【戦後70周年記念連続シンポジウム~共に考えるこれからの世界と日本】
第4回 「世界、そしてアジア、 日本の未来を展望する」

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  • 日時: 2016年3月8日(火) 2:00~5:30 pm
  • 会場: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール ロゴ:マンスフィールド
  • 共催: 国際文化会館、モーリーン・アンド・マイク・マンスフィールド財団
  • 助成: MRAハウス、国際交流基金、東京倶楽部 (50音順)
  • 後援: 朝日新聞社
  • 用語: 日本語/英語(同時通訳あり)
  • 会費: 1,000円 (学生: 500円、国際文化会館会員: 無料)

戦後70周年を迎え、2015年より国内外の様々な分野の有識者を招き、これまで3回の連続シンポジウムを開催しました。第1回は現代の世界における中国を多面的に探り、第2回では日本の同盟国である米国の建国以来の理想と現実、その将来像について考え、第3 回には平和の基盤となる文化や思想について考察しました。最終回となる本シンポジウムでは、これまでの議論を踏まえ、目まぐるしく変化する世界は今後どのような方向へ向かうのか、その中で、日本にどのような立ち位置が期待されているのかについて展望します。

【基調講演】
 ジェラルド・L・カーティス(コロンビア大学名誉教授)
 五百旗頭 真(熊本県立大学理事長)
【パネリスト】
 川島 真(東京大学大学院総合文化研究科教授)
 西崎 文子(東京大学大学院総合文化研究科教授)
 渡辺 靖(慶應義塾大学環境情報学部教授)
【モデレーター】
 明石 康(国際文化会館理事長)

レポート

基調講演(各40分)に続き、パネリストおよびモデレーターよりコメント(30分)、登壇者全員によるディスカッション、モデレーターによる総括が行われた。(動画は基調講演の全編をご紹介)

 

ジェラルド・L・カーティス / コロンビア大学名誉教授写真:ジェラルド・L・カーティス
1969年、コロンビア大学より博士号取得。英国王立国際問題研究所、コレージュ・ド・フランス、シンガポール大学、慶應義塾大学など世界各地において客員教授を歴任。2006年、旭日重光章を受章。主著に『政治と秋刀魚―日本と暮らして四五年』(日経BP社、2008年)など。
 
五百旗頭 真 / 熊本県立大学理事長写真:五百旗頭 真
公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長。熊本県立大学理事長。神戸大学名誉教授。これまでに日本政治学会理事長、防衛大学校長、内閣府復興構想会議議長、復興庁復興推進委員会委員長などを歴任。文化功労者。著書に『日米戦争と戦後日本』(講談社、2005 年、吉田茂賞)、『占領期―首相たちの新日本』(読売新聞社、1997年、吉野作造賞)など。
川島 真 / 東京大学大学院総合文化研究科教授写真:川島 真
東京大学にて博士号(文学)取得。専門は中国・台湾の政治外交史、国際関係史。1998 年北海道大学法学部助教授、2006 年東京大学大学院総合文化研究科准教授、2015 年より教授。著書に『中国近代外交の形成』(名古屋大学出版会、2004年、サントリー学芸賞受賞)など。
 
西崎 文子 / 東京大学大学院総合文化研究科教授写真:西崎 文子
1990年イエール大学で博士号(歴史学)取得。成蹊大学法学部助教授、同教授を経て、2012 年より東京大学教授。専門はアメリカ外交史、アメリカ研究。アメリカ外交の理念的基盤を歴史的に分析する研究をしている。著書に『アメリカ外交とは何か―歴史の中の自画像』(岩波新書、2004 年)など。
 
渡辺 靖 / 慶應義塾大学環境情報学部教授写真:渡辺 靖
専門は文化人類学、文化政策論、アメリカ研究。1997年ハーバード大学より博士号(社会人類学)取得。オックスフォード大学シニア・アソシエート、ケンブリッジ大学フェロー、パリ政治学院客員教授を経て、2005 年より慶應義塾大学環境情報学部教授。主著に『<文化>を捉え直す―カルチュラル・セキュリティの発想』(岩波新書、2015年)など。