【IUCレクチャー・シリーズ】
日本は真に資本主義か?―文化と伝統が不動産市場に与える驚くほどの影響

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  • 講師: セス・サルキン (株式会社パシフィカ・キャピタル 代表取締役社長)
  • 日時: 2019年5月21日(火) 6:00~7:30 pm
  • 会場: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
  • 共催: 国際文化会館、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター(IUC)、日本財団
  • 用語: 日本語 (通訳なし)
  • 参加費: 無料 (要予約)

日本は資本主義の国と一般的に言われますが、実はビジネスシーンにおいて、独自の文化や伝統が意外なほど大きな影響を及ぼしています。日本で四半世紀にわたり、大型ショッピングセンターやホテルなどの不動産開発を手掛けてきたサルキン氏が、メインバンク制度という日本独自の商習慣の影響や、日本企業にしばしば見られる経済合理性に乏しい取引の背景を、外国人ディベロッパーの視点で分析します。また東京の再開発における法的・社会的な障壁(相続制度や賃貸借契約)や、2020年東京五輪までに十分なホテル数を供給する上での課題についても話します。

レポート

略歴: セス・サルキン

1995年に不動産開発を手掛けるパシフィカ・キャピタルを設立。日本でホテルと商業不動産の開発、投資、運営に長年従事し、首都圏をはじめ、東北、中部、関西、九州、沖縄でそれぞれ開発・投資の実績を持つ。近年では2017年11月にモクシー東京錦糸町ホテル、2018年8月にオークウッドホテル&アパートメンツ新大阪を開業した。現在、Urban Land Instituteジャパンの役員、在日米国商工会議所(ACCJ)の統合型リゾートタスクフォース委員長および建築・建設・不動産委員会の共同委員長も務める。スタンフォード大学東アジアセンターで修士号(日本政治・経済専攻)を取得。90~91年アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター(IUC)で学ぶ。


*このレクチャーシリーズは日本財団の助成によるフェロー・プログラムの一環として実施されます。