【会員特別講演会】共通の「近代」――世界史と日本

  • 本イベントは終了いたしました。
  • 講 師: キャロル・グラック(コロンビア大学ジョージ・サンソム歴史学講座教授)
  • 司 会: 久保田 智子(報道記者、元TBSアナウンサー)
  • 日 時: 2019年11月7日(木)6:30~8:30 pm ※懇親会(終演後~8:30 pm)
  • 会 場: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
  • 用 語: 英語 / 日本語(同時通訳つき)
  • 協 力: 東洋英和女学院*  画像:東洋英和女学院
  • 会 費: 会員および配偶者、各3,000円(要申込み

世界的に活躍されている会員の方々を講師に招いて開催している会員特別講演会。11月は、長年にわたり鋭い洞察力で日本のあゆみを分析してきた歴史家のグラック氏をお迎えし、世界史の文脈から日本の「近代」についてお話しいただきます。

19世紀以降の日本について、氏はこれまで他分野の研究者からしばしば投げかけられてきた問題として、近代化・帝国主義・戦争記憶などをあげています。本講演会では、それらの問題と、日本と世界の「近代社会」に共通する特徴や関連性を考察しながら、従来の近代論を支えてきたヨーロッパの近代性とは異なる要素を持った日本の実例をもとに、「近代」とはなにか考えます。

キャロル・グラック(コロンビア大学ジョージ・サンソム歴史学講座教授)

 キャロル・グラックアメリカの歴史学者。専門は日本の近現代史、国際関係論、第二次世界大戦史、アジアと西洋の歴史学とパブリック・メモリーなど。コロンビア大学にて博士号取得。これまでに、アメリカ芸術科学アカデミーやアメリカ哲学協会のフェローおよび、アジア研究協会(AAS)の会長に選出された。現在は、アジア・ソサエティの名誉理事やジャパン・ソサエティの理事に加え、設立に携わった「Columbia’s Committee on Global Thought」の議長を務める。著書に『日本近代の神話―明治後期のイデオロギー』(プリンストン大学出版、1985年)、『日本はどこへ行くのか(日本の歴史25)』(講談社、2003年)、『歴史で考える』(岩波書店、2007年)、『戦争の記憶 コロンビア大学特別講義―学生との対話』(講談社、2019年)など。近々『Past Obsessions: World War Two in History and Memory』の和訳(岩波書店)が出版予定。
久保田 智子(報道記者、元TBSアナウンサー)

写真:久保田智子2000年にTBSテレビに入社。アナウンサーとして「どうぶつ奇想天外!」「筑紫哲也のニュース23」「報道特集」などを担当。2013年からは報道局兼務となり、ニューヨーク特派員や政治部記者を経験。2017年にTBSテレビを退社後、2019年アメリカ・コロンビア大学にて修士号を取得。現在は東京大学学際情報学府博士課程に在籍。研究テーマはオーラルヒストリー。

 

*この秋、東洋英和女学院は創立135周年、大学開学30周年を記念し、キャロル・グラック教授を学院周年行事の特別講師として迎えられます。御女学院とグラック教授が、当会館の長年の会員でおられるご縁が相まって、この度当会館でもご講演いただく運びとなりました。大学では周年を記念し、村岡花子記念講座をはじめ催事が多数企画されています。ぜひ東洋英和女学院大学HPをご覧いただき、ご参集ください。