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【日文研・アイハウス連携フォーラム】
オーナメンタル・ディプロマシー: 明治天皇と近代日本の外交


    • 講師: ジョン・ブリーン (日文研教授)
    • コメンテーター: サーラ・スヴェン (上智大学教授)
    • 日時: 2017年12月8日(金) 6:30~8:00pm (開場: 6:00 pm)
    • 会場: 国際文化会館 講堂
    • 共催: 国際日本文化研究センター
    • 用語: 英語 (通訳なし)
    • 会費: 無料
    • 定員: 100名 (要予約お申し込み
    • 近代日本の外交史の研究では、なぜ天皇の役割を取り上げず、明治天皇の研究も外交分野として扱わないのか。明治天皇を抜きにして近代日本の欧州・アジア諸国との外交関係を語れない、とブリーン教授は主張します。明治天皇は、権力関係の構築に欠かせないダイナミックな儀礼的役割を果たしました。なかでも注目すべきは、天皇による勲章の贈答儀礼です。天皇は欧州・アジアの君主・大統領から海外の勲章を受理し、日本の勲章を授与しました。こうした勲章の贈答は、君主間の関係を成立させる上で欠かせない戦略でした。
      本プログラムでブリーン教授は、王政復古から日清戦争の勃発までの時期を視野に入れながら近代日本の勲章制度の成立や勲章贈答の葛藤に光をあてます。とりわけ日本とロシア、日本と朝鮮、日本とイギリスとの外交関係にみる勲章の役割を検討し、明治天皇が近代日本の外交関係において能動的な役目を果たしたことをお話しいただきます。
      ジョン・ブリーン (日文研教授)
      写真:ジョン・ブリーン
      1956年イギリス生まれ。ケンブリッジ大学日本学科卒業。同大学博士。ロンドン大学SOAS校助教授を経て、国際日本文化研究センター教授。
      最近の著作(日本語のみ)に『変容する聖地 伊勢』(思文閣、2016年 編著)、「近代の宮中儀礼:天皇に求められた政治」『講座明治維新11:明治維新と宗教・文化』(有志舎、2016年)、『神都物語:伊勢神宮の近現代史』(吉川弘文館、2015年)、『儀礼と権力 天皇の明治維新』(平凡社選書、2011年)がある。
      サーラ・スヴェン (上智大学教授)
      写真:サーラ・スヴェン
      1968年ドイツ生まれ。マインツ大学、ケルン大学、ボン大学で歴史学、政治学を学び、計4年間の金沢大学での留学を経て、1999年ボン大学文学部日本研究科博士号取得。マールブルグ大学日本研究センター講師、ドイツ-日本研究所人文科学研究部部長、東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部准教授を経て、2008年より現職。著作に、Politics, Memory and Public Opinion (IUDICIUM Vertlag, 2005年)、 Mutual Perceptions and Images in Japanese-German Relations, 1860-2010 (Edited by Sven Saaler, Brill, 2017年) などがある。