神保 謙氏が国際文化会館プログラム部門担当常務理事に就任

国際文化会館は、一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブとの合併後のプログラム部門担当常務理事として、神保謙慶應義塾大学教授が就任したことをお知らせいたします。

神保氏は、国際文化会館の常務理事・代表理事ならびにアジア・パシフィック・イニシアティブ(API)プレジデントとして、合併後の国際文化会館のプログラム部門全体を統括します。国際文化会館のプログラム部門の研究・活動領域は、①国際関係・地域研究・地政学、②社会システム・ガバナンス・イノベーション、③文明論・哲学、そして④アート・デザインの4分野です。

■神保謙 常務理事の挨拶
写真:神保謙国際文化会館とアジア・パシフィック・イニシアティブの合併は、日本のシンクタンク史の画期的な転機です。国際文化会館の歴史あるファシリティと文化事業、APIの政策研究・交流事業が結びつくことにより、分野を横断する知的基盤を培い、日本の対外発信の拠点として発展することが期待できます。国際文化会館が、これまでの文化事業の強みに加えて、グローバルシンクタンクとして邁進することを、プログラム部門担当の常務理事としてリードしていきます。

 

■神保謙 プロフィール
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了(政策・メディア博士)。専門は国際政治学、安全保障論、アジア太平洋の安全保障、日本の外交・防衛政策。タマサート大学(タイ)で客員教授、国立政治大学、国立台湾大学(台湾)で客員准教授、南洋工科大学(シンガポール)客員研究員を歴任。政府関係の役職として、防衛省参与、国家安全保障局顧問、外務省政策評価アドバイザリーグループ委員などを歴任。