【新渡戸国際塾公開講演】 デモクラシーをどう擁護するか

  • 日時: 2012年7月21日(土) 1:30~3:00 pm
  • 会場: 国際文化会館 講堂
  • 会費: 無料 (要予約)
デモクラシーと市場機構—それぞれ欠陥を持つこの二つの大事な装置をいかに使いこなしていくのか。自由と平等を秩序を保ちながらいかに両立させてゆくのか。何を変え、何を守るのか。多くの難題を抱えた震災後の日本の今後を考えるための手掛かりを探ります。

猪木 武徳(国際日本文化研究センター 所長、青山学院大学 特任教授(2012年4月~))

写真:猪木 武徳1945年生まれ。専門は、労働経済、経済思想。1968年、京都大学経済学部卒業後、マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了。大阪大学経済学部教授、国際日本文化研究センター教授などを経て、2008年4月より同センター所長。2012年4月より青山学院大学特任教授。主な著書に、『経済思想』(岩波書店、1987年;サントリー学芸賞、日経・経済図書文化賞)、『自由と秩序―競争社会の二つの顔』(中央公論新社、2001年;読売・吉野作造賞)、『文芸にあらわれた日本の近代―社会科学と文学のあいだ』(有斐閣、2004年;桑原武夫学芸賞)、『大学の反省』(NTT出版、2009年)、『戦後世界経済史―自由と平等の視点から』(中央公論新社、2009年)など。2002年、紫綬褒章受章。