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2011年度 日米芸術家交換プログラム フェロー プロフィール


グレッグ・ハーベク Greg Hrbek, 作家

2012年4月1日~8月1日(2011年3月9日~3月16日)
グレッグ・ハーベクグレッグは現在スキッドモア大学でライターインレジデントをしています。彼の作品には小説「The Hindenburg Crashes Nightly」がありますが、他にもフィクション、ノンフィクションを問わず多くの短編を書いてきました。日本では第二次世界大戦中にミクロネシア、特にサイパンに住んでいた日本人入植者についての小説を準備するために日本での時間を費やしたいと考えています。日本の南太平洋とのつながりについて書いた歴史学者に会って、戦時中のミクロネシア人との間にどのような関係があったか調べるつもりです。また、彼の物語に登場する人物の家族で、サトウキビ農家になるためにサイパンにわたった一人の故郷である沖縄を訪ねようと思っています。

(2011年3月11日の地震により、グレッグは一時的に帰国しましたが、2012年4月に再来日しました。)

ジェーン・ラキー Jane Lackey, 美術作家

2011年4月3日~8月25日
ジェーン・ラキージェーンはニューメキシコのサンタフェに拠点をおく美術作家です。作品には紙に描かれたもの、ペインティング、インスタレーションなどがあり、我々の身体系統から生じる主題に関係する形で表現されます。もしくは、以前のフェロー、シェリ・シモンズの言葉によれば、「ジェーンの作品には探索と方法論が体現されている、それは足跡をたどりつつ足跡を残し、参照しつつ参照そのものでもある。まるで、そのものがコード化された言語のように、書くために発明された当初の経験をよみがえらせるものがある。」ジェーンは京都周辺に滞在し、近隣の地域を訪ね、仏教と神道の様々な巡礼の経路(有名な四国88箇所を含む)を訪ね、糸やテープ、他の柔軟で持ち運べる材料をつかってドローイングを試みた。また文章や写真、ビデオでも記録していくつもりです。滞在中の7月に、国際文化会館で「円形の痕跡」という題のアーティスト・フォーラムを、インテリア・デザイナーである夫、トーマス・レン氏と行った。

メアリー・ルシエー Mary Lucier, ビデオアーティスト

2011年3月1日~ 8月29日

メアリー・ルシエーメアリーはベテランのビデオアーティストでメディア・アーティストであり、個展やグループ展、助成金、各種賞、奨学金など多数の受賞歴を持っています。メアリーは自身の成熟した創造的な関心を日本に向けて、メディア作品を作る予定です。あまり知られていませんが、非常に古く、文化的に多大な影響力のある、京都と奈良の比丘尼御所に焦点をあてるつもりです。これらを新たに撮影し、マルチチャンネルのビデオインスタレーションを作ることを考えています。最終的な作品は「尼僧と尼僧院長の暮らしという局面や、古代に起源をもつ彼女らの住まいである建物と庭園という局面を映し出すでしょう。そして四季と一日の移り変わりを通じて、景色における光の情緒的な特性を探求し、時空をうつろうカメラの旅として構成されるでしょう」。

ミッシェル・ナガイ Michelle Nagai, 作曲家

2011年10月1日~2012年3月1日
ミッシェル・ナガイミシェルは現在プリンストン大学の音楽学部の院生です。日本には「The Seed Project」のために来日する予定です。「The Seed Project」とは日本とアメリカをかける壮大なスケールの音楽作品で、数年をかけて作られています。このプロジェクトは「ニューハンプシャーの小さな町との予想外の相似に啓発されて、主題的にも形式的にも日本の江戸時代の瞽女文化と演奏訓練にインスパイヤされています。」瞽女とは、通常孤児で貧しく、雪深い越後地域(現在の新潟県)を、三味線を弾き語って物語を詠じながら歩く盲目の女性です。本物の瞽女は既に亡くなってしまいましたが、現在もその伝統を伝える人々がわずかながら残っています。ミシェルはその一人に会って、このあまり知られていない芸術形態を調べ、演者と観客そして環境との関係性に見られるダイナミズムを深く掘り下げる予定です、そして同様の関係性は「The Seed Project」の展開の中心となるはずです。

シェイ・ヤングブラッド Shay Youngblood, 作家、ビジュアルアーティスト

2012年3月13日~6月26日(2011年3月3日~3月16日)
シェイ・ヤングブラッドシェイは現在テキサスA&M大学でライターインレジデンスを行っています。またミシシッピー大学、ニューヨーク大学他、全国の多くの大学で教えています。これまでに二冊の小説を刊行しており、(「Black Girl in Paris」, 「Soul Kiss」)たくさんの記事や短編、戯曲、詩などを発表しています。シェイは建築と、建築がいかに記憶を形成するかに興味を持っており、日本には、新しい小説「Add Architecture, Stir Memory」に取り組むために来日します。主人公は若い女性でハワイに住むアフリカ系アメリカ人で日本の祖先をもっています、そしてウミというかつて建築家のアシスタントとして働いていた日本人の老女の介護ボランティアをしています。ウミは認知症の初期段階にあり、主人公は残りの記憶とアイデンティティを、もう無くなってしまった幼少期の家と建築的構造のイメージから保存しようとします。在日中シェイは、「建築を通じた記憶の構築と脱構築というアイデアに取り組む自身のコンセプト」に通じる有名な建築物や、著名な建築家による建物をリサーチする予定です。

(3月11日の地震により、シェイは一時的に帰国しましたが、2012年3月に再来日しました。)


年度別日米芸術家交換プログラムフェロー
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