【第一期】第5回 青木 保「戦後日本文化の性格と発展」(2008/11/15)

講師プロフィール

青木 保(文化人類学者、文化庁長官)

1938年東京都生まれ。東京大学大学院修了(文化人類学専攻)、大阪大学で博士号取得(人間科学)。東京大学助手、大阪大学助教授・教授、東京大学教授、政策研究大学院大学教授などを経て、2007年4月文化庁長官。1965年以来東南アジアをはじめアジア各地で文化人類学的フィールドワークに従事。ハーヴァード大学客員研究員、仏国立パリ社会科学高等研究院客員教授、独コンスタンス大学客員教授などを務めた。サントリー学芸賞、吉野作造賞、紫綬褒章を(受賞、受章)。主な著書に「多文化世界」「異文化理解」「境界の時間」「儀礼の象徴性」「逆光のオリエンタリズム」(以上、岩波書店)、「『日本文化論』の変容」「アジア・ジレンマ」「タイの僧院にて」(以上、中央公論新社)、「文化の翻訳」(東大出版会)他がある。