【新渡戸国際塾公開講演】 「祈るだけの平和」から「創る平和」へ

  • ※本講演は終了いたしました。
  • 講師: 明石 康 (新渡戸国際塾塾長、国際文化会館理事長)
  • 日時: 2014年10月4日(土) 1:30~3:00 pm
  • 会場: 国際文化会館 講堂
  • 用語: 日本語(通訳なし)
  • 会費: 無料 (要予約)受付終了

経済や金融などの分野でグローバル化が進み、環境や感染病などの世界的課題は国境を越えて取り組まれていますが、民族間の対立は激しさを増しています。国連という立場から旧ユーゴスラビアやスリランカなどで数々の民族紛争解決に尽力した塾長と、平和を創ることの意味を理論としてでなく、実践的に考えます。

明石 康 (新渡戸国際塾塾長、国際文化会館理事長)
写真:明石康東京大学教養学部卒、フルブライト奨学生としてバージニア大学大学院で国際政治学を修了。タフツ大学フレッチャースクール博士課程在学中の1957年、日本人で初めて国連に入り、広報や軍縮担当の国連事務次長、カンボジアや旧ユーゴスラビア担当の事務総長特別代表などを歴任。1997年末、人道問題担当事務次長を最後に退官。現在、国際文化会館理事長、スリランカ平和構築及び復旧・復興担当日本政府代表、公益財団法人ジョイセフ会長、神戸大学特別教授などを務める。主な著書に、『生きることにも心せき—国際社会に生きてきたひとりの軌跡』(中央公論新社、2001年)、『国際連合—軌跡と展望』(岩波新書、2006年)、『戦争と平和の谷間で—国境を超えた群像』(岩波書店、2007年)、『独裁者との交渉術』(集英社、2010 年)など。