【新渡戸国際塾公開講演】 『武士道』と日本人

  • ※本講演は終了いたしました。
  • 講師: 山本 博文 (東京大学史料編纂所教授)
  • 日時: 2014年6月28日(土) 1:30~3:00 pm
  • 会場: 国際文化会館 講堂
  • 用語: 日本語(通訳なし)
  • 会費: 無料 (要予約)

流麗な英文で書かれ、長年読み続けられているBushido: The Soul of Japan(『武士道』)。新渡戸稲造は何を目的にこの書物を著したのでしょうか。国際連盟事務次長を務めるなど、「国際人」だからこそ書いた新渡戸の『武士道』を通して、日本人の生き方や精神を深く学びます。

山本 博文 (東京大学史料編纂所教授)写真:山本 博文
1957年岡山県津山市生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院修士課程修了後、東京大学史料編纂所助手となり、助教授を経て現職。1991年、『幕藩制の成立と近世の国制』により東京大学から文学博士の学位を授与される。1992年、『江戸お留守居役の日記』(講談社、2003年)により第40回日本エッセイストクラブ賞受賞。BS-TBS『謎解き!江戸のススメ』、NHK・Eテレ『100分de名著』、『知恵泉』などテレビ出演多数。NHK総合『タイムスクープハンター』、NHK・BSプレミアム『雲霧仁左衛門』など時代考証も手がける。主な著書に、『日本史の一級史料』(光文社、2006年)、『現代語訳・武士道』(ちくま新書、2010年)『日曜日の歴史学』(東京堂出版、2011年)『「忠臣蔵」の決算書』(新潮社、2012年)、『赤穂事件と四十六士』(吉川弘文館、2013年)、『歴史をつかむ技法』(新潮社、2013年)など。