【Reading about Japan at I-House Library】
ラーシュ・ヴァリエ大使による桐野夏生作『OUT』朗読会

  • 朗読者: ラーシュ・ヴァリエ (駐日スウェーデン大使)
  • 日時: 2014年2月12日(水) 7:00 pm
  • 会場: 国際文化会館 図書室
  • 用語: 英語 (通訳なし)
  • 会費: 国際文化会館会員・図書会員:無料、一般:500円 (要予約) 

日本を代表するミステリー作家の一人である桐野夏生氏の作品は、これまでに20カ国以上で翻訳されています。今回の朗読会では、その中から日本人として初めてエドガー賞にもノミネートされた代表作『OUT』を、ラーシュ・ヴァリエ駐日スウェーデン大使が朗読します。
ヴァリエ大使は『OUT』のスウェーデン語版の翻訳をされるなど、日本研究者としても精力的に活動されております。また昨年は、Tokyo International Literary Society (TILS) を設立なさいました。当日は朗読とともに、翻訳者であり国際関係・文化交流の専門家である視点から、今日の日本社会について考察します。

略歴: ラーシュ・ヴァリエ

Photo: ラーシュ・ヴァリエ
(Photo:
Johan Ödmann)
ストックホルム大学にて日本研究の博士号取得。駐日スウェーデン大使(2011-)、Tokyo International Literary Society (TILS) 議長。
主な著書に The deceitful tranquility―Japan then and now (Carlssons, 1992)、The face of another (安部公房の小説翻訳、Lind och Co 2004)、I remember the crickets―Haiku poems (夏目漱石の俳句翻訳、Bambulunden 2010)など多数。 1998年に勲二等瑞宝章、2003年に市川市文化賞を受賞。

オフォス桐野より作品の利用許諾を得て開催しています。