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【日文研・アイハウス連携フォーラム】
日系ブラジル社会の集い―カラオケ、映画、俳句


  • 講師: 細川 周平 (日文研教授)
  • コメンテーター: アンジェロ・イシ(武蔵大学教授)
  • 日時: 2018年7月27日(金) 6:30~8:00pm (開場: 6:00 pm)
  • 会場: 国際文化会館 講堂
  • 共催: 国際日本文化研究センター
  • 用語: 日本語(通訳なし)
  • 会費: 無料
  • 定員: 100名 (要予約
    お申し込み
1908年(明治41年)に日本人のブラジル移住が始まってから110年。ブラジル日系人社会は、今日世界最大の日系コミュニティにまで成長しました。この間、日系ブラジル移民たちは、生業である農業・商工業などに従事する一方で、楽しみを求めて集い、マイノリティとしての生活の拠りどころとしてきました。そうした集いは一般社会に対する心理防衛的な意味を持つとともに、母国とつながり、情報を得る場、あるいは日本語で自己を表現し、子孫とつながる場として、重要な役割を果たしてきました。
 本講演では、1910~20年代から記録が残る句会や映画上映会、1950年代から30数年にわたり運営されてきた日本映画専門館、さらには1950年代以降盛んになったのど自慢大会やその発展形であるカラオケ大会などさまざまな歌謡の会を例に、移民たちの「集い」について考察します。

細川 周平 (日文研教授)
写真:細川周平
2004年より在職。近代日本音楽史と日本移民文化を主な研究領域とする。主著に『サンバの国に演歌は流れる』(中公新書、1995年)、『シネマ屋、ブラジルを行く』(新潮選書、1998年)、『遠きにありてつくるもの』(みすず書房、2008年、読売文学賞受賞)、『日系ブラジル移民文学』(みすず書房、全二巻、2011・12年)。編著に『日系文化を編み直す』(ミネルヴァ書房、2017年)、松井太郎小説選『うつろ舟』、『遠い声』(ともに松籟社、西成彦との共編、2010・12年)。
アンジェロ・イシ(武蔵大学教授)
アンジェロ・イシ
ブラジル・サンパウロ市生まれの日系三世。サンパウロ大学ジャーナリズム学科卒業。90年に日本に留学し、東京大学大学院総合文化研究科の博士課程を経て、ポルトガル語新聞の編集長を務めた。日伯の移民やメディアを研究するかたわら、在東京ブラジル総領事館の市民代表者会議の評議員、公益財団法人海外日系人協会の理事などを務める。総務省や外務省の多文化共生関連の委員会の委員も歴任。著書に『ブラジルを知るための56章』(明石書店、2010年)、共著に『Global Japan: The Experience of Japan’s New Immigrants and Overseas Communities』(Routledge Curzon、2009年)など。