印交流事業】 公開シンポジウム(1)
「アジア・ルネサンス-渋沢栄一、J・N・タタ、岡倉天心、タゴールに学ぶ」


  • 日時: 2011年12月5日(月) 3:00~6:00 pm
  • 会場: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
  • 会費: 無料(要予約)
  • 用語: 日本語/英語(同時通訳付き)
  • 主催: 国際文化会館、国際交流基金
  • シンポジウム報告書 (PDFファイル 192KB)
19世紀末から20世紀初頭にかけ、日本とインドの間では、アジアを舞台に、現在では想像もつかないような壮大な交流が行われていました。「グローバリゼーション」という言葉が生まれる100年以上も前に、タゴールや岡倉天心は、アジアが「グローバル」な存在であることを大前提に交流を深め、タタ・グループの初代会長であるJ・N・タタや渋沢栄一は、欧州勢が独占する海上貿易にアジアから風穴をあけるべく、手を携えました。こうした先人たちの偉大な夢とビジョンを振り返りながら、日本とインドが軸となって、いかにグローバリゼーションの中心の一つであるアジアを創造していくかを考えます。

パネリスト

梶 正彦略歴:梶 正彦(タタ コンサルタンシー サービシズ ジャパン代表取締役社長)
1947年生まれ。上智大学理工学部、同経済学部を卒業。シティ銀行東京支店、アブダビ国立銀行、オーストラリア・ニュージーランド銀行を経て、1998年、ASBインターナショナル(プラスチック製品・金型製造メーカー、日精エー・エス・ビー機械株式会社のインド現地法人)社長。2001年10月タタ コンサルタンシー サービシズ日本総支配人に就任し、04年1月より現職。現在、India International School in Japan理事、在日インド商工会議所理事などを務める。ヒマラヤ遠征を6回行うなど、アルピニストとしても知られる。


ブリジ・タンカ略歴:ブリジ・タンカ
専門は日本近代史。主な著書に、Narratives of Asia: From India, Japan and Asia (共著, Sampark, 2005) 、Kita Ikki and the Making of Modern Japan: A Vision of Empire (Global Oriental, 2006)など。早稲田大学、一橋大学などで客員教授を務め、2011年10月より龍谷大学客員教授(~2012年2月)。


ジョーティルマヤ・シャルマー略歴:ジョーティルマヤ・シャルマー(ハイデラバード大学教授)
発展途上社会開発センターおよびインド高等研究機関の研究員、ハイデルベルクのルプレヒト・カール大学南アジア研究所にて民主主義思想の客員教授などを歴任。Times of India紙やThe Hindu紙のシニア編集担当者を務めた経験もあり、現在もコラムニストとして複数の新聞や学会誌に寄稿。2008年度アジア・リーダーシップ・フェロー・プログラム(ALFP;国際文化会館、国際交流基金共催)フェロー。


渋沢 雅英略歴:渋沢 雅英(公益財団法人渋沢栄一記念財団 理事長)
東京大学農学部卒業。現在、財団法人MRAハウス代表理事(1964年~)、日本外国語研究所(Language Institute of Japan)代表理事(1968年~)、イースト・ウェスト・セミナー代表理事(1970年~)、日米欧委員会委員(1970年~)を務める。1997年より現職。1994年から2003年まで学校法人東京女学館理事長・館長を務めたほか、英国王立国際問題研究所客員教授、アラスカ大学国際経営センター客員教授、ポートランド州立大学経営学部客員教授なども歴任。主な著書に、『父・渋沢敬三』(実業の日本社、1966年)、『太平洋に架ける橋――渋沢栄一の業績』(読売新聞社、1970年)、『太平洋アジア――危険と希望』(サイマル出版会、1991年)などがある。

モデレーター

ウルワシ・ブタリア略歴:ウルワシ・ブタリア(Zubaan Books代表)
1973年デリー大学で文学修士号取得。ジェンダー研究の領域では国内のみならず国際的にも高い評価を受けている。アジアで初めてのフェミニズム系出版社『女たちのカーリー』を創設。インドの性差別問題及び宗派間対立などのテーマに関しての鋭い社会批評でも知られ、女性の視点からインド現代史の再評価を行った『沈黙の向こう側』はベストセラーとなった。2003年からは、『女たちのカーリー』から発展したZubaan Booksの代表を務める。2003年、第8回日経アジア賞(文化部門)、2010年、インドの文化功労章にあたるPadma Shri を受章。2000年度アジア・リーダーシップ・フェロー・プログラム(ALFP;国際文化会館、国際交流基金共催)フェロー 。


竹中 千春略歴:竹中 千春(立教大学教授)
1979年東京大学法学部卒業。東京大学法学部助手、東京大学東洋文化研究所助手、立教大学法学部助手、明治学院大学国際学部助教授、教授を経て、2008年より現職。海外での研修は、デリー大学歴史学部客員研究員、米国ウッドロー・ウィルソン国際センター客員研究員、ジョージ・ワシントン大学ガストン・シガー研究所客員研究員など。専門は、国際政治・南アジア政治・インド現代史・ジェンダー研究。最近の関心は、グローバリゼーション時代の市民社会、ナショナリズム、民族・宗教紛争、平和構築。女性の視点からのジェンダー研究。主な著書に『盗賊のインド史――帝国・国家・無法者』(有志舎。2010年)、『講座現代アジア研究第2巻 市民社会』(編著、アジア政経学会監修、慶應義塾大学出版会、2008年)、『平和構築』(共著、有斐閣、2006年)『世界はなぜ仲良くできないの?暴力の連鎖を解くために』(阪急コミュニケーションズ、2004年)、など。