【Delve into Japanese Culture@ I-House】
国境を越えて俳句を楽しむ

  • ※本講演は終了いたしました。
    • 講師: アビゲール・フリードマン(俳人、The Wisteria Group CEO)
    • 日時: 2016年12月9日(金) 7:00~8:30 pm
    • 会場: 国際文化会館 樺山・松本ルーム
    • 用語: 英語 (通訳なし) kisako_logo
    • 会費: 2,000円
      (国際文化会館会員と学生は1,500円、前日もしくは当日、国際文化会館にご宿泊の方は無料) 会費は、当日会場の受付にて現金でお支払いください。
    • 定員: 80名 (要予約)  
    国際文化会館は、KISAKO Intercultural Instituteとの共催で、英語による日本文化講座を実施しています。本シリーズでは、日本文化をさまざまな切り口で取り上げ、外国人の方にも日本人の方にも、新たな発見があるような内容をご紹介しています。今回は、俳人としての受賞歴も多く、米国俳句協会、カナダ俳句協会の会員、そして元外交官でもある、アビゲール・フリードマン(俳号:アビゲール不二)氏をお招きします。『私の俳句修行』(岩波書店、2012年)の著者でもある氏に、俳句の魅力や英語俳句の楽しみ方を存分に語っていただきます。
    講師からのメッセージ

  • 参加者の皆様
  • 俳句は、何世紀にもわたって日本で実践されてきた日本固有のもののように見られてきましたが、今日ではさまざまな形や特質を持つ国際的現象にまで発展しました。こうした多様な国際俳句を、どのように味わうことができるでしょうか?特に、他の国や文化の中から生まれた俳句を楽しむために、私たち自身が持つ、文化的・詩的な偏見に気付き、それを乗り越えるためには、何ができるのでしょうか?本講座では、「国境を越えた俳句」の魅力と、その楽しみ方をご紹介します。これまで俳句を複数言語で読み、自分でも詠んできた経験を皆様にお話しできたらと思います。
  • アビゲール・フリードマン

    kuroda-katsuo

    ©Kuroda Katsuo

    俳人(俳号:アビゲール不二)/国際的なコンサルタント会社、The Wisteria Groupの創立者兼CEO。日本の俳句についての書籍『I Wait for the Moon: 100 Haiku of Momoko Kuroda』(ストーンブリッジ・プレス、2006年)や『私の俳句修行』(岩波書店、2010年)を出版。近著は自身の詠んだ英語俳句をまとめた『Street Chatter Fading』(ラークスパー・プレス、2015)。米国俳句協会・カナダ俳句協会会員の会員。ケベックシティ二か国語俳句グループ創設者。2014年、第 18 回毎日俳句大賞国際の部大賞受賞。米国の外交官として25年以上の経験を持ち、東京勤務では2000~2003年に政治部軍縮ユニット責任者として、日米の対北朝鮮政策を調整。現在もアジア財団シニア・アドバイザーとして、アジアの紛争地域に関する助言も行う。戦略国際問題研究所(CSIS)のシニア・アソシエイト。アジア財団シニア・アドバイザー。一般社団法人日米協会、The Awesome Foundation評議委員。ハーバード大学を優等で卒業後、ジョージタウン大学ローセンターにて法学博士号取得。日本語の他に、フランス語、ポルトガル語、スペイン語が堪能。