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【牛場記念フェローシップ】 G・ウィリアム・スキナー氏 来日記念プログラム


滞日期間:2008年5月20日-5月29日

牛場記念フェローシップ公開講演/アイハウス・アカデミー
「現代中国における経済開発の空間構造(都市と地方)」

  • 講師: G・ウィリアム・スキナー(カリフォルニア大学デイビス校教授・牛場記念フェローシップ第3回招聘フェロー)
  • 司会: 濱下武志(龍谷大学教授)
  • 日時: 2008年5月22日(木) 7:00 pm
  • 会場: 国際文化会館 講堂
  • 会費: 1,500円(学生1,000円、割引料金*)
  • 用語: 日本語/英語(同時通訳付き)

これまで中国における経済開発の不均衡は、中国を三つのゾーンに分けるモデルで語られてきました。実際に、中国の経済開発政策はこの三つのゾーンを基に、中核となる沿岸地域から中部地域へ、中部地域から周辺である西部地域へと行われていきました。しかし、これで本当に説明できるのでしょうか。本講演で、スキナー氏は地理情報システム(Geographic Information System)を利用した10 年に及ぶ調査研究から得た、新たな空間構造を提示します。中国の経済開発不均衡は、従来の一国内、一つの社会経済空間システムにおける中核・周辺関係によるものではなく、九つのマクロ的地域経済でそれぞれ成り立つ中核・周辺関係の中で起きていると。経済発展が目覚ましい一方で、格差の激しい中国を読み解く、新たなロジックを紹介します。

上智大学比較文化研究所・財団法人 国際文化会館共催 講演会
中国における人口再生産: 行動の文化的理論

  • 講師: G・ウィリアム・スキナー(カリフォルニア大学デイビス校教授・牛場記念フェローシップ第3回招聘フェロー)
  • 日時: 2008年5月26日(月) 6:30-8:00 pm
  • 会場: 上智大学 10 号館3 階301 会議室

スキナー教授は分析の結果、中国の家族制度における最小の好ましい子孫構成は男子二人と女子一人で、中 国の両親はこの文化的な最低限の子孫構成を達成しようと戦略を立てることが多いという。この度の講演で は、「一人っ子政策」を推し進めてきた中国政府の施策とこの文化的背景とのずれから生じる様々な問題な どにもふれながら、中国における「人口再生産」について論じていただく。

G・ウィリアム・スキナー プロフィール

コーネル大学、スタンフォード大学教授などを経て、現職。第二次世界大戦直後からアジア各地域において人類学的調査手法を用いて、タイを中心とする東南アジアの華僑研究や中国の地域・都市研究、市場論を進め、現在、アジアの地域システム・プロジェクトを推進している。戦後アメリカのアジア研究を一貫して先導してきた第一人者。主要な著作のうち日本語訳のあるものに、『中国王朝末期の都市:都市と地方組織の階層構造』(晃洋書房、1989)、『東南アジアの華僑社会』(東洋書店、1981)など。

専門:人類学、地理学、中国市場論、東南アジア(タイ)華僑論。