【会員特別講演会】現代世界における開発協力と日本

  • 講 師: 北岡 伸一(独立行政法人国際協力機構理事長、東京大学名誉教授)
  • 司 会: 久保田 智子(報道記者、元TBSアナウンサー)
  • 日 時: 2019年12月12日(木)6:30~8:30 pm ※懇親会(終演後~8:30 pm)
  • 会 場: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
  • 用 語: 日本語(通訳なし)
  • 会 費: 会員および配偶者、各3,000円(要申込み
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世界的に活躍されている会員の方々を講師に招いて開催している会員特別講演会。12月は、日本政治外交史の第一人者で、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関の理事長を務める北岡氏をお迎えします。

近年、米中の地政学的な緊張、各国におけるナショナリズムの台頭、格差の拡大、自由貿易の後退など、国際秩序に大きな影響を及ぼす動きが世界各地で見られ、第二次世界大戦後に続いてきた国際協調体制も大きな岐路に立たされています。日本を取り巻く国際情勢が大きく変化していることを踏まえ、その背景を考察するとともに、現在の世界の潮流、今後の国際社会のあり方と日本の役割についてお話しいただきます。

北岡 伸一(独立行政法人国際協力機構理事長、東京大学名誉教授)

 北岡伸一法学博士(1976年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了)。立教大学法学部教授、東京大学法学部教授、特命全権大使(日本政府国連代表部次席代表)、政策研究大学院大学教授、国際大学学長などを歴任。東京大学名誉教授、立教大学名誉教授。2015年10月より国際協力機構の理事長を務める。著書に『日本政治史―外交と権力』(放送大学教育振興会、1989年)、『国連の政治力学―日本はどこにいるのか』(中央公論新社、2007年)、『自民党―政権党の38年』(中央公論新社、2008年)、『グローバルプレイヤーとしての日本』(NTT出版、2010年)など多数。新著に『世界地図を読み直す―協力と均衡の地政学』(新潮社、2019年)。2011年には紫綬褒章受章。専門は日本の近代政治と外交史。
久保田 智子(報道記者、元TBSアナウンサー)

写真:久保田智子2000年にTBSテレビに入社。アナウンサーとして「どうぶつ奇想天外!」「筑紫哲也のニュース23」「報道特集」などを担当。2013年からは報道局兼務となり、ニューヨーク特派員や政治部記者を経験。2017年にTBSテレビを退社後、2019年アメリカ・コロンビア大学にて修士号を取得。現在は東京大学学際情報学府博士課程に在籍。研究テーマはオーラルヒストリー。