“Kaiho” Table of Contents
Vol.22, No. 2 (2011年11月)
民主主義のあとに生き残るものは? アルンダティ・ロイ
宿命の越境者イサム・ノグチ ドウス昌代
中東変動の現状と行方 山内昌之
刊行から100年:『遠野物語』が問いかけるもの ロナルド・A・モース
インタビュー:御厨 貴(東京大学教授)
「内向き志向が日本の対外発信力を弱める」
Vol.22, No. 1 (2011年6月)
パワーの将来 ジョセフ・S・ナイ・ジュニア
文化は如何にしてソフト・パワーとなりうるか? 近藤誠一
激動する中国の地方都市 石川幹子
戦時期の近代性:絶頂期の帝国日本をめぐって ケネス・ルオフ
安藤忠雄講演会「これからの日本を考える」
インタビュー:エリック・ガングロッフ(日米友好基金専務理事)
「日本の若者よ、海外をめざせ」――日米文化交流の舞台裏を支えて四半世紀
I-House Table Talk:どうなる日本の法科大学院 藤倉皓一郎
Vol. 21, No. 2 (2010年12月)
ライシャワー生誕百周年:2010年以後の日米関係を再考する
ケント・カルダー、ジョージ・パッカード、船橋洋一、国分良成
伝統に根ざす未来:先住民の新政治とグローバルな歴史の問題 ジェイムズ・クリフォード
グローバル金融危機からいかに日本を救うか 浜田宏一
インタビュー:村上陽一郎(東洋英和女学院大学学長)
グローバル時代の人材育成に求められる「教養教育」とは
I-House Table Talk:若者の無気力について 北垣宗治
Vol. 21, No. 1 (2010年6月)
グローバル市民育成と教育の役割
ドルー・ギルピン・ファウスト、グレン・S・フクシマ、北岡伸一、飯田鉄二
鄧小平の歴史的訪日と日中関係の未来 エズラ・F・ヴォーゲル
丸山眞男の知的遺産を再考する リッキー・カーステン
コメント:丸山眞男を読むということ 苅部直
インタビュー:坂本義和(国際政治学者)
「パブリック・インテレクチュアル」とは何か
Vol. 20, No. 2 (2009年12月)
トーマス・L・ブレークモア記念シンポジウム
戦後日本の法と実務――戦後の法改正とその影響 ジョン・O・ヘイリー、原田明夫
日本における外国人と市民社会の問題 ハルミ・ベフ
ピンク・グローバリゼーション――太平洋を渡るキュート/クールを再考する クリスティン・R・ヤノ
インタビュー:猪木武徳(国際日本文化研究センター所長)
岐路に立つ日本の国際文化交流
Vol. 20, No. 1 (2009年6月)
没後20周年 松本重治氏を偲ぶ 松山幸雄、緒方貞子、加藤幹雄
日本の外交政策:アジア・欧州・米国とのバランスのとれた関係構築を目指して T・J・ペンペル
日米文化交流のゆくえ――未来への展望をともに模索して リチャード・J・ウッド
インタビュー:渋沢雅英(財団法人 渋沢栄一記念財団 理事長)
『公益』は誰のものか――新公益法人制度をめぐって
Vol. 19, No. 2(2008年12月)
高橋是清:「日本のケインズ」と呼ばれた偉大なリベラリスト リチャード・J・スメサースト
インタビュー:明石 康(元国連事務次長、「新渡戸塾」塾長)
日本の若者よ、知の格闘家たれ
Vol. 19, No. 1(2008年7月)
他のアジアたち ガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァク
シンポジウム「黒澤明監督の『遺産』~内外で異なる評価をめぐって」
Vol. 18, No. 2 (2007年12月)
アウシュビッツとヒロシマ―世界平和のためにユダヤ人と日本人がなすべきこととは? ベン=アミー・シロニー
エドワード・サイデンステッカーの思いで ドナルド・キーン
不忍池のほとりのエドワード・サイデンステッカー ドナルド・リチー
Vol. 18, No. 1 (2007年8月)
政治指導者としての小泉とブレア―イギリスからの所見― J・A・A・ストックウィン
日本と中国―アジア太平洋協力の新時代? ピーター・ドライスデール
Vol. 17, No. 2 (2006年12月)
世界へ開く日本:国際文化会館への新たな期待 緒方貞子
国際文化会館の保存と再生 小林正美
建築作品としての国際文化会館:日本建築における伝統と近代の調和を 模索して ジョナサン・レイノルズ
Vol. 17, No. 1(2006年7月)
多元的価値の共存をめざした教育:アフリカの民族と文化の多様性から 学ぶ 孫美幸
東は東、西は西 ロバート・モートン
効果的なメタカルチャーの3つの要素 デイヴィッド・ロバーソン
文化の共同体 倉田正充
Vol. 16, No. 2 (2005年12月)
小さな図書館の大きな力:国際文化会館図書室の活動 加藤郷子
私の国際文化会館図書室:日本研究者の立場から
ウィリアム・コールドレイク、ハンス・A・デトメル、 グレン・D・フック、パトリシア・G・スタインホフ
国民総幸福 キンレー・ドルジ
ブータンに見る「国民総幸福」概念:理論と実際 西川潤
現代世界における宗教の変容と革新:社会人類学的視点から ピーター・B・クラーク
Vol. 16, No. 1(2005年4月)
翻訳について エドワード・サイデンステッカー
公人としての行動と私人としての行動のバランスと中庸 ナンシー・カセバウム・ベーカー
戦前、占領下、主権回復後の日本:三つの寸描 ピーター・バートン
Vol. 15, No. 2 (2004年12月)
新しい文化外交を目指して:課題と展望 小倉和夫
中国ネット対日言論の表層と深層: 中日サッカーのアジアカップ事件を事例に 祁景瀅
カリフォルニアの青空のもとで 唐澤靖彦
Vol. 15, No. 1 (2004年5月)
ナショナルからグローバルへ:アジアから見た炊飯器、 そして日本のテレビドラマ 中野嘉子
不平等の時代:市場至上主義の時を生きる パラグミ・サイナート
「別の世界は可能である」という確信の背景 黒川妙子
放課後からの教育改革 川上敬二郎
Vol. 14, No. 2 (2003年12月)
未来への回憶:他者認識と価値創出への視点 山室信一
“灰色の領域”と”レガシー・プロジェクト” クリフォード・チャニン
これが私の生きる道? 宇野重規
ドイツ留学で得たこと、考えたこと 野田昌吾
「救世主の国」の受難を見つめて 飯島みどり
Vol. 14, No. 1 (2003年6月)
9月11日後のニューヨーク市:衝撃と反応 ジョン・H・モレンコフ
2001年9月11日以後のアメリカ:宗教的展望 ハロルド・W・アトリッジ
混乱の時代における平和の模索:アジア若手リーダーの声 三浦まり
20世紀半ばの日本 ロナルド・P・ドーア
占領終了まもない日本との出会い R・W・ラビノウィッツ
Vol. 13, No. 2 (2002年12月)
アメリカにおける、アメリカに属する、アメリカ発の、アメリカ経由の 日本研究 パトリシア・G・スタインホフ
緊急事態を真摯に受け止める:危機、人道的介入、そして社会科学 クレイグ・カルフーン
小泉内閣と自民党政治の終焉 北岡伸一
9・11以後の文化政策 クォク・キアンウン
鳥居坂から見た東京 イアン・ニッシュ
Vol. 13, No. 1 (2002年4月)
“中国の衝撃” 溝口雄三
新渡戸稲造と拓殖大学 草原克豪
戦後の日本:ある回想 ハンス・H・ベアワルド
ダルマの現代的可能性をめぐって 田辺明生
Vol. 12, No. 2 (2001年12月)
グローバルな問題としてのサッカー・フーリガニズム エリック・ダニング
戦後日本の思い出 バートン・ワトソン
韓国の日本政治研究における問題点 陳昌洙
科学技術法の法理を求めて 斎藤誠
多様性と価値選択―インターネット時代の「情報法」研究 山口いつ子
英国留学で何が変わったか? 松浦正孝
Vol. 12, No. 1 (2001年8月)
大江健三郎―魂の救い主を求めて 山内久明
戦後日本の思い出 ドナルド・リチー
回想録 エドワード・サイデンステッカー
高齢化社会をめぐる誤解―危機かチャンスか 臼井智観子
Vol. 11, No. 2 (2001年1月)
20世紀を語る キャロル・グラック
ポストモダーンのグローバル化: 消費者文化とポストモダニズムについての考察 マイク・フェザーストン
戦後日本の思い出 ウーリック・ストラウス
移民・移住問題からみた三つの中国 田嶋淳子
英領マラヤ/マレーシアの労働者をめぐる一考察 吉村真子
Vol. 11, No. 1 (2000年1月)
明日のヨーロッパをめざして テオ・ゾンマー
変わらない日本・変わりつつある日本 ジョージ・フィールズ
揺らぎのなかから―東南アジア政治の捉えなおしの私論 山本信人
Vol. 10, No. 2 (1999年7月)
日本人の美意識を探る 高階秀爾
文様から見た日本文化 田中優子
水平な都市と建築のもたらすもの―日本建築と庭園の特質 鈴木博之
戦後日本のアメリカナイゼーションと日本におけるアメリカのイメージ 柏木博
ノルベルト・エリアス『ドイツ人論』を読む 奥村隆
Vol. 10, No. 1 (1999年1月)
日米パートナーシップの修復に向けて 栗山尚一
水着とスカーフ 岡本真佐子
国際学術交流の課題 坂本佳鶴恵
政治と政治の間で 岡山裕
Vol. 9, No. 2 (1998年7月)
私の国連40年 明石康
アメリカ研究総合調査プロジェクト総括報告
日本における「アメリカ研究」に関する一考察 スティーブン・ウィートリー/シーラ・スミス
「アメリカ研究」と「アメリカ論」―外部から見た日本のアメリカ研究 国分良成
アメリカ研究の現状を考える 古矢旬
Vol. 9, No. 1 (1998年1月)
ボールドウィンの衣服 グナワン・モハマド
グローバリゼーションと人間のための開発 イシャク・シャリ
アイデンティティと雑種性 太田好信
南原繁と現代―私的な回想 加藤節
Vol. 8, No. 2 (1997年7月)
アジアにおける旧「新秩序」と日本の将来 ケネス・パイル
オリエンタリズムとグローバリゼーションを超えて 姜尚中
戦後日本のアメリカ研究 斎藤眞
グローバル化と国民文化 関本照夫
Vol. 8, No. 1 (1997年1月)
資本主義の精神における西洋と東洋―アジアにおける近代化の未成熟 富永健一
「共同体」よりも「個人」を! 青木保
東欧の「豊かさ」と日本の「貧しさ」 羽場久み子
Vol. 7, No. 2 (1996年7月)
アメリカにおけるメディアの役割―節度ある言論の場として ロバート・マクニール
日本人のアメリカ、ヨーロッパおよびアジア像 ―歴史的文脈における変化と多様性 石田雄
エジプトにおける「イスラーム運動」 栗田禎子
Vol. 7, No. 1 (1996年1月)
「文化をめぐる戦争」のるつぼの中で ロナルド・タカキ
マルチ・マルチカルチュラリズム?―「多文化主義」論争を超えて 梶田孝道
行政改革と外国モデル 廣瀬克哉
Vol. 6, No. 4 (1995年10月)
広島50周年:歴史と記憶の政治学 マーティン・シャーウィン
シャーウィン論文を読んで 有賀貞
「文化政策」の確立を 河島伸子
Vol. 6, No. 3 (1995年7月)
新しい時代の新しい日米パートナーシップ ジェームズ・W・モーレイ
異なる価値のあいだで 足羽與志子
Vol. 6, No. 2 (1995年4月)
アジア・太平洋地域における多国間主義と朝鮮問題 倉田秀也
韓国における「女性」と「民族」 鄭鎮星
Vol. 6, No. 1 (1995年1月)
アメリカの夢をアジアに エミリー・ローゼンバーグ
「アメリカの夢」の神話 松田武
アメリカの文化的影響力 石井修
Vol. 5, No. 4 (1994年10月)
「日本社会論」からの脱却―リーダーシップの欠如は何に由来するか 猪木武徳
優越政党制から競争の政治へ―国際的リーダーシップのための政治的基盤 北岡伸一
Vol. 5, No. 3 (1994年7月)
多文化主義―アメリカ社会の民主的再生へ向けて ジェームズ・アーリー
アメリカにおける「家族の価値」の危機 ローレンス・ストーン
Vol. 5, No. 2 (1994年4月)
アメリカを理解するとはどういうことか―日本からの視点 本間長世
Vol. 5, No. 1 (1994年1月)
冷戦後のアジア・太平洋地域の国際関係 渡邊昭夫
冷戦崩壊後のアジアにおける日本と韓国 金龍瑞
Vol. 4, No. 4 (1993年10月)
トマス・ジェファソンと冷戦後の世界 ウォルター・ラフィーバー
トマス・ジェファソンの遺産 明石紀雄
Vol. 4, No. 3 (1993年7月)
湾岸戦争後2年の中東情勢 フィリップ・S・クーリー
湾岸危機の起源 高橋和夫
Vol. 4, No. 2 (1993年4月)
エドウィン・ライシャワーの遺産 マリウス・ジャンセン
私と国際文化会館の40年 オーテス・ケーリ
国際文化会館のビジョンと貢献 ジャクソン・H・ベイリー
国際文化会館とは、何なのか 斎藤眞
Vol. 4, No. 1 (1993年1月)
戦後日本の社会科学と日米知的交流 石田雄
戦後のアメリカにおける日本研究―非関連性の喪失 パトリシア・スタインホフ
Vol. 3, No. 4 (1992年10月)
1990年代の欧州共同体:パートナーかライバルか マイケル・パリサー
EC統合と世界政治―日本およびアジア地域への影響 鴨武彦
Vol. 3, No. 3 (1992年7月)
アジア太平洋の地域共同体の可能性 小和田恒
冷戦後のアジア太平洋地域と日本 五十嵐武士
Vol. 3, No. 2 (1992年4月)
冷戦後世界と太平洋アジア 渋沢雅英
東南アジアにおける民主主義のジレンマ ウマル・カヤム
Vol. 3, No. 1 (1992年1月)
太平洋戦争の「教訓」 入江昭
太平洋戦争の「争点」と「目的」 北岡伸一
公開シンポジウム:太平洋戦争の再考察―歴史の意味と教訓
Vol. 2, No. 4 (1991年10月)
アメリカの教育問題 ドナ・E・シャレラ
日本の教育問題 天野郁夫
太平洋戦争の再考察―開戦50周年国際会議
Vol. 2, No. 3 (1991年7月)
地球意識と地域意識 杜維明
啓蒙主義と「アジア的」なもの―パイル論文と杜論文へのコメント 村上泰亮
Vol. 2, No. 2 (1991年4月)
日米コミュニケーション―阻害要因の検証(I) ウイリアム・ワッツ
日米コミュニケーション―阻害要因の検証(II) 本間長世
新・ロシア人―ペレストロイカは生き残るか?(講演要旨) ヘドリック・スミス
Vol. 2, No. 1 (1991年1月)
日本人の黒人観を再考する ジョン・G・ラッセル
欧米の価値観に染まった日本人―「日本人の黒人観を再考する」を読んで 猿谷要
21世紀文化軸としてのアジア:韓日文化交流拡大の意味(講演要旨) 李御寧
Vol. 1, No. 1 (1990年10月)
「日本問題」(ジャパニーズ・クエスチョン) ケネス・B・パイル
「日本問題」(ジャパニーズ・クエスチョン)が示唆するもの 中谷巌