日米芸術家交換フェローによるプレゼンテーションやコンサートといった、アーティスト・フォーラムのほか、日本文化、異文化の相互理解を促進する公演を開催しています。
【IHJアーティスト・フォーラム】ワークショップ
『世界をマッピングする〜つながりと場所の詩〜』

- 2024年8月22日(木)7:00 pm (6:30 pm 開場)~8:30 pm 予定
- 会場: 国際文化会館 東館地下一階ルーム4
- 講師:ヨナ・ハーヴェイ (作家・詩人、日米芸術家交換プログラムフェロー)
- 用語: 英語 (通訳あり)
- 共催: 日米友好基金 (JUSFC)
- 参加費: 無料(要予約)
- 参加申込:
PEATIX / ウェブフォーム満席


【IHJアーティスト・フォーラム】アーティストトーク
『日米芸術家交換プログラム2025 U.S.-JAPAN ART NIGHT』

- 2025年8月14日(木)6:00 pm~9:10 pm 予定 (5:30pm 開場)
- 会場: 国際文化会館 樺山・松本ルーム
- 登壇者: <第一部>ケイトリン・リベロ(オンライン)&キラ・松原=デイン/<第二部>ダン・スピーゲル、メグミ・アイハラ、手嶋保、大島頌太郎
- 用語: 日本語・英語 (通訳あり)
- 共催: 日米友好基金 (JUSFC)
- 参加費: 無料(要予約)
- 参加申込:PEATIX /ウェブフォーム
今夏のIHJアーティスト・フォーラムでは特別編として、本年度の日米芸術家交換プログラムに選出されたアーティストチーム二組を招き、それぞれのアートプロジェクトについて語るトークイベントを開催致します。
第一部(6:00 pm〜)では映像作家のケイトリン・リベロとキラ・松原=デインが、二十四節気に寄り添いながら生活する家族の様子を描く体験型アニメーションインスタレーション作品「72 Micro Seasons〜時を紡ぐ二十四節気七十二候」について語ります。 第二部(7:30 pm〜)では建築家のダン・スピーゲル、メグミ・アイハラ、手嶋保、大島頌太郎が、「火災後の風景」をテーマにした共同プロジェクト「炎と再生〜災禍を越えて〜Looking, after the Fires」について語ります。作品は現在、大阪・関西万博の米国パビリオン内にて公開されています。イベント後にはミニ・レセプション(交流会)も行います。
第一部<アニメーションドキュメンタリー>: 72 Micro Seasons〜時を紡ぐ二十四節気七十二候
映像作家のケイトリン・リベロとキラ・松原=デインは、太陰太陽暦に基づく日本の『七十二候』を通じて時間を映し出すアニメーションドキュメンタリーを現在共に制作しています。手作りのフェナキストスコープを使用し、奈良県吉野町千股に暮らす多世代の家族の生活を背景に季節を見つめ、1年間にわたる日常の微妙な変化を描き出す作品です。このトークでは、過去作品や制作途中の映像の特別上映も交えながら、作家達がプロジェクトの背景にあるインスピレーションについて語ります。
ARTISTS

映像作家。デイン氏と共にOne Eyed Productionsを共に立ち上げ、映像制作を行う。代表作は『Mizuko (2020)』『Through Sunless Ways (2023)』など。ハンドクラフトアニメーション、アナログ表現、自然界のリズムなど、意図的にゆっくりとしたプロセスを用いて、権力構造に疑問を投げかける個人的な物語を探求する。 フェロー詳細

米国ニューヨーク市出身の日米ルーツを持つ映像作家で、現在は奈良県在住。東洋と西洋の思想の間で育った多文化的な背景から、手作りのアニメーションと実験的な物語構造を頻繁に用いて、グレーゾーンにおけるバランスといったテーマを探求している。
第二部<建築>: 炎と再生〜災禍を越えて〜Looking, after the Fires
Looking, after the Firesは日米の建築家チームによる「火災後の風景」をテーマにしたプロジェクトです。 アメリカと日本における火災や山火事に対する文化的な反応を探るとともに、私たちの生活の中で火をより深く理解するための試みとして、文化の違いを超えた表象を探求し、生態系再生の壮大なプロセスを眺める見晴らし台となる新しい火の見櫓を作りました。現在大阪・関西万博会場に展示中の作品について、四人の建築家達が語ります。 ⇒特設ウェブサイト
ARTISTS

建築、ランドスケープ、アーバンデザインをトランスディシプリナリーに繋ぐデザイン事務所「スピーゲル・アイハラ・ワークショップ(SAW)」主宰。優れたデザインが持つ変革力、建物とコンテクストの切っても切れない関係、そしてコミュニティの発展において建築環境が重要な役割を果たすことを信念としている。アメリカン・アカデミー2025年度ローマ賞フェロー。 フェロー詳細

東京を拠点に活動する建築家、教育者。手嶋保建築事務所の代表として、場所の景観や歴史的文脈に配慮した合理的で美しい建築を生み出している。東京理科大学建築学科講師。

1990年東京生まれ 英国 Glasgow School of Art で建築を学んだ後、2016 Jamie Fobert Architects に入社。ロンドンをはじめ、パリ、ダブリンで歴史的な設計プロジェクトを担当。 2021年より自身の事務所 Shotaro Oshima Design Studio を設立した。多摩美術大学で非常勤講師を務める。
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