新渡戸リーダーシップ・プログラム2024講義動画「大都市郊外の都市再生〜課題先進地の現場から〜」

あらゆる分野で多様化や技術革新、ボーダーレス化が進む今日、問題は複雑化する一方で、アイデアと意志があれば、個人が世界を変えていける時代が到来しています。
充実した講師陣を迎え、2023年9月から12月までの3ケ月にわたり展開してきた次世代育成事業の新渡戸リーダーシップ・プログラム2023を講義動画を一部公開いたします。

2024年度の新渡戸フェローが埼玉県鳩山町を訪問した際、建築家の藤村龍至氏(東京藝術大学准教授)に日本の高度経済成長期に各地にできたニュータウンや大都市郊外の現状、マルシェを活かした街やコミュニティの活性化についてお話しいただきました。その講義の模様を一部公開します。

藤村 龍至(建築家・東京藝術大学准教授/RFA主宰)

2024年12月14(土)10:30 am in 埼玉県鳩山町
第7回「大都市郊外の都市再生〜課題先進地の現場から〜」

建築家/東京藝術大学准教授。1976年東京生まれ。2008年東京工業大学大学院博士課程退学。2005年よりRFA(藤村龍至建築設計事務所)主宰。2016年より現職。2017年よりアーバンデザインセンター大宮(UDCO)ディレクター。2000年代半ばより人文社会学系、美術や工学などの隣接分野との交流を踏まえ、建築界においてシンポジウムや展覧会などの議論の場を多数企画。理論「批判的工学主義」、設計方法論「超線形設計プロセス論」を掲げ、「日本列島改造論2.0」を発表し注目を集める。近年はそれらの知見をもとに、人口減少、高齢化、インフラ老朽化などの地域固有の課題解決に向けて戦略と戦術を立案、ワークショップや社会実験を通じて関係者と合意形成を図り、公共施設、福祉施設、交流施設などの設計、エリアマネジメント体制の構築までを手掛ける「ソーシャル・アーキテクト」として活動し、プロジェクトを多数展開。