【会員特別講演会】『学問のすゝめ』から150年:この大転換期をどう生きるか 

本イベントは終了しました。

  • 講 師: 伊藤 公平(慶應義塾長)
  • 日 時: 2023年4月26日(水)6:30~8:30 pm ※懇親会(終演後~8:30 pm)
  • 会 場: 岩崎小彌太記念ホール
  • 用 語: 日本語(通訳なし)
  • 対 象: 国際文化会館 個人または法人会員
  • 会 費: 5、000円/名(要申込み

今から150年前、明治維新という大変革の時代に刊行された『学問のすゝめ』。

日本が、資本主義社会へと舵を切り西洋化が急速に進む中、福沢諭吉はこの本の中で、人間が生きていく上で備えるべき根本的な姿勢を説くことで、日本と日本人が未曾有の国難をどう乗り越えるべきかを指南したといわれています。

そしていま、世界は、格差・戦争・疫病という困難に直面し、再び大変革の時代を迎えています。この混沌とした激動の時代に生きる私たちの行動が、この先、社会が進む方向(次世代の社会の在り方)を大きく左右すると言っても過言ではありません。この歴史的な変革期を私たちひとりひとりはどう生きればよいのか、慶應義塾長伊藤公平氏に『学問のすゝめ』を紐解いていただきます。

講演後に質疑応答の時間を、終演後には懇親会も設けておりますので、ぜひご参加ください。

伊藤 公平(慶應義塾長)
慶應義塾大学理工学部卒業。カリフォルニア大学バークレー校工学部より修士号およびPh.D.を取得後、慶應義塾大学理工学部助手(1995年)、専任講師、助教授を経て2007年より教授。理工学部長・理工学研究科委員長(2017~2019年)、慶應義塾大学AI・高度プログラミングコンソーシアム代表(2018~2021年)などを歴任。学外では、日本学術会議会員(2020年~)、文科省 光・量子飛躍フラッグシッププログラム(Q-LEAP)「量子情報処理(量子シミュレータ・量子コンピュータ)」分野プログラムディレクター(PD)(2018年~)などを務め、過去には日本物理学会・理事(2002~2004年)、日本学術会議連携会員(2011~2021年)、日本応用物理学会理事(2016~2018年)などを歴任。専門分野は、量子コンピューティングと量子物理学。日本IBM科学賞(2006年)、日本学術振興会賞(2009年)などを受賞。 慶應義塾におけるIBM Quantum Computer Network Hubファウンダー。